19日のNHKホール公演に行ってきました。
すさまじい集中力でハイクオリティな演奏が3時間ほぼぶっ通しで続き、
あまりの素晴らしさに圧倒され…いまだにボーっとしています。
こんなに感動したのって久しぶりな気がします。
オーディエンスも素晴らしくて、ああ、みんな私と同じように
パットがコンサートに来てくれたことに心から感謝してるんだ、
この人の音楽を愛してるんだ、って感じがしました。
きのうの演奏を聴きながら、パット・メセニー・グループの音楽って、
クラシックのオケ作品みたいなきっちりした構成があって、
強弱も、音域も、とっても幅広く効果的に使われていて、
しかも世界中でツアーをしているため演奏が精緻だから、
「ジャズ」とは違ったある意味のクラシカルな引力を持っている
ような気がしました。
それでいて、ジャズ特有のインプロビゼーションの部分もあって。
こんな音楽、ほかにどこにもない!!!
ワールドクラスといえばいいのか、巨匠といえばいいのか、
…とにかくパット・メセニーって「特別」な音楽家だと思います。
今日は朝から、最新作の「スピーキング・オブ・ナウ」をはじめとして
昨日の復習を延々とはじめてしまいました。
ライヴから戻ってくると、CDのきこえかたが変わるという経験は
何度かしていますが、またそれが起きたみたいです。
は〜…なんだかぜんぜんまとまりませんが、今日のところはこれにて。