音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

スカアとは

今日は大人の生徒さんがいらして
ショパンのバラード2番。
私も脂汗流しながら弾きました。
難しいけど
スカアやり直しで弾きやすくなっているのを実感。
基礎の徹底やるとコスパ高い気がいたします

 

スカアは
スケールカデンツアルペジオの略 永瀬まゆみ先生が、レッスン時間節約のために考えたお言葉です!!!
永瀬礼佳先生のセミナーで教えていただき、これは私がひろめる。と決意しました。

「オンラインレッスンの組み立て方」船橋 伊藤楽器さまにてセミナー

船橋の伊藤楽器さまで「オンラインレッスンに適した教材、活動を考える」セミナーでした。
久しぶりにリアル対面。楽しい、、、しみじみ。
クスクス笑いとか起きるとめちゃくちゃやる気出る。笑

皆でアルプス一万尺をしたら(タッチしない寸止めバージョンで)皆さまバージョンが複数あり、どよめきが!! 肘を曲げるL字のやつ。

今年初の楽器店セミナー。幸せでした
撮影も入り、来週から録画受講できるそうです。

http://www.ito-ongaku.com/info/info-100062/?fbclid=IwAR0IGCk6thm2hSaHpTBZ6yNOc6zESZzXfEl5s0rxdXpZGKd0eFJs4DS6eQ0

田口さま、ありがとうございました!!

 

 

次回楽器店セミナーは、3月4日の名古屋 ららぽーとみなとアクルス店です。午後はひきあい会。お待ちしてます。


https://ameblo.jp/mimeyama/entry-12651855275.html

 

ご感想いただきました。
「お話くださった内容は、オンライン・対面を問わず、今後にいかせるものでした。
固定観念にこだわっていた指導だったなぁという自分に対しての気付きもありました。

生徒に合った指導を、と思いつつ、基礎が終わったらブルクミュラーをやって、ソナチネして、というのが正統派、という頭がまだあります。
小学校高学年や中学生には、コード奏も取り入れてはいるのですが。

気持ちも新たに帰ってきました❗️」

 

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ドアノーの写真展

Bunkamuraの写真の展覧会に行ってきました。
フランスのミュージシャンを撮っていたドアノー展。

 

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完全に1950年代のパリに行った気分になれました

白黒写真で切り取られると雰囲気が独特。

ジュリエット・グレコポートレートが奇跡みたいで素敵だった、、

ドアノーのセルフポートレート見たら
現場で会うカメラマンさんみたいな感覚
名刺交換したくなった

 

使ってたカメラがあって

この頃はフィルムだから

1枚、1枚、

どんな気持ちでシャッター押してたのかなと思ったらせつなくなった

全部白黒写真で

白黒ってエレガントだなぁと思った

帰りにドゥマゴに寄ったら

ドゥマゴの壁も、一面、白黒写真が壁に飾ってあった

 

 

https://www.fashionsnap.com/article/2020-11-11/robertdoisneau/?fbclid=IwAR1HL6O-_hpOiUI2AN9D5q8eTE6b8H2M4wYCmnpSveAJLbGXWTo-AfApIDs#lg=1&slide=1

 

 

斎藤守也さんのライブを聴きながら多喜先生の思い出に浸った1年前

昨年2月の斎藤守也さん杉並公会堂のライブのとき、

私は、恩師の多喜靖美先生を10日前に亡くして、

呆然としながらコンサートに行きました。

とても救われたのでFacebook に書いていたのですが

なんか動揺していてブログに上げるの忘れていたみたい。もしかしてどこかに書いたかもしれませんか。

この日はSHINRAとSHINEの初演でした。

 

 

 

ライブに行って、静かな曲でいろんなことを思い出して
その世界に浸る時間は、自分にとってかけがえのないもの。

昨日は、斎藤守也さんが弾く「いつかの空」を
ベーゼンインペリアルで聴いたからか、スイッチが入ってしまった。
この曲はこれまで毎回スイッチが入る曲ではなかったんだけど

1カ月ひきこもってコンサートの準備をしていた守也さんのパワーがすごかったということか。

音に浸って浮かんでくるのは、ふと一人になって空を見上げたときに
考えることとだいだい同じ。

今の私が考えるのは、1月30日に亡くなった私のピアノの師匠、多喜靖美先生のこと。

先生には、8年間ピアノを習って、たくさん曲を聴いてもらった。

いまでこそ人前でセミナーで演奏しているけれど
先生のところにはじめてレッスンに行ったときは、チェルニー30番を間違えまくっていて中学生の頃ぐらいまで指の感覚が退化してしまっていた。
そこから何年もかけてじわじわと育ててもらって、
なんとなく弾けるようになってきて、
そんなときに斎藤守也さんに仕事でお会いして、お手伝いをすることになり、
楽譜がある守也さんのオリジナルを全曲弾かなければ書く資格はないと思い、
練習し始めてから、毎回レッスンでみてもらった。

