音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

2000-06-01から1ヶ月間の記事一覧

本と白百合(1)

うわーーーーーーー!!! きょうで6月も終わりじゃありませんか。今月なにやったっけ。ほとんど某社メソッド本の取材と、原稿執筆で終わってしまったわ。あっコンサートもなんだかんだで5回行けたのか。来月はどうなるんだろう。はぁ。 さて。昨日は原稿…

本と白百合(2)

ほんと、原稿書くのって資料代がかかります。取材にいけば、経費がかかります。お金もかけないと、いいものが書けないのは事実です。だけど、どんなにがんばっても使える資料代には限界がある。 そこで「物書きたるもの資料代をケチッてはいけない! 着るモ…

あえて誤解をおそれず。(3)

しかしですね。私が大学の頃に考えていたピアノの上手いヘタなんて、どれだけむずかしいフレーズが見事に弾けるかってことに集中してました。頭ではきれいな音色とか、歌わせなくちゃなんて思っていたけど、そういうことに自分が魅力を感じきれていなかった…

あえて誤解をおそれず。(1)

今月のジャズライフで、カシオペアの取材にいったときの話。ギターの野呂さんが、昨年に20年分のメドレーをつくるのに1週間かかって、30枚ぐらいあるアルバムを全部聴き直したのだそうです。昔の自分の演奏を聴いて思ったのは、何もわからずゴリ押ししてい…

あえて誤解をおそれず。(2)

そして、昨日。梅雨でうっとうしい天気だし、なにかこうスカッとする曲が聴きたいなと思って、カシオペアの「サンダー・ライブ」を出してきました。これは私が大好きなアルバムの1枚。いまは40代となった野呂さんが、まだ20代はじめのころのライヴ盤です。…

トリオ・ザ・スクェア公開録音へ(2)

メンバー3人は、登場したときに、かなり緊張してたように見えました。考えたら、この番組の公開録音って、かなりミュージシャンにとっては心理的にキビシイような気もします。レコーディングだったらやり直しができる。ライヴだったら、それを聴いているの…

めざせイーグル! (意味不明爆)

作家をめざしている友人がいます。わたしの原稿が煮つまったときに的確な指摘をしてくれたり、なにかとお世話になっている人です。 そこで先日「男の人の書いた文章読んでる?」という話になりました。それで気がついたのですが、わたしが読むモノって圧倒的…

トリオ・ザ・スクェア公開録音へ(2)

メンバー3人は、登場したときに、かなり緊張してたように見えました。考えたら、この番組の公開録音って、かなりミュージシャンにとっては心理的にキビシイような気もします。レコーディングだったらやり直しができる。ライヴだったら、それを聴いているの…

「妄想方向の勘違い」をしないようにするには(1)

最近話題の「ストーカー」。ミュージシャンにとっても心ひかれてしまい、「あの人のことならなんでも知りたいっ!!」と調べまくっている私は、いったい彼らと何が違うのか。ということから書き始めて、もう5回目になってしまいました。きょうは、勝手に有…

「妄想方向の勘違い」をしないようにするには(2)

さらに、1日寝かせておくと、もっと良いです。その間に、その原稿のことは思いっきり頭からリセットして、なるべくいろんな本を読んだりテレビを見たりして、自分以外の人の思考回路に浸るようにします。そうやって固まっていた頭をいったんオープンにして…

トリオ・ザ・スクェア公開録音へ(1)

トリオ・ザ・スクェアが、NHK−FMの「セッション505」という番組に出たので収録に行ってきました。まず、スタジオに入ると、天井がめっちゃ高く、大ホール並みなのにビックリ。 そのせいか、音のほうは・・・抜群に良かったです。 特に今回はアコース…

「妄想方向の勘違い」をしないようにするには(1)

最近話題の「ストーカー」。ミュージシャンにとっても心ひかれてしまい、「あの人のことならなんでも知りたいっ!!」と調べまくっている私は、いったい彼らと何が違うのか。ということから書き始めて、もう5回目になってしまいました。きょうは、勝手に有…

「妄想方向の勘違い」をしないようにするには(2)

さらに、1日寝かせておくと、もっと良いです。その間に、その原稿のことは思いっきり頭からリセットして、なるべくいろんな本を読んだりテレビを見たりして、自分以外の人の思考回路に浸るようにします。そうやって固まっていた頭をいったんオープンにして…

トリオ・ザ・スクェア公開録音へ(1)

トリオ・ザ・スクェアが、NHK−FMの「セッション505」という番組に出たので収録に行ってきました。まず、スタジオに入ると、天井がめっちゃ高く、大ホール並みなのにビックリ。 そのせいか、音のほうは・・・抜群に良かったです。 特に今回はアコース…

外見はオトナ、中身は「おこちゃま」

きのうのつづきです。どうして有名人のストーカーをする人は、何の根拠もなく 「あの有名人は自分のことを好きなハズだ」と確信してしまうんでしょうか。いろいろ本を読んでみましたが、原因は、その人が精神的に未熟で、非常に 子どもっぽい考え方をしてい…

