音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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奥日光へ 日光アストリアホテル

夏休みの8月25・26の週末、実家の両親、そして弟夫婦と、奥日光のアストリアホテルに行ってきました。

私の実家は、埼玉県と千葉と茨城の県境にある、幸手という小さな町で、日光には車で2時間ぐらい。子どものころから、なにかにつけて、よく行っていました。中学校の教員をしていた私の両親は、林間学校の引率などで、数え切れないほど行っています。そして夫は宇都宮出身なので、もはや日光は地元。

何度訪れても、日光はすばらしいです。

日光といっても、さまざまなエリアがあります。

うちの母は、暑いのが大嫌いで、涼しい場所にこだわります。夏はどこに避暑に行くのがいいのか、ずいぶんあちこちでかけて研究したようそうで、結局、日光が一番良いという結論に達したのだとか。ただし、いろは坂を登ったすぐそばの中禅寺湖湖畔は、暑いので、却下。そこから戦場ヶ原を抜けて、ぐっと標高が高くなった奥日光、光徳牧場のとなりに、アストリアホテルというのがあるんです。まさに戦場ヶ原の奥のほうの森の中、というロケーション。

このホテル、扇風機はありますが、クーラーはないんですね。私たちが泊まった日、関東地方は38度に達する猛暑でしたが、奥日光では25度ぐらいでした。

夏の高原の夕暮れ、そして朝の空気は、とにかくすがすがしくて、呼吸しているだけで幸せになります。

このホテルのお風呂は、乳白色ににごっている露天風呂で、硫黄のにおいがすごいのです。私は以前来たとき欲張って30分ぐらい漬かっていたら、出てから頭痛とめまいがしてしまいました。すごく強烈なお湯なのです。今回は欲張らず10分ぐらいでさっと出ました。温泉から出ると、沖縄に行って体のあちこちがささくれだっていた、そのささくれが、なんだかきれいになってます。これって、お湯のパワーでささくれが溶けちゃったってことかな・・・。ええ、それはもう、お肌がツルツルになりました。でも入りすぎはちょっと、怖いですね。自然の力って、すごい。

翌日は、群馬県の沼田方面に抜ける「金精峠」を初めて通り、白根山に行きました。ロープウェーで頂上まで行って、すばらしく見晴らしがいいなと思ったら、富士山より北にあるいちばん高い山なんだとか。日光のまわりは、おいしい水で知られているそうで、ロープウェーのふもとで食べたおそばがすごくおいしかったです。そういえばお豆腐とかも日光の名産が多いですよね。でも私はおいしいーといって飲んでしまいましたけど、放射能、たぶん、まだ影響ゼロにはなっていないだろうなあ。

帰りは関越沼田インターから帰りましたが、渋滞で40キロぐらいノロノロ。これは参りましたね。週末、日曜日の午後には関越なんて通るもんじゃないなー。日本はどこも観光地、すばらしいしいですけど、車移動の場合の渋滞対策にかなり知恵を絞る必要があるのですね。うちの両親は、東北道方面から帰ったそうですが、「けごんの滝渋滞」があるんだそうで、そこだけで相当時間を食ったといっていました。いやはや。秋の紅葉も見たいけど、渋滞はどれくらいなのか。どうしたものかな。