日本のしょうもないバラエティー番組、そんなに好きなほうじゃなかったんですが、最近NIKITA女というコント?? が流行っているとネットで読み、やっと映像をみつけました。
http://www.dailymotion.com/video/x1cw3_nikita
雑誌NIKITAは買ったことはないけれど、見出しにはいつも笑わせてもらっていました。そういう楽しみがアメリカに来ちゃって全然なくなって、なくても平気かと思っていたけれど、そういうささやかな楽しみも、結構大事なんだなと最近改めて実感しています。
私はもう30代も半ばですが、とてもNIKITA女をめざす器じゃないんでパス(笑)。
もうおやめになってしまいましたが、NIKITAの編集長だった岸田さんってとても面白い方のようです。お会いしたことはないんですが。
http://www.ozma.co.jp/about/11.html
NIKITAには「必要なのは、若さじゃなくてテクニック」というキャッチフレーズがよく出てきて、私はそれを音楽や教育に置き換えて考えてみたくなってしまいます。
たとえば、私の場合、英字新聞を読みながら次々に出てくるわからない単語を調べ、知らない単語の多さと覚えられなさに時々ため息のひとつも出てしまいます。でも、子どもの頃のようには覚えられなくても、効率よい覚え方はたくさん知っている…。
そういえば世阿弥も似たようなことを「花伝書」でいっていました。若い頃は何のテクニックがなくても、花があるからいい。でもそれに甘えて稽古をさぼると、年をとったときにテクニックがなくて悲惨だと。年をとって体が動かなくなったときに、名人ならばテクニックだけでカバーできてしまう、と。
なんだか話が広がっちゃいましたが、NIKITA映像がやっと見られてうれしかったというのが本題でございました。