音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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人の悪口をブログに書く危険

マクドナルドのアルバイト店員が、ミクシィの日記に、あるコンサートの「お客さんがキモイ」と書いて、2ちゃんねらーの袋叩きにあったという記事をみました。

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2548361/detail?rd

悪口はよくないなんて説教くさいことは私もさすがに書きたくないです。否定的な気持ちになることは誰だってありますから。でも、結局、面と向かってその「キモい」人たちに「あんたキモい」と言えない、だからミクシィの日記で書く。こういう心理がやっぱるあるんだなあ。でも面と向かっていっていなくたって、固有名詞がわかれば、悪く言われた人はそりゃ、怒ります。

悪口…ネガティブな感情をそのまま書くのでは、インターネット上では芸がないですし、危険だし、知性がないと思われます。

せめて一般化して書いて、固有名詞を使わないようにするのが基本だと思います。「なぜそういう人がそういう行動をするのか」と原因も考えて、構造を叩き人を悪く書かないほうが、私は穏便で好きですね。

もちろん私はそんな性善説の持ち主ではないのだけれど、何かに対して悪口を言いたくなったときに、「どうして相手がそうなのか」理由を考えていくと「まー腹立たしいけれど、そうなるのもしょうがないよな」と、たいていは思い至ります。ツメがどこか甘いのかもしれませんが。