音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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トリオ・ザ・スクェア公開録音へ(1)

トリオ・ザ・スクェアが、NHK−FMの「セッション505」という番組に出たので収録に行ってきました。

まず、スタジオに入ると、天井がめっちゃ高く、大ホール並みなのにビックリ。
そのせいか、音のほうは・・・抜群に良かったです。
特に今回はアコースティックな編成なのもあって、全体の音のバランスとか、それぞれの楽器がどんなふうに響くかが、すごく印象を大きく左右したような気がします。そういう意味で、ものすごく気持ちよい音でした。

で、私がまず耳ダンボになったのは、松本さんのピアノの音! さすがNHK、
使っていたのはやっぱスタインウェイのコンサート用ピアノ!! 
残念ながらライヴハウスでこのランクのピアノを置いている
ところはめったにないんじゃないかなー。このピアノを、いろんな表情で松本さんが鳴らしまくり!! いやーーーーーーもう、スゴかったです。聴き惚れました。
さらに、ドラムとベースの音も、とっても豊かな感じというか、ふわっと広がってるんだけど中身も充実してるイメージでした。
則竹さんのドラムセットは、STBで見たときよりもさらに点数が減っていて、ほんとにシンプルになってました。ひとつひとつの音が、すごくクリアーに表情を持ってきこえてきました。とくに右手にあるライドシンバル?? の音がね〜、「キーーーン」っていったり「チーン」っていったり、「ジャーン」っていったり、いろんな音がしてて、しかもそのどれもがドキッとするぐらいきれいな音色でした。ドラムソロは、ふだんのライヴにくらべればもちろん短かったんだけど、強烈なインパクトがあって、すっかり引き込まれてしまった・・・。
須藤さんは・・・・なんか、すごくやせたように見えるんだけど・・・?・・・というのはおいておきまして。ものすごく余裕と充実感と緊張感の感じられる演奏でした。うまくいえないな〜。茶色い6弦(?)のベース1本で演奏していましたが、なんとも伸びのある、いい音色でした。