斎藤圭土さんのBoogie Back to YOKOSUKA も、先生には一緒に弾いてもらった。
いつもレッスンを一緒に受けていた息子は、
私のレッスンの間はゲームに熱中しているのだけど、
あのときだけはびっくりしたように演奏を聴いて、
「先生、スゲー、初見で弾いちゃうの? 神だ」と、叫んでいた。
自分が神に習っていることを、そのときまで息子は知らなかった。

先生は、守也さんのことはまったく知らず、演奏も聞いたことがないのに
先生が初見で弾いてくれた守也さんのオリジナルは、ライブに通いつめて必死に練習した私の演奏と、比較にならないほど素晴らしかった。

譜面から音楽を読み取る、拍子感を持っている、脱力をマスターしているピアニストってすごいんだなと、改めてすごい音楽家に習っているんだと。
自分が本気になって守也さんの曲を練習したから、わかった先生の凄さ。

先生のレッスン室にはベーゼンとスタインウェイセミコンがふたつ並んでいました。
以前はベーゼン、最近はスタンウェイを毎回弾かせてもらっていました。

ベーゼンは音がいいと味わう以前に弾きにくかったな・・・
コントロールが難しくて。家で弾いたフレーズがぐちゃぐちゃに崩れちゃうの。

さすがにインペリアルではなかったけど、黒い鍵盤のあるセミコンだったから
幼稚園の頃、息子を先生のところに連れて行くと
「あとバーナム2回弾いたら、その黒いところ触っていいわよ」とかいってくださって
黒い鍵盤を弾いて、ものすごい低音に息子は大興奮していたっけ。

先生がレッスンで生徒に弾かせる楽器をスタインウェイに変えてから普段はベーゼンを
弾かなくなったのだけれど、CHASEが弾きたいからといって一度頼んでベーゼンで弾かせてもらったことがあって。
「この曲、確かにベーゼンで弾くと低音の響きがいいわね」といってくださった。

先生は2年前に病気が見つかり、入退院を繰り返しながらレッスンしてくださって
いつもレッスンのときには病気の話はしなかった。
いつも音楽に没頭していて私は先生が病気であることを忘れていた。
この曲どうしようとそればかり必死で。
私が弾き始めると先生も集中するので、忘れてくれていた。
昨年11月の最後のレッスンのときだけ、はじめて、
「腰が痛いのよね」と姿勢が辛そうだった。
それまでも辛かったのかもしれないけれど
なにもおっしゃらなかった。
とびきりの笑顔で、いつも迎えてくださった。

スタインウェイに私が座り、右手を
ベーゼンに先生が座り、左手を弾いてアンサンブルするのは
毎回のことだった。

走ったり転んだりする私を、先生のロールスロイスのような安定感で美しく進む音楽が
しゅーっと包み込んでくれて、
いつの間にか、私も先生と一緒のペースで歩みながら弾いていた。

守也さんのオリジナル「OROSHI」をレッスンに持っていったら
初見で私とユニゾンしてくださって、スタインウェイとベーゼンで
2台ユニゾンで1曲通したこともあった。

楽譜に書いていない微妙な強弱のつけ方を和声から読み取って教えてくださって
CDを聴き直したら、守也さんもそうやっていた。
なんでわかるんだろう先生…、本当にすごい、って、驚いた。

そんなことを走馬灯のように思い出しながら、「いつかの空」を聴いていた。

毎回、コンサートでスイッチが入って、思い出す出来事や、風景は、違う。

守也さんのインペリアルの響きに包まれると、スイッチは入りやすい。

守也さんのオリジナル曲をインペリアルで聴くのは本当に特別な時間。

2曲目で既にこうなっていたけれど、そのあともどんどんディープに記憶が深堀りされていくような曲、演奏が続いた。

「シャイン」という新曲を演奏してくださった。。

子ども医療センターで亡くなったお子さんのことを想って、書いた曲、ということだったと思う。

私は、そういう話を聞いてから演奏されたらすぐにウルウルしちゃう、というふうにはならない。

ピンとこないことのほうが多くて、自分の音に対する我儘さに、うんざりする。

でも守也さんのこの曲は、ピンときたというか、先生が亡くなってから10日ほど、私が背負って向き合ってきた景色そのものだった。

ホールを満たす音に、自分の意識が溶けていくような気がした。

ライブの後半になって、守也さんは、生き生きとしたリズムの曲をたくさん弾いてくれた。

いったん全部溶けた自分の意識に、すっとリズムが表れて、脈打ち始めたような感覚。

私は生きている。

生きている。

スイッチがうまく入るコンサートだと、すべてがリセットされて生まれ変わるような感覚になることがあるのだけど、
この夜は、それだった。

いつもコンサートが終わるとあれが良かったこれがすごかったと機関銃のようにしゃべりたくなるのに、

言葉が出てこなかった。

音楽は、ぜいたく品じゃなくて、必要な栄養だと、いつも小曽根真さんが言っていて、
何度もインタビューでもうかがって、原稿にも書いてきたけれど、

いま私に必要な栄養を、この日は注いでもらった。

ぼんやりとしている時間と、

「そうだ。あれをやらなきゃ」と、動き出す時間、

どちらもあっていいのだけれど

きのう、コンサートを聴いてから、なんとなく、ぼんやりしている自分が小さくなって
動いてる自分のほうが大きくなってきた。

 

