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音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

アスペルガー傾向の保護者と、どう接するか

全国のピアノの先生たちから、毎日いろいろなご相談のメールが届きます。

 

コミュニケーションというか、会話がほとんど成立しない、すごく失礼なことをズバズバ言ってくるお母さまがいて困っていたけれど、結局、退会されたというお話をききました。

 

気分がよくないと思うのですが、「もしかして、アスペルガー症候群の可能性も考えてみては?」とお伝えしてみたら、「気づきませんでしたが、そうかもしれないですね。思い当たることが沢山ありました」とのこと。

アスペルガー症候群だと、知能は普通なのですが、他の人の気持ちを読み取るのが苦手なので、失礼なことを言ってしまう傾向があります。

 

フェイスブックのライティング研究会で、精神的な病気・障害を抱えていると思われる保護者様と接した経験があるか、全国の先生方に尋ねてみたところ、たくさんの事例が寄せられました。

 

治療中で、病気や障害の自覚があるパターンはいいのですが、自覚がなく治療もしていないけれど、通常のコミュニケーションが成立しない場合、かなりご苦労が多いようです。

このようなお声をいただきました。

「時々、アスペルガーかなと思う保護者はいます。失礼だということがわからないようです。脳の仕組みが違うと本には書いてあって傷付かないようにと思うものの、傷付きます」

 

「両親揃って体験に来て、お父さんがウロウロしながら、じろじろと部屋を見回し、あげく勝手にカーテン開けたりして、驚きました。レッスン開始しても、人の話は聞かないし、お母さんは怒りまくっていました。結局退会されましたが、お父さんがアスペルガーだった可能性にあとで気づきました」

 

アスペルガー症候群について私も専門ではないので、それほど詳しくはわからないのですが、文献を読むと、まだ最近になってわかってきた病気なので、まだ知らない方が多いようです。知能は普通なので普通に生活しているのだけれど、コミュニケーションに問題を抱えている事例が報告されています。アスペルガーと診断されても特効薬があるわけでもなく、まわりの人に「しょうがない」と思ってもらったり特性に合った職種につくなどの対策ができる程度です。

 

春の体験レッスンシーズンで、新しくいらっしゃる生徒さん、保護者様との出会いがあるなかで、生徒さんだけでなく、保護者がこのような障害を抱えている場合も当然起こりうる。

 

ただの「失礼」なのか、もしかしてアスペルガーなのか?

 

後者の可能性も、知っておいたほうがいいでしょう。

 

 

 

山本美芽セミナースケジュール

mimeyama.jimdo.com