おっと気づけば１週間ぐらいたってしまいましたが、ピアニストの遠藤郁子さんのインタビューに行ってきてたんです。
遠藤さんといえば、和服姿！ というイメージをもっていらっしゃる方もいるかもしれないですね。もちろん取材当日も遠藤さんは和服姿。ご自宅もなんだかお寺みたいな、すがすがしい「和」の空間なので、見事にはまっていらっしゃいました。
で、遠藤さんといえば、ポーランドでハリーナ・チェルニー・ステファンスカさんに師事して、ショパンコンクールでも賞をもらっていたり、ショパン弾きといわれるピアニストです。
遠藤さんはショパンの解釈に、お能を結びつけてるんですね。インタビューのときに、四番目物は雑物といって・・・など、能の演目についての話になったときは、大学の時に日本音楽の授業があってよかったぁああああと、ホッとしました。
１０年前に乳ガンになられて、臨死体験もなさっているので、すごく生と死を見つめた姿勢をお持ちなんですね。私も自分があと何年生きられるのか、その間なにができるのか、とか、真剣に考えちゃいました。
で、遠藤さんのＣＤを買ってききいり、遠藤ワールドにしみじみ浸っていたわけなのです。今回は「ショパン序破急幻」という、バラード４曲とノクターン３曲のアルバムを聴きましたが、ハマりました。何がどういいのか、うまく書けないんですが、とにかく何度でもリピートしたくなるのはなぜかしら、という感じです。
