音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

2000-01-01から1年間の記事一覧

フュージョンで卒業論文(1)

「フュージョンで卒論を書きたいんですけど」というメールが来ました。 実はフュージョンで卒論を書きたいっていう大学4年生、メールが来たの2人目なんです。うー。驚いたなあ。ふたりとも大学こそ違うものの、私と同じような学部で音楽の勉強をしている人…

フュージョンで卒業論文(2)

わたしは学生のころからフュージョン好きでしたけど、まさか、それで修士論文にしようなどと、夢にも思いませんでした。だって、・・・先生方がOK出すなんて思えなかったもの。結局私は雅楽のことを修士論文に書いて、論文をかくために龍笛のレッスンに通…

フュージョンで卒業論文(3)

私にとってはジャズライフも教育音楽も大切な雑誌なんだけど、この両者の持っている世界って、あまりに、別なんです。ジャズライフの世界にあるのは、ミュージシャンたち、ライヴハウス、お客さん、CDショップ、心地よい夜の暗さ、ステージの照明。教育音…

あのアルバムのあのベースラインに、再会

超ひさびさに大型CD店に行ってアルバムを買いました。ベーシスト青木智仁さんのソロアルバム「エクスペリエンス」。ジャンルは、日本のフュージョンです。 前評判から「スゴい」という噂はかねがね聞いていましたが、聴いたらやっぱりスゴかった! 思わず…

メセニー×ブレッカーですと!?

CDレビューはさっぱり書かず、ときどきインタビューを執筆させて もらっているウェブサイトが「Cyberfusion」です。 http://jazzfusion.comウェブマスターっていうか編集長? をつとめる橋さんが、つい最近 モントルージャズフェスティバルに行って来たの…

暇にならない・・よろよろ。

「美芽ちゃん、声にハリがないよ」・・と、さっき友人に電話したら言われてしまいました(爆)。 だってぇ〜〜。風邪としめきりで、よろよろなのよ〜ん。雑誌が一段落したので、ようやくメソッド本のほうに戻って、またしても 原稿を書いてます。我ながらほ…

し、しめきりがぁああああ!!

今月はありがたいことに、おつきあいのある雑誌ぜんぶからお仕事が来ました。 で、そのしめきりが、全部24日に集中(爆)・・・きのうがその問題のしめきり集中日だったわけですが、 なんとかきのうのうちに3本提出。 でも1本はどうしても終わらなくて、い…

ディメンションのライヴ!!!!

金曜日に、ディメンションのライヴ@STB139六本木にいってきました。 ううううう。スゴいです。演奏がノリにのっております。彼らはまちがいなく、いまが旬なバンドですわ。フュージョン・リスナーだったら、ぜひ、いまの彼らのライヴを体験していただ…

SALTさんの「熱情」を聴いてきました。

渋谷のBunkamura、オーチャードホールにて、SALTさんのコンサート。ベートーヴェンの3大ピアノソナタを、SALTさんがアレンジして、 小さなオケと演奏する、みたいな企画でしたが・・・まず、いきなり「月光ソナタ」の1楽章から。なっなんて、静謐…

T-スクェアの過去と現在、そして・・・

〆切に向けて、ますますしんどさがつのっております。で、気をとりなおすためにお気に入りのCD、T-スクェアの「NEW−S」を出してきました。 ヘッドホンをつけてじっくり聴きましたが、・・・やっぱ良いわ。1991年。いまはソロで活躍中のサックス奏…

小学生からピュアなオーラをもらう。

お盆進行が佳境に入って、〆切までのプレッシャーが放物線を描いて上昇しております。ま、この時期にヒマしてたら、ライターっていっても自称だよな〜、ありがたや、ありがたや。でも、きっちり原稿が出せるか、どうしても神経質になってしまいがち。根をつ…

衝動買いして、元気100倍っ!!!

きのうはお昼過ぎまで原稿を書いて、それから美容院に行ってきました。髪を切ったらすっごいさっぱり!!! あ〜気分良いわっ。その後、カフェ・デ・プレに入ってお茶を飲みながら、このまえ取材した 遠山慶子さんの原稿のイメージを練り、 「おおっ! こん…

フュージョンの本が発売!!!

フュージョンにかけては業界でも第一人者のライター、熊谷美広さんが 「フュージョンの本」を出版なさるそうです!!! なんと、フュージョンのアルバムが500枚解説入りでセレクションされてる とか。こーゆー本、欲しかったんですよ!!!(涙) 発売日…

フュージョンの本が発売!!!

フュージョンにかけては業界でも第一人者のライター、熊谷美広さんが 「フュージョンの本」を出版なさるそうです!!! なんと、フュージョンのアルバムが500枚解説入りでセレクションされてる とか。こーゆー本、欲しかったんですよ!!!(涙) 発売日…

マシンのように強くタフになりたかったけど。その1

送っておいたノンフィクション本を、編集さんが読んで、感想を送ってくれました。 何が言いたいのか、私のなかではっきりしていない。著者が言いたいことがはっきりしていないと読者は混乱する、ということでした。 まさにズバリ核心を突かれた! という感じ…

マシンのように強くタフになりたかったけど。その2

宝くじと一緒で、なんだって挑戦すればするほど成功する確率は上がる。だけどハズれることもある。そこで落ち込こんで意欲をなくしてふたたびチャレンジするのが恐ろしくなるか、それとも敗因の研究をして同じ失敗をしないかどうかで、道が分かれていくのだ…

お盆前の怒濤の日々がやってきた!

