音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

2月12日まで ライティングレッスン 要約に挑戦しませんか?

ライティングセミナーの第1回で、要約をやってみました。



これはみなさん苦労されていまして、非常に終わったあとお疲れになっていました。

「速く書けない」「まとまらない」というお悩みのほとんどは、要約力をつけることで改善されます。


2月限定の特別企画としまして、要約の添削を受け付けます。

ピティナ掲載のコーチングセミナー原稿本文の要約 400字以内で提出
 
 文章添削・アドバイス・模範解答・解説を返送します。

 受講料 1500円 山本美芽の学びルームよりお支払いください。
http://mimeyama.thebase.in/items/371049

 締め切り 2月12日(水)までのご提出のみ受け付けます。 

 返送 提出より10日程度にて、電子メールで納品します。


●申し込み

mimeyama@gmail.com まで、以下3点を書いて電子メールで送信、あわせてお支払いもお願いします。
本文と入金の確認できた時点で受付とします。

1、お名前

2、住所・メールアドレス

3 要約した文章400字


要約する文章はこちらです。

http://www.piano.or.jp/seminar/news/2013/12/21_17141.html

以下本文(これをコピーペーストして使用もOK)

 コーチングをピアノレッスンに活用する、保科陽子コーチの全6回講座。第1回のテーマは「優位感覚」。人によって、得意でよく使っている五感は違う。特に、読譜や暗譜の進め方は、優位感覚によって大きく異なるそうだ。

「視覚」優位の人は読譜が得意。「聴覚」優位の人は耳から覚えやすい。「言語」優位の人はパターン化したり分析して覚える。「触覚」優位の人は、すごく時間がかかる。こうしたそれぞれの傾向に分かれるという。自分のなかで、どの感覚をたくさん使っているのか、テストを経験したり、事例を見たりしながら、あてはまるものにマルをつけ、多かった感覚から順位をつけていく。

 私はライターなので言語優位なのかなと思っていたら、「読譜に時間がかかる」「いわれたことがすぐ直せない」「一度体に入ればあとは自然にできる」など、触覚優位に思い当たることがズラリ。自分が触覚優位だったとは、かなり驚き。1位が触覚、2位が聴覚、3位が視覚、4位が言語感覚という並びになった。

 それぞれ参加者は「自分はこれだ」と確信するものがあり、同じ優位感覚の人どうしで集まって輪になるという展開に。私は「触覚優位」の先生と一緒に集まった。

「譜読みが遅くて困ってなかった?」「そうそう」
「子どものころって、とにかく飲み込みが悪くて困っていたけれど、5年生ぐらいから急に話がわかるようになったよね?」「そうそう」
「レッスンのときに言葉であれこれ説明されても、よくわからなかったよね?」「そうそう」
このように、自分が受けてきたレッスンでの違和感を出し合う。触覚優位の人どうしだと、感じかたが似ているのだ。他の視覚優位、聴覚優位、言語優位のグループでも、「そうそう!」と盛り上がっている。

 ピアノレッスンで、教師と生徒の優位感覚が食い違うと、話がまったくかみ合わないことが起こりやすい。触覚優位の生徒は譜読みが遅いので、譜読みが得意な視覚優位の先生からすると「遅すぎる」とイライラさせられる。聴覚優位の生徒はなんでも耳で覚えてしまうので、弾いてあげると全部耳コピしてしまうので、読譜力をつけるには弾いてあげすぎないように注意が必要...これはピアノの先生ならば是非おさえておきたい知識といえるだろう。

 さらには、参加者どうしで「わたしは視覚優位なんだけれど、生徒さんで触覚優位と思われる子がいて、とっても飲み込みが遅くて、どうしていいのかわからないんです」と触覚優位のグループの先生に質問が出てきた。


保科先生の最新刊「ピアノの先生の伝え方トレーニング」にも、優位感覚の話は詳しく掲載されている

触覚優位の先生からは「すぐにいろんなことができないので、10才ぐらいまで待って。結果が出なくても気にしないでほしい」という答えが。

 逆に、
「視覚優位の生徒さんは、譜読みが速いんだけれど雑で、次々に新しい曲をやりたがるので困っている」
と視覚優位の先生に質問が出ると、
「1回やった曲は面白くないから、新しい曲をもらうのがすごく嬉しい。そこはわかってほしい」などの意見交換がなされる。
同じピアノの先生どうしても、これだけ認知スタイルに大きな差があることを目の前で自分も含めてタイプ分けして話し合う、実にエキサイティングな時間だった。

 譜読みについては、ピアノ指導において大きな課題であり、保科先生の優位感覚と結びつけたアプローチは大変有効と思われる。是非この知識をピアノ指導者に広めていきたい。


 お問い合わせ、お申し込み、お待ちしております。
 
 山本美芽の学びルーム 受講申し込みページはこちら。http://mimeyama.thebase.in/items/371049