上田泰史先生のチェル二ー30番の秘密、きのう夜帰ったら宅急便の不在票が入っていてきのうのうちにゲット。春秋社さんから送っていただきました。
ざっと読了。面白い。猛烈に優秀な研究者でいらっしゃる。しかも音楽学の偉い先生の本にありがちな、一般人には解読不能な意味不明な難しさがないのが凄いです。わかりやすい。
いきなり私の名前が最初に出てきて冷や汗でしたけれども。フランス語ができてパリで研究する機会があって音楽学の知識があったら私もこういう本を書きたかったと心から思いました(無理だけど)。
どういう背景があってそれぞれの楽曲が出てきたのかの考察が素晴らしい。これを頭に入れて弾いたりレッスンしたら絶対面白くなりますね。上田先生の博士論文をまだ読んでないので探してみよう。
まだ山本の「21世紀へのチェルニー」ご覧になってないかたは、ぜひ併せてどうぞ。