音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ピアノ講師、実家と夫のサポートがなくなった場合

前回おたよりを掲載したA先生ですが、続きのお便りが届きました。 状況は、前回のお便りよりも、ずっ深刻でした。 実家や夫のサポートなしでピアノを続けることは、容易ではないと、気づかされます。 それと同時に、生徒が集まるような魅力的なレッスンさえ…

音楽の仕事を続けるのか、やめるのか

ピアノの先生のなかには、苦しい立場のなか必死に踏ん張っているかたもいらっしゃいます。 生徒数がある程度の人数までいかない場合、ピアノの先生以外の仕事を掛け持ちせざるをえないこともあります。 音楽の仕事を続けるのか、続けないのか、ぎりぎりのと…

4/27 ピアノ教本セミナー「のりかえポイントを考える」

【木曜開催 ピアノ比較教本セミナーシリーズ 第3回 のりかえポイントを考える】 2017年4月27日(木) ピアノ教本比較セミナー のりかえポイントを考える 渋谷駅南口のスタジオ カサモト さんをとりました。 ピアノひけるよジュニアの2から3にいくのがどう…

室内楽クラス モーツァルト開始

今年はモーツァルトのディベルティメントです。トップバッターで弾きました。なんか気持ち良かったなぁ。なんて言ってるのはダメなところ聴けてないのかな。 バイオリンの西田先生の音、チェロの篠崎先生の音、素晴らしい。ハモったり一緒に刻んだり、夢のよ…

ありがとうの言葉もなく

大繁盛教室の先生は、ピアノの先生を雇っていらっしゃいます。でも、先生を見つけるのはとても大変だそうで、ご苦労が多いそうです。こんなお話を聞きました。 生徒さんが増えすぎて忙しいので、ピアノの先生をネットで募集しました。 時給2000円、車通勤可…

ピアノは邪魔?

音大卒の先生から、結婚相手からピアノに理解が得られず結婚がうまく行かなかったメールが届きました。新築したのに防音の予算を削った時点から、すでに、コミュニケーションが上手く行かなかったようです。 「婚活会社の見合いで結婚し、新築一軒家を建てた…

売れっ子は数をこなし、短時間で圧倒的な成果を出す

生徒が多いピアノの先生が、金儲けと批判されることに対して、ピアノ屋ドットコムの石山社長が、フェイスブックでコメントをくださいました。 「ピアノ調律の世界も一緒ですね。 調律を一日5台やる⇒手を抜いている調律を一日に1台しかしない⇒丁寧にしてくれ…

譜読みの力を伸ばす教本 表参道

譜読みの力を伸ばすピアノ教本セミナーを表参道で行いました。 教本セミナー10回目にあたる新しいコンテンツ、初お披露目です。レジュメ18ページの大作! 音名読みと音程読みの違いからお話ししました。 「読譜力は永遠の課題で、自分が子供の頃は、こんなワ…

【生徒が多いのは金儲け主義?】

たくさん生徒さんがいるベテランA先生からのメールをご紹介します。 生徒が多いと、商売だとか金儲けといって冷たい目で見られるんだとか。 「大体みなさん、生徒さんは多くて毎日6~7人じゃないでしょうか。私は大体毎日13人前後です。15人の時は(休…

1日カンヅメになってみる

ピアノの先生方にライティングセミナーを始めて3年あまり。 教室経営は保護者の理解なくして成り立ちません。一人ひとりと話す時間がないから、ブログやお便り、メールが役立ちます。でも発信慣れしていないと、せっかく書いても読んでもらえません。 3月5日…

5月は札幌と金沢

5月1日に金沢で教本セミナーきまりました。乗り換え編です。地元の先生の強力なご推薦で決まったそうで、本当にありがとうございます。なるべく前日昼には金沢入りしたいと思います。 5月18日は札幌の島村楽器さんで教本セミナーが決まりました。こちらは歴…

自立への長い道のり

いい年をした社会人なのに自立できる金額の売り上げがない。苦しい胸の内をつづったピアノの先生からのメールがいくつも届きます。いくらならば、自立したといえるのでしょう。貧困と低所得ではまた定義が違うようです。でも年収200万とかは低所得に分類され…

音名読みと模様読み

来週の譜読みの力をつける教本セミナー、19ページの大作レジュメ完成しました。 小学校の教科書でのプレリーディング、視覚優位・聴覚優位別の漢字指導法の研究から使えそうなネタ、ペースメソッドのもとになったブルーナーの考え方、などなど、理論的なこと…

好きな曲が好きな理由が今頃わかってきた

相対的な譜読みのピアノ教本のセミナーレジュメづくりに没頭しておりました。ペース、バスティン、アルフレッド、そこから日本の江口寿子先生、町田育弥先生、田村智子先生、丸子あかね先生のアプローチを見ていくと、そういうことだったのかなるほどねと見…

室内楽6年目はモーツァルトのディベルティメント

キタ〜‼︎モーツァルトのトリオの楽譜‼︎早いもので6年目。 プロ奏者の先生に合わせていただき、ピアノトリオでのピアノ演奏についてご指導を仰ぐ室内楽クラス。今年はモーツァルトのディベルティメントです。 昨年のベートーベンより、随分音数少ないわ。これ…

2月16日 相対的な譜読みの教本

相対的な譜読みのピアノ教本セミナーを2月16日に表参道クラシックスペースで行います。ライティング研究会で募集して満席になっていたのですが、2名キャンセルが出たので、もしよろしかったらどうぞ。 ムジカノーヴァ11月号の譜読み特集でお話しした内容です…

1対1で、積み重ねる

文章を書くのにすごく時間がかかる、伝わっているのか自信がない、そんなお悩みをピアノの先生方から聞くので、 セミナーや執筆と並行して、ピアノの先生方に、ライティングの個人指導をしています。 1対1で、じっくりお話しして、文章を毎日添削しながら、…

フーガ、連弾みたい

息子が寝る前に母の独断でリヒテルの平均律のCDをかけた。「これ、お母さんが弾いてたやつ? なんか超はやくない⁉︎」「違う曲みたいだよね」リヒテルの高速プレリュードが、もりもりと続き、ふたりで「はやすぎる‼︎」爆笑しました。 「このあとにフーガって…