アメリカでは夏休み真っ最中です。5歳の娘は、午前中はいつものデイケアに通いますが、午後はのんびり。1年間つづいた宿題がないので、ピアノだけ! 外は暑いので、クーラーのきいた部屋でおやつを食べたり、ドラえもんの漫画を読んだり、ピアノが終わったら「マイメロディ」のDVDを見たり。夕方になったら水泳のお教室に出かけて35分プールに入ります。帰ってきて急いでお風呂に入って、ご飯を食べて、寝る。
自分の夏休みをなんだか思い出します。外から帰ってきて、クーラーのきいた部屋で、おやつを食べながら読書するのが、ほんとうに幸せだった記憶がいまもあるのです。なんか怠け者で恥ずかしいんですが…
そこでいま、大活躍なのがパン焼き器です。これははじめて渡米したとき日本から持ってきたもの。アメリカのパンがまずいわけじゃないんですが、どうも日本のと違うんですよね。それでだんだん活用頻度があがり、最近はデニッシュ風食パンなんかも作ってみたら、ものすごくおいしくて。
デニッシュ風食パンは3時間で完成するので、お昼ごろに粉などをセットして、4時前のおやつの時間のころに焼きあがるのです。
いいにおーい!! できたっできたー!! 食べる食べるぅー!! 日本のパン屋さんのにおいがするよね! と親子ではしゃぎ、焼きたてパンをおやつにします。残りのパンは明日の朝の分。
こんなふうにのんびりした午後っていいなー。刺激に満ちていた東京でのライター生活が時々懐かしくなることもありますが、焼きたてのパンをほおばっていると、まあ、こういう時間もいいものだよね、と思います。