2011-01-01から1年間の記事一覧
ピティナには5・6年前から入っているのですが、ただ会報を読むだけでした。会報の内容はものすごく水準が高くて、娘も含め、自分が教えている子どもたちはコンペとは無縁でしたし、なんだかハイレベルで別世界だなと、思っていました。しかしそんな考えは…
金曜日に、上原ひろみがニュース番組にでるというので録画しておいて見たら、「若者の内向き思考」について、ニューヨークを拠点に活躍する上原さんと矢野顕子さんがコメントしつつ、上原・矢野のライブ映像を宣伝するという内容でした。外国なんか行かない…
「聴く力」の単行本用資料として注文。いま読んでいますが、なんだか私の書いていることと似たようなことが書いてあります。楽譜というのは記号に過ぎなくて、音楽というのは鳴り響く音なんですよね。そのへんの違和感を論じた箇所に共感します。ミュージッ…
資料で読んだ坂本龍一さんの自伝です。これ、本としてもすごく面白かったです。 はじめは図書館で借りたのですが、保存版だと思って改めて買いました。 変わった子どもだった小学生時代、作曲やピアノのレッスンの様子、新宿高校時代には学校をさぼり、芸大…
最近ブログやツイッターやいろいろなインターネットに参加する人が以前よりずっと増えてきたと実感があります。私はけっこうこの世界では古株で、1998年ぐらいからブログも書いていたし、その前もパソコン通信やってましたし。インターネットでたくさんのす…
ピアニスト川上昌裕先生のブログを見に行ったら、カプースチンの「シンフォニエッタ」の楽譜が発売になったと書いてありました。http://www.masahiro-kawakami.com/blog/index.php?e=614ビート感のあるピアノ曲には、つい、反応してしまいます。 カプースチ…
地元にピティナの新しいステーションができるというのでステップの説明会に行ってきました。なんと多喜靖美先生のお話を無料で1時間半も聞くことができました。あくまでステップの説明ではあるけれど、室内楽や朗読の導入のお話にも触れていて、素晴らしかっ…
ピティナの会報。阪田知樹さんインタビュー(2011年特級グランプリ)にチェルニーに関する面白い発言がありました。練習曲が大好きで、先生からチェルニー40番や50番を渡されたときは、純粋に「次は違う練習ができるぞ」というわくわく感があったとのこと。…
中野振一郎先生のチェンバロ講座に行ってきました。電子ピアノについているチェンバロの音色を活用すべく、チェンバロならではのレパートリーやトリルの入れ方、アーティキュレーションのつけ方、指づかいなど、テキスト「チェンバロをひこう」をもとにお話…
音色についての本を買ったら、ほとんど物理の本だった。音色の感性学―音色・音質の評価と創造 (音響サイエンスシリーズ)作者: 岩宮眞一郎,日本音響学会出版社/メーカー: コロナ社発売日: 2010/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブロ…
田村智子先生には、「アルフレッド・ピアノライブラリー」の取材でずっと昔にお話を伺うチャンスがありましたが、岩瀬洋子先生にはお会いする機会がなく、読譜セミナーがあるというので行って来ました。読譜!!困ってます、うちの娘(小学3年)。「4歳の…
前回講師をつとめさせていただいた藤拓弘先生の「リーラムジカスペシャルセミナー」、第4回は、ピアノ教育界の重鎮、江崎光世先生が講師。私はムジカノーヴァの取材でお伺いしました。講師歴10年未満の先生方を対象ということで、会場は非常に若い熱気に満…
ブルグミュラーでお国めぐり お話ピアノ連弾曲集 大人から子供まで楽しめる! Around the World with Burgmuller作者: 後藤ミカ出版社/メーカー: ドレミ楽譜出版社発売日: 2009/06/23メディア: 楽譜この商品を含むブログ (5件) を見る11日に、新大久保のスタ…
9月になって単行本の企画2冊を抱えながら、取材も含めた雑誌の仕事が入ってきました。今度出るムジカノーヴァでは、特集のお手伝いもしました。そして今月はまた取材が2本。まだまだ量的にはたいしたことないですが、渡米前の状態にだんだん戻ってきていま…
ここのところ私としては猛烈な勢いでセミナーに通っています。いちおう5年分の日本でのブランクを取り戻さないと! というよりは、面白いからですが。ということで、20日は、ムジカノーヴァでも連載をされている作曲家の轟千尋先生の講座でした。轟先生は…
