音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

レッスン行ってきました。ハイドンのトリオ1楽章と、ドビュッシーの「運動」

今日は多喜先生のところに自分のレッスンに行ってきました。室内楽ハイドンのトリオ、ピアノパートをみていただきました。ピアノだけでも和音を鳴らすときのバランスが良い必要があるので、そのへんを整えるとか、タララタララみたいな3連符がうるさくならないようにとか、かなり基本的なことを直していただきました。先生が弦パートを弾いて下さって2台ピアノ状態で合わせていたのが楽しかったですが、息を先生がスッと吸われるので、「おお、こうやって息を吸ってあわせるのね」と改めて勉強に。っていうことは、普段から、スッと息を吸ってから弾き始めるように練習しておいたほうが良いですね。でも私、鼻炎もちなので、鼻でうっかり息を吸って、ずずっとか音がしたらどうしよう。口ですう〜っと吸うと鼻で吸っているのと音が違って生々しくて気持ち悪いしな。室内楽で合わせる前には念入りに鼻をかんで(うわ、なんか美しくない話になってきて申し訳ありません)鼻で息を吸ったときに「すっ」といい感じのブレスが出せるようにしておかないといけないのかな。そうだろうな。う〜む。う〜む。深い。16分音符はここ数日の特訓の成果でけっこう転ばなくなってきました。ずいぶんすぐマシになったなぁ。よっぽどこれまでサボっていたってことですかね。

11月からずっと弾いているドビュッシーの「運動」、ようやく今日は暗譜で聴いてもらえました。なんだか弾きながら「わ〜忘れたらどうしよう〜どうしよう〜どうしよう〜」とドキドキしていましたが、でも忘れずに止まらずに最後までたどり着けてほっとしましたね。この曲も三連符が高速なので、若干転んでいる箇所があるのでそれを整えたり、あとは中間部でごちゃごちゃしている難しい箇所で、和音のバランスをもっと整えたほうがいいとか、そのへんでアドバイスをいただきつつ、「これ、どこかのステップで弾いたらいいんじゃない?」とのお言葉。そうですね、夏休みに平日ステップっていうのが表参道で昨年あったので、あれいいなと思っているのですが。ま、仕上げておけば、弾く場所はあちこちあるってことで、もう少し仕上げたいと思います。長い間レッスンに通っていなかった私のピアノ、だいぶリハビリモードから復帰モードになってまいりました。「練習全然してなくてもとにかくレッスンは行く」というのが、とにかく重要だと身を持って痛感しています。