南大沢ステップで、年長の息子と宇宙戦艦ヤマトを弾いてきました。
テレビアニメで、リメイク盤の「宇宙戦艦ヤマト」が放映されてから、お絵かきもヤマト、見るテレビもヤマト、歌う歌はヤマトのテーマ。ってことでヤマトならピアノも練習するけど・・・という様子の息子に、それならばと、耳コピでメロディをとらせました。それを私が採譜して、一応、楽譜を見ながら弾くという体裁に。最初はイ短調で一度弾かせたのですが、テレビと同じ高さの調がいいというのです。そのため、息子はハ短調でコピーしました。黒鍵がいっぱい、指づかいもかなり無理やりなのですが、目をつぶることにして。
ほとんど右手だけ、時々左手を使うアレンジ。本当は伴奏も左手で弾ければいいのですが、ちょっと無理だったので、私が左手部分を弾くことにしました。毎日即興で伴奏をつけながらアレンジを決めて、それを楽譜に書き、ピティナの事務局に送りました。そうすれば、自作アレンジでも良いんだそうですよ。
しかし最近はなんとなく弾けるようになっちゃったし、テンションがさがっていて、前日に多喜先生のところにレッスンに行くと、最初の音からしてひとりで勝手に弾いてしまうし、途中も止まりそうになるし、音ははずしまくるし、最後は私も合わないし、どうしようとも思いましたが、
「出ないよりは出たほうがうまくなる」
という動機で応募したわけで、聴いていただいた方にどう思われるかは、まあ、その次ということで、仕方ないかと、あきらめて気にしないことにしました。
当日、会場に行くと、多喜先生の地元のステップで、先生や門下生のみなさんがスタッフに参加していて、ほっとしながらも、ステージで弾いていたらだんだん緊張してきました。息子も緊張したといってました。たくさん課題はありますが、テンポが以前より安定してきました。
本番で舞台の上だけは、とても真剣で、集中して弾けていました。
それまでの練習で真剣なときがほんとうに珍しいんですよね。1日1回もないと思います。
こうして冷や汗をかきつつ本番にたくさん出すのが大変だけれどレベルアップには手っ取り早いのかというのが結論です。
午後までいられなかったのが残念ですが、暖かく熱心な雰囲気が素晴らしく、挑戦してよかったです。
講評には、ターンタのリズムが甘いからかっこよく弾いてみようとか、指づかいをそのうち頑張ろうとか、温かくも大変勉強になるお言葉をいただきました。それ以前、それどころじゃないという状態でしたので、ハイレベルなことがらについて講評をいただけたというのが、ある意味、本番だけ聴くとけっこうちゃんとできていたんじゃないの? という受け止めかたもできるかと。能天気すぎるかもしれませんが・・・
わが子のピアノとなると、どうしても点数が辛くなってしまいますが、楽しく頑張れるようにいきたいと思っています。