音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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アメリカの図書館で、幼児向けマザーグースのクラスに通う

 2歳になった我が家のやんちゃな息子、ずっと家にいるとコンセントいじったり、冷蔵庫を開けようとしたりと、いたずらが次々に始まります。そんなわけで、とにかく出かけなければ!! と、行き場所を探し、見つけたのが、私が住んでいる地元の図書館で開催している「マザーグース教室」。

 0歳から5歳まで、週に3回、10時半ぐらいから30分程度、司書さんやボランティアの方が進行してくれます。うれしいことに、無料! 毎回20〜40組の親子連れが集まり、かなりのにぎわいです。

 英語の歌をうたうことは、言葉の発達をうながし、読書につなげる大事な基礎作りであるという認識で、図書館も取り組んでいるようです。

 いま7歳になった娘は、アメリカに来たとき3歳でした。本当は彼女ともマザーグースの教室に通えばよかったのかもしれませんが、当時、すぐに英語の保育園を探して入れてしまったのです。娘は園で聴いたのかもしれませんが、私はぜんぜん聴いていなくて、本格的に覚えるのは初めてです。まあ、マザーグースと銘打ってはいますが、厳密にはそうでない子ども向けの歌も広く含めた構成ではないかと思われます。

 子どもが握れる棒状の鈴を配り、振りながら 『twinkle twinkle little star』
を歌ったり、High〜といいながら高いところ、middleで腰の辺りにと鈴を振る場所を変えたりします。小さな薄手のナイロンスカーフを配り、それを使って peek-a-boo のいないいないばあ遊びをしたり、スカーフをくしゅくしゅにして握り、それをたわしに見立てて顔を洗って〜腕を洗って〜ひざを洗って〜と体をこする歌もあります。
 
 Old Mcdonald had a farmの歌を歌う前には、動物のペープサートをつくって、
どの動物が出てくるか、これは何かな、牛だよね、ムー! これは羊だね、バアー! などの質問をして子どもとやりとりします。

 最後には、『幸せなら手をたたこう』を歌って、みんなでよくできたね〜と拍手をして、手にスタンプを押してもらっておしまい。

 息子はまだまだ先生がやっていることに集中できなくて、図書館の中を歩いて探検したくてしょうがない時期なのですが、なんとかなだめながら、息子が先生のほうを見ていなくても、私の勉強にもなればいいか、という感じでのんびりやっています。

 そんなわけで、いまマザーグースの本やCDをいろいろ集めて研究をはじめたところです。まず数が多いので、覚えるのが大変ですが、楽しみながら覚えていこうと思っています。










Let¥'s Listen: Nursey Rhymes for Listening and Learning (Mother Goose)
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