音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

セミナーに行ける日が目標

セミナー講師も、長く続けていると、常連のピアノの先生方とは、本当に大切な間柄になっています。

いろいろ話を聞いていると、家庭の事情や体調の変化などでセミナーに来られなくなってしまうことは、みなさん時々あります。

いちいちFacebookに投稿しないのだけれど、こんなことがあったんですと連絡をいただくことも
よくあります。

そんなことがあったなんて、大変だったのに。
セミナーの事なんて、私のことなんて
気にしなくていいのにとお話しすると、
皆さん、仕事があるから、仕事のことを考えることが、自分を支えてくれてるんですとおっしゃいます。
今は、毎日のレッスンだけで精一杯だけど
セミナーに行ける日が目標なんです、
セミナーに行けるようになる日まで頑張るんです、
と。

セミナーというのは勉強する場であるわけですが、家にこもって仕事をするピアノの先生たちにとっては、単なる勉強ということを超えて、とてもエネルギーをもらえる貴重な場なんだなぁと、改めて思っています。

といっても、勉強そっちのけでおしゃべりに夢中だから楽しいとか、そういうことではないんです。

勉強して知識をアップデートするのには、ものすごいお金と時間とエネルギーが必要になります。だから先送りにする人がたくさんいるし、そのほうがお金はかかりません。でも実際出かけてみると、熱意のある先生たちが集まって、勉強している。その中に自分も加わって、知らなかったことを勉強する。その時間は大きなエネルギーになる。

受講に費やしたお金と時間が回収できるかどうか、それはわからないけれど何のために仕事をしているのか、それを考えると、セミナーに行って話を聞いている時間はどう考えても幸せなんです。

先生方がそんな気持ちでセミナーにご参加くださっているのは私も承知のうえです。

その先生方の期待を裏切るようなことはできないといつも思っています。それもあって万年受験生みたいな生活なんです。

町田育弥先生と対談

音楽之友社で、ピアノ教本「みみをすます」の著者で作曲家の町田育弥先生と音楽教育について対談、
動画撮影の収録でした。秋ごろ、動画が音楽之友社のホームページに掲載される予定です。
町田先生とは初めてお会いできて、もう、感激でした。想像を超える自由さ。明日のレッスンでは、もっと自由に子どもと向き合える気がします。f:id:mimeyama:20200805225107j:image

町田先生のテキスト「みみをすます」は

使いこなすには勉強が必要ですが

指導のアップデートには必須の内容。

桐朋の子どものための音楽教室ソルフェージュ教育の要素もしっかりと入っています。

 

 

ピアノとソルフェージュの本 みみをすます 2

ピアノとソルフェージュの本 みみをすます 2

  • 作者:町田 育弥
  • 発売日: 2011/04/27
  • メディア: 楽譜
 
ピアノとソルフェージュの本 みみをすます 1

ピアノとソルフェージュの本 みみをすます 1

  • 作者:町田 育弥
  • 発売日: 2011/02/17
  • メディア: 楽譜
 
ピアノとソルフェージュの本 みみをすます 4

ピアノとソルフェージュの本 みみをすます 4

  • 作者:町田 育弥
  • 発売日: 2011/09/26
  • メディア: 楽譜
 
ピアノとソルフェージュの本 みみをすます 3

ピアノとソルフェージュの本 みみをすます 3

  • 作者:町田 育弥
  • 発売日: 2011/06/23
  • メディア: 楽譜
 

 

 

 

教本のスコープ zoomフォローアップ会

昨夜はzoomで「教本のスコープ」セミナー受講の
先生方とフォローアップ会

というか、私の提供した素材をもとにしたディスカッションで、もはや取材タイムと化しており、
セミナー1本分ぐらいの濃い時間となりました。

動画で少しご紹介。
古内奈津子先生と、最近の子どもが指先の巧緻性や握力が落ちている話をしています。

セミナー本体2時間半と
フォローアップ会録画2時間も受講料に含まれます!

https://mimeyama004.hatenablog.com/entry/2020/07/18/231312

f:id:mimeyama:20200724005247j:imagef:id:mimeyama:20200724005250p:image

https://www.instagram.com/p/CC_YO_LpWwA/

