けさは多喜先生のところに個人レッスンに行ってきました。
ショパンのエチュード。なんとか通したけれども、片手で弾きましょうということになり、片手で弾いたらなんかもうボッロボロ。音も読み違え何箇所か。うわぁあああもうあの臨時記号の山、ダブルシャープとか目がチカチカして(涙)
左手も片手で聴いていただきました。先生に真剣に聴いていただくと、火事場のなんとか的な集中力で、めちゃくちゃ頑張って弾けます。こんなに心を込めて最近弾いただろうかというぐらい片手に心を込めて弾きました。間違えまくっ
てましたけど。聴いてくれる先生がいたから、こんなふうに頑張れるんだなぁと自分で再発見。ひとりでもいいからすべてをわかってくれる人が集中して聴いてくれたら、充分ですね。
ベートーヴェンのテンペストの1楽章もやっと最後まで譜読みしました。最初はわ〜楽しい〜と盛りあがっていましたが、音の切り方やら歌い方やら粒の揃い方に和音の響かせ方になんだか気をつけることが多すぎて、単行本のゲラ直しじゃないかというぐらい目がしょぼしょぼしながらも(譜読みがいまだにあやしいので読みながら弾いているので)、必死に弾いていました。
先生のお宅のベーゼンで弾くとまた格別に和音の鳴りとか、味わい深いです。いい曲なんだなぁ。ベートーヴェンってほんとにカッコいい。辛口で。レッスンに通いはじめてそろそろまる2年、ようやく少しレッスンっぽいレッスンが受けられるようになってきた感じです。
- 出版社/メーカー: ヘンレ社
- 発売日: 2009/08/01
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