音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

チェンバリスト曽根麻矢子さんに取材!

きゃーーーー人気チェンバリストの曽根さんのお宅訪問&取材に
行ってきました!!!

お会いしてみると、「こ、声が低い!」
そーなんです。曽根さんは写真は文章で見るとすごく女の子っぽいのですが、
実際はもう少し大人っぽくてテキパキした、女性らしいながらも
知的な雰囲気の方でした。
ちなみに私もパソコン通信で知り合った人と会うと「声が低い」と必ず言われる
のですが・・・なんでだろう。

で、お話が面白いのなんのって。やっぱ、著書出してる人は、取材の話しも
面白いことが多いのよね。チェンバロとピアノの違いという話しになって、
お部屋に置かれていた何百万もしそうな超・超・美術品っぽい、素敵な
チェンバロを、ちょこっと引かせてもらってしまって、しかも、曽根さんは
演奏をふんだんに交えながら説明してくれちゃったりして!!
近くで聴くチェンバロの音は、めっちゃ繊細で綺麗で味わいがありました。
しかもそのチェンバロは演奏会で使っているっていうぐらいのスゴイものなんです。
うおおーなんて贅沢なんだーーーーーーー!!!!!!

チェンバロっていうと強弱があまりつかないんだけど、ところが!!
もっと奥深いところで、メロディーのコントラストを複雑につけてるんです。
バッハの曲って私にとってはピアノでは「地味」に聞こえるんですが、
チェンバロで聴くと、めっちゃ華やかで可愛いんですね。
うーむ。奥が深すぎる・・・。

またこの曽根さんのお部屋というのが雑誌にそのまま出てもぜんぜんOK
っていうくらいの、趣味の良さにあふれてまして、見とれてしまいました。

帰りに酔った本屋で、探していた曽根さんの著書「いきなりパリジェンヌ」を
発見! 即ゲットして読んだのですが、これ、全然チェンバロのことがメイン
じゃなくて、パリのレストランとかエステとかそんなことでいっぱいなの。
ワインを醸造元まで買いに行くだとか、いやーーパリ生活エンジョイしてた
んだ。本業であれだけの成果を出していて、しかもこれだけ日常も楽しんでいる
なんて!! ちょっと目からうろこ、気分でした。