チェルニーの講座がある!! ということで行ってまいりました。講師は松本倫子先生。桐朋を卒業してドイツで勉強された先生です。 その昔、桐朋では先生が変わるとチェルニーを何度も最初からやり直しさせられた、という話を青柳いづみこさんから聞いていま…
ピアニスト中井正子先生の生音を、日本に帰ってきてからずっと聴くチャンスがなく、ようやくセミナーに行って聴くことができました。曲目はモーツァルトのソナタ。トルコ行進曲の入った作品331を中心に教えてくださいました。セミナーではあるけれど、演…
小学生向けのミニ伝記っぽい仕事をしていて、与謝野晶子について書くことになりました。「みだれ髪」と、学習漫画の「与謝野晶子」、それから渡辺淳一先生が晶子と夫の与謝野鉄幹について書いた小説「君も雛罌粟われも雛罌粟」、まだまだ資料はあるのですが…
ようやく夏休みが終わりました。息子の幼稚園の預かり保育があるときに、日本フィルのコンサートや美術館、ピアノランドフェスティバルなど、娘とふたりで電車に乗って出かけたのが良い思い出になりました。娘はものごころついてから日本の夏は初めてで、温…
社会・経済批評を非常にわかりやすく、鋭い視点から展開している「ちきりん」さんのブログを1年ほど前から読んでいます。ちきりんさんの夏休みおすすめ本があって、興味を持ったのでいくつか読んでみました。そこで一番衝撃的で、これはピアノの先生、学校…
きのうはムジカノーヴァの取材で、ピアノランドフェスティバルに行ってきました。毎年行われるこのイベント、はじめて行きたいと思ったころには娘がまだ赤ちゃんで外出困難、そのうち渡米してしまい、 やっと今年初めて行けました。レポートはムジカノーヴァ…
夫の夏休みに合わせて、伊豆の河津町にある今井浜海岸にでかけてきました。 海は遠浅で、大人のひざぐらいの深さでも波に流されるぐらい、いい波が来ていて、水もきれいです。ビーチの脇には岩場もあります。早朝や夕方には、サーファーがサーフィンをしてい…
チェルニーの本にしても、太田先生の授業を扱った「りんごは赤じゃない」でも、とにかく、数年間かけて膨大に取材をしました。とにかく調べないと、いろんな人に話を聞こうと。取材というのは大事なんですが、取材さえ多ければいい本になるかというと、それ…
きのうのブログの続き。要するに、最近、多少のお金と時間があれば、さまざまなすばらしい機会を大人も子どもも得られるようになり、選択肢がものすごく増えています。こうなると、行かない、やらない、ということも結構な決断になってきて、非常に高度な判…
ドラマが終わってからしばらくたってしまいましたが、林真理子さん原作の「下流の宴」は、原作も買って読みましたし、ドラマも面白く見ていました。ところが先日うちの母と話していたら、 「下流の宴って見てた? あれ、何がいいたいのか、だから何なのか、…
平日、朝の11時に開演のオーケストラなんて、夏休みならでは。要するに夜に出かけるのが大変な私が、娘にかこつけてとにかく外出の容易な昼間に、オケを聴いてちょっぴりバレエも見られたら、という趣旨で小学3年生の娘を連れて、サントリーホールに出かけま…
娘とふたりで、国立新美術館に行ってきました。ワシントンのナショナルギャラリーから、印象派がたくさん来ているのですね。結局アメリカにいるあいだにいけなかったワシントン。今日行って思いましたが、なぜかその昔、私がパリのオルセーで買った絵はがき…
この前のピアノの先生方を対象にしたセミナーで、これからのピアノ教師に必要な資質は何か?という質問を藤拓弘先生にいただき、もちろん「勉強熱心」「経営のこともちゃんとする」というようなことも大事だとは思いましたが、そんなことはおそらくとっくに…
なでしこジャパンの快挙、すごかったですね。うそでしょ!?というぐらいの勢いで。アメリカにいると、日本人って体格は基本的に白人に負けているし、バネじゃあとても黒人にかなわないし・・・バレエに行ったら柔軟性はアジア人のほうが優れているみたいだ…
この1ヶ月ほど、かかりきりで準備していた藤拓弘先生主催のセミナーでの講師としてのプレゼンが無事に終了しました。テーマは「チェルニーの効果的な使い方」。著書「21世紀へのチェルニー」であれこれ調べて、チェルニーはやってもやらなくてもいい、という…