ピカソが、ベラスケスの名画「ラス・メニーナス」を模写?しているのを見て、面白かったのです。
ピカソは10代にして
すでに伝統的なスタイルは完全に習得。
そこからどんどん自分のスタイルを作っていきます。
ピカソ美術館には、70代に入ってから取り組んだ、ベラスケスのラス・メニーナスをもとにした連作がありました。
カラフルにデフォルメ。違う絵みたい。
さらに大胆にピカソらしく。もとの絵とは別次元。
ピカソは仕事量が圧倒的に多いんです。
このラス・メニーナス模写シリーズも、こんなにたくさん描いてました。
これがベラスケスの元祖ラス・メニーナス
ベラスケスは端正で素敵ですが、
私はピカソの描いたもの方が
エネルギッシュで好きです。
特に、ピカソがかいた手前の犬がマンガみたいで可愛いの。
ピカソだから、ここまで別のアートになったのだろうけど。
まずは伝統的なスタイルをやってみて
模写してみて
なんか違う! こうしたい!
って爆発的に自分の表現が出てくるのは、良いのかなと、実感しました。
迷いはあっても、とにかく作る!
たくさん作っているうちに答えは出る!!!