「あなたがピアノを教えるべき11の理由」
この本のなかで、
ピティナの福田専務が11人のうちのひとりとして、ピアノ教師の年収として得られる可能性に触れています。
単身者なら300万円、夫婦と子どもふたりなら1000万円あれば充分。
そうでしょうね。
「1レッスン1時間を5000円とし、1日6時間働けば得られる金額です。」
この文章をちょっと噛み砕いてみましょう。
1日6人生徒さんが来てくれれば1日3万円。
週5日そのペースが保てれば週に15万円。
1ヶ月で60万。
年収60万×12ヶ月=720万。
そうですね。これなら充分でしょう。
ワンレッスン5000円毎週だと月に2万。
お月謝2万円ぐらいに設定して、
1日6人、週5日、合計30人来てくれれば、このレベルに行けますね。
充分な暮らしができるでしょう。
「優秀な指導者のなかには、懸命に働いて年収3000万という方もいます。」
この数字だけ見るとけっこう驚いてしまいますが、ワンレッスンが5000円の2倍、3倍、4倍となって、それで枠がびっしり埋まるのなら、ありえない金額ではないでしょう。
この世界は実力主義ですからね。
この年収に関する数字の話は、全体のほんの一部で、もっと違うことのほうが大切なんですが、やはり、数字に関して具体的に語られる記述というのはめったにないので、ある意味貴重な部分です。福田専務のお話、勉強になります。