キーワードは「おめでたい勘違い」

きのうのつづきです。魅力的な存在として大衆の前に姿をさらすというのは、人気者になるために、 あるいはスターとして、ミュージシャンとして、なかなか避けられないことです。有名人につきまとう、いわゆる「スターストーカー」は、 ストーカー全体のなか…

ファンとストーカーのちがいについて

ストーカーって言葉をよくきくようになりました。なんだか気になって、ストーカー関係の本を買ってきていろいろ調べている ところです。実は私の場合、自分の心の内面がストーカーとどこがちがうのか、なんだか 心配になってたんです。好きなミュージシャン…

きょうは父の日 (1)

1960年代に、日本じゅうを公演してまわっている劇団がありました。 その劇団には、アコーディオン弾きの若い男がいました。劇中にはさまざまな音楽を使うのですが、すべて伴奏は彼がアコーディオンで弾くのです。役者が歌って踊るときの伴奏もやります。ロシ…

きょうは父の日(2)

劇団をやめて、男は中学校の先生になりました。劇団で全国の学校をまわるうちに、学校の先生もいいなと思ったのでした。大学では経済学部だったので、社会科の教員免許をとっておいたのです。芝居っけたっぷりの面白おかしい話は、生徒に人気が出ました。男…

いざ、ピアノ・レッスンへ 1

ロシア人のピアニスト、ニキタ・ユジャニン先生のところに ピアノのレッスンにいってきましたーーーーー!! 気がつけば、昨年の10月以来だから・・・8ヶ月ぶりです。レッスンの冒頭で、まず一度通して聴いてもらいました。 途中つっかえながら弾きはじめ、…

いざ、ピアノ・レッスンへ 1

ロシア人のピアニスト、ニキタ・ユジャニン先生のところに ピアノのレッスンにいってきましたーーーーー!! 気がつけば、昨年の10月以来だから・・・8ヶ月ぶりです。レッスンの冒頭で、まず一度通して聴いてもらいました。 途中つっかえながら弾きはじめ、…

いざ、ピアノレッスンへ 2

山積みの問題点のなかで、胃のあたりの腹筋に力が入っていることが判明しました。 胃のあたりが、弾いているとズンズン前に突き出ているんです(爆)。ふうっと息を吐くとそこがへこむ。でも、たしかに胃のあたりの腹筋に力が入っているときとそうでないとき…

いざ、ピアノ・レッスンへ 3

けどねー、どうしても「バラード1番」は ユジャニン先生に見て欲しかったというのも本音。世界で1番大好きな曲のひとつ。こよなく、めちゃくちゃ、愛してる曲なんです。 なのに、どれだけやっても一向にキマらなかった。前回持っていった「幻想即興曲」も…

ブレイクしていくひとたち(1)

この日記のいちばん下に、「melma!」の広告があります。 このまえ、何気なくそこをクリックしていったら、メルマガサイトだったんですね。 メルマガ発行部数ランキングを見たらら、なんと最近ブレイク中の作家・田口ランディさんのメールマガジンが上位に載…

ブレイクしていくひとたち(2)

物書きとして一人前になる方法はいろいろありますが、わかりやすいのは賞をとるという方法です。 だけど、ランディさんはメルマガでブレイク。笠原さんは、単行本を出し続けて徐々にブレイク。石原さんは・・・強烈な本のインパクトでブレイク。 みんな、自…

塩谷哲「COOL CLASSICS」

先日ショパンでピアニストの塩谷哲さんにインタビューしましたが、 そのコンサートの案内がこちらにあります。http://www.nihon.net/bunkamura/event/cool/cool.htmlかなり素敵な写真(!)もあるので、SALTさんに興味のある方は 寄ってみて下さいね。 …

やっと平常モードに・・・。

インコグニート『100°and rising』。 友人が貸してくれたのですが、これ、めちゃくちゃ好みです。 うーむ、ソウルボッサトリオみたいな・・・(爆)、説明になってないなー。 もしかして私っていわゆるジャズより、こーゆー(どういう??)踊れる系統の音楽…

ようやく復活。5日間もなにやってたんだ!?

今日になって、やっと仕事モードに頭が復活しました。 おいおい。木金土日月・・・5日間も、うだうだしてたってわけ? うだうだしてた間、サッと頭を切り替えて、次の仕事に入るのができない自分が、すご〜くイヤでしょうがなかったんですね。 復活のきっか…

虚脱感のあまり、次の仕事に切り替え不能(爆)

ノンフィクションの原稿も提出したし、メソッド本の取材も終わった。あとはメソッド本の原稿を書くだけだ!! さーやらなきゃ!! ・・・・と思ったんですけどねえ。なんだか、ボーゼンとしてしまって、ちっとも仕事が進みません。ここんとこ、1ヶ月ぐらい…

メソッド本取材のラストは大御所!

ピアニスト中村紘子さんを「ヒロコちゃん」といってしまう方がいます。慶応・ジュリアードの両方で大先輩にあたる、中村菊子先生です。 この菊子先生のところに取材に行ってきました。 先生はアメリカのピアノメソッドをもう、何種類も翻訳しています。それ…