3年目となる室内楽のクラス。1年目は「自分の音、聴いてる?」の執筆のためにクレンゲルのクラスに参加して、頭が超ぐるぐるのパニックになったものでしたが、今年は6人でドビュッシーのピアノトリオに挑戦します。
1楽章。通した方もいましたが、私は途中まで。
むっずかしい。あえてCDを聴かずに我慢して譜読みして、譜読みしながらチェロやヴァイオリンの旋律を歌っていました。それが実際に合わせて音になって自分のピアノの音と組み合わさってハーモニーができあがったときの感動!!!!
やはり暗譜状態でないとトリオでは厳しいことを再確認、まだまだ足りないところだらけですが、いや〜ドビュッシーのトリオ、とにかく弾いていて幸せ〜。いまも頭の中でヴァイオリンの音とチェロの音がリピートしています。
私は小学生のころからドビュッシーが好きで、個人レッスン再開してからも、ドビュッシーとラヴェルを中心に練習しています。音が柔らかいのでドビュッシーに合っているわね、と松本裕子先生に言っていただいて、あちこちボロビリ状態だったにもかかわらず、ほわ〜んと嬉しくなってしまいました。音が柔らかいのでとても合っているのだけれど、フォルテのところはもう少し音量を出したほうが、というアドバイスで、お褒めの言葉は枕詞というのはよ〜くわかっているのですけどね。
やっと曲のイメージもつかめたし、また練習が頑張れそうです。ドビュッシーのヴァイオリンソナタとかも素敵なんだろうなぁ。いずれやってみたいですが、今年はまず、4楽章全部できるかどうか!? 2楽章は難しいので飛ばして3楽章をやってきても、という助言を早速いただきましたし、か〜な〜り険しい山ですね。
とはいえ、ドビュッシーのピアノトリオが弾けるなんて、クレンゲルを始めたばかりのころには10年後ぐらいのイメージでしたが、まる2年後にここまで来れたので、思いのほか扉が次々に開いている実感があります。なんだかんだいって、聴きながら弾けるようになってきましたよ! 指が追いつきませんが・・・
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