なぜか、突然いろんなところから連絡やら〆切の催促がやってきました。 もう、慣れましたが、 お盆とか連休とかお正月の1ヶ月前は、急に忙しくなるんです。某社メソッド本も、ノンフィクション本も、ショパンのインタビューも、 教育音楽のほうも、ぜ〜んぶ…

腹痛(涙)

昨日、ぶじにピアニスト遠山慶子さんの取材にいってきました。 なんともまあ、天才肌の方で・・・絶句することばかり。・・・ってこれじゃわかんないですよねえ。でも、きのう冷たいモノを 食べ過ぎておなかをこわし、腹痛でよろよろなので、今日はちょっと …

図書館で調べモノ。

木曜に行くインタビューの下調べに、ひさしぶりに音大の図書館に行きました。CDを一気に4枚聴いて、本を4冊借りて概要をつかめたので、良かったのですが、疲れた(笑)。でも、取材に行くピアニストの人物像が、かなり把握できたので、安心できました。 …

図書館で調べモノ。

木曜に行くインタビューの下調べに、ひさしぶりに音大の図書館に行きました。CDを一気に4枚聴いて、本を4冊借りて概要をつかめたので、良かったのですが、疲れた(笑)。でも、取材に行くピアニストの人物像が、かなり把握できたので、安心できました。 …

青柳いづみこさんのピアノリサイタル

急に真夏のような気候になって、暑さで頭が溶けてしまいました(爆)。 きょうも原稿を朝からひたすら書いておりましたが、 午後になて力つきて昼寝してしまった。もうダメだぁ〜〜。バテたわ。 でもって起きたら、空は暗くなっておりました(爆)。 ふっ、…

青柳いづみこさんのピアノリサイタル その2

で、後半はおなじく青柳先生によるドビュッシーの曲の演奏。 「子どもの領分」と「前奏曲集 第2巻」です。演奏のほうは、かなりカンペキ。いやはや、あれだけ研究して実際に 弾いてしまうんだから、もう、恐れ入りましたという感じでした。 前奏曲集の中の…

青柳いづみこさんのピアノリサイタル

急に真夏のような気候になって、暑さで頭が溶けてしまいました(爆)。 きょうも原稿を朝からひたすら書いておりましたが、 午後になて力つきて昼寝してしまった。もうダメだぁ〜〜。バテたわ。 でもって起きたら、空は暗くなっておりました(爆)。 ふっ、…

青柳いづみこさんのピアノリサイタル その2

で、後半はおなじく青柳先生によるドビュッシーの曲の演奏。 「子どもの領分」と「前奏曲集 第2巻」です。演奏のほうは、かなりカンペキ。いやはや、あれだけ研究して実際に 弾いてしまうんだから、もう、恐れ入りましたという感じでした。 前奏曲集の中の…

肩凝り防止にいろいろ。

昨日、某誌の編集者から電話。ひさびさにピアニストのインタビューの依頼でした。彼女は、最近首を痛めてしまって、かなり辛い思いをしたとか。でも、無理もないんです。雑誌に載ってるコンサートスケジュールだとか、お便り欄とか、新しく出たCDの一覧と…

肩凝り防止にいろいろ・つづき

そんな休憩タイムに、この前知人がくれたビデオテープを見てました。ジャズシンガーの綾戸智絵さんのドキュメンタリー番組、NHKの「トップランナー」と「ようこそ先輩」の放送をダビングしてくれたのです。 いや〜綾戸さん。濃いです。良いです。ライヴ行…

本と白百合(1)

うわーーーーーーー!!! きょうで6月も終わりじゃありませんか。今月なにやったっけ。ほとんど某社メソッド本の取材と、原稿執筆で終わってしまったわ。あっコンサートもなんだかんだで5回行けたのか。来月はどうなるんだろう。はぁ。 さて。昨日は原稿…

本と白百合(2)

ほんと、原稿書くのって資料代がかかります。取材にいけば、経費がかかります。お金もかけないと、いいものが書けないのは事実です。だけど、どんなにがんばっても使える資料代には限界がある。 そこで「物書きたるもの資料代をケチッてはいけない! 着るモ…

あえて誤解をおそれず。(3)

しかしですね。私が大学の頃に考えていたピアノの上手いヘタなんて、どれだけむずかしいフレーズが見事に弾けるかってことに集中してました。頭ではきれいな音色とか、歌わせなくちゃなんて思っていたけど、そういうことに自分が魅力を感じきれていなかった…

あえて誤解をおそれず。(1)

今月のジャズライフで、カシオペアの取材にいったときの話。ギターの野呂さんが、昨年に20年分のメドレーをつくるのに1週間かかって、30枚ぐらいあるアルバムを全部聴き直したのだそうです。昔の自分の演奏を聴いて思ったのは、何もわからずゴリ押ししてい…