仕事はじめはテープ起こしからスタート。やりかけのインタビュー、終わってみたらテープ1時間で原稿用紙50枚弱(爆)。なんかすごい量になってしまいました。
午後からは某音大の授業へ。いや〜、音大の学生さんでも、先生が来たらサッと静寂が流れるってわけじゃないんですね。少々ビックリ。歌をうたうシーンになると、突然みんな反応するのが微笑ましかったですが。
きのう聴いたCD。ギターデュオもので、ビレリ・ラグレーンとシルヴァン・リュックという、ふたりのフランス系ギタリストのアルバム「デュエット」。渋谷HMVのジャズ売場に流れていたので、どんな人たちなのかも知らずに即買いしました。
これがね〜、シンディー・ローパー「タイム・アフター・タイム」、ビートルズ「ブラックバード」、」ウエス・モンゴメリー「ロードソング」、そして急逝したピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニの「ルッキング・アップ」等々の、名曲のカバーが中心。プラス、ふたりのオリジナルも入っているという構成です。
ステキなメロディーにちょっとスパイスをきかせて、すご腕ギタリストがアコースティックギターで超ゴキゲンな演奏をしてくれます。神経を逆撫でしない、でも、聴き応えはある・・・リラックスタイムに絶好の1枚で、結構気に入ってます。
ギターデュオって、聴いてると、なんだかピアノでそのまま弾けそうな気がするんですよね。ひとりはメロディー、ひとりは伴奏だから、右手と左手・・・・(笑) そう考えると、音をなぞるのはできるけれど、同じ密度、同じ濃さがひとりで作れるか? ・・・「なんか無謀なことを考えちゃったな」と、ひとり苦笑してしまうんですけど。
このアルバムのギターのバッキングといったら、もう絶品。聴いていると、ギター1本でベースとドラムを演奏しているかのような錯覚が起きます。いいギタリストのリズム感っていうのは、たいしたもんですね〜。