 

ここまでが1年前に書いたもの。

 

5月に出たこのアルバム「ストーリーズ」にも救われてます。

 

STORIES

STORIES

  • アーティスト:斎藤守也
  • 発売日: 2020/05/20
  • メディア: CD
 

 

 

いま必要な「学び」を考える 対談セミナー

今日はピアノの先生方を対象に、研究のやり方について対談形式のセミナーでお話をさせていただきました。
音楽ライターという夢のようなお仕事をもう20年以上続けさせてもらっています。
そのためには全身全霊で自分にできるだけのことはやってます。たくさんの音楽を聴いて知識を増やす、ライブに通う、資料を読み込む。
言葉にすると簡単ですけど、資料を集めるのにもお金かかりますし、置き場所も整理整頓もばかになりません。休みの日に1日かけて資料の整理していることもしばしばです。家の中に私の資料だけが異様な量でスペースをとり、家族にいつも「ごめんね」とあやまっています。
子育てをしながらライブに通うのは、正直、たいへんです。Facebookをご覧になっている方ならば、私がライブ前に揚げ物をしたりしてご馳走を作り、当日はカレーを作り、ものすごく気を使って留守にしている様子をご存じでしょう。もちろんライブは自分の生きがいで、行きたいから頑張るんですけど。それも知識をつけるための活動ではあります。

ピアノが弾けて楽譜が読める、これは私の特技なので、インプットには活かしています。分不相応なチェコ製のグランドピアノで毎日ピアノを練習して大勢ピアニストを育てた先生に個人レッスンに通って、恥をかきながらステージでもたくさん弾いて、弾くほうはまあさておき、耳は鍛えて、まあ、子育てでライブ通いの経験値が少ない分少しでもプラスアルファってところです。好きだからやってるだけではあるんですけど。まあこれも憧れのアーティストとお話するときに少しでもお話についていけるようにというのはあります。

私なんてほんとに微々たる量の資料、頑張ったとしても行ったライブの本数もそんなに多いわけじゃない。音楽ライターを名乗るのも恥ずかしいと思うことがよくあります。

それでも書き続けたいから、自分なりに工夫をして限界までインプットはにはつとめてきました。当然いまもやってます。
ここまで突き詰めてやってきたノウハウがあるので、毎月限られた予算で勉強をしているピアノの先生方のお役にたてればと思って企画したものでした。

背景には、現在ピアノの先生方をターゲットにした高額セミナーに関するご相談が相次いでいることが

限られた予算と時間とエネルギーで、待ったなしの問題を解決し、遠い昔の学生時代に仕入れた知識を令和仕様にバージョンアップしていくのか?
毎年昭和音大でキャリア講座をさせていただいているので、そのキャリア講座でお話しているピアノの先生のキャリア形成みたいなところと組み合わせて いま、必要な「学び」を考える という大げさなタイトルに。大げさかつ漠然としたタイトルなのに、100名以上の方が聞いてくださいました。

お役に立てればと思い、現場経験が豊富な古内奈津子先生をお招きして対談のかたちをとりましたが、これが良かった。対談形式って楽しいですね。

スッキリした、知らないことばかりだった、自分のやっていることはこれでよかった、うまくいかない原因はここにあった…
等々のご感想を読んでいると、やや大きな漠然としたテーマではありましたが、きちんと伝わったようで、ほっとしています。

本日のセミナーは録画受講も可能ですので、もしご興味のある方はご連絡ください。3月には続編でzoom交流会を予定しております。

 

古内奈津子先生のブログにもこのセミナーの記事があります。是非ご覧ください。

 

https://ameblo.jp/happyfururu/entry-12654665247.html

 

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アメリカのギャラント先生、ワクチン接種

カリフォルニア在住時から師事しているギャラント先生と電話で英語のリーディングレッスンでした。
先生、なんと、コロナのワクチンを打ったそう。ご近所のスーパーの薬局で。しかも無料。
4週間後にあと1回打つそうです。
痛くなかった。翌日打ったところが若干ピリッとしてたけどインフルエンザみたいな感じだったとか。
高齢区分になるから順番が早かったそうだけど。
日本はまだなの? と心配されちゃいましたが、
アメリカにいる先生のこと、本当に心配だったから
よかった。
ワクチン接種が急に身近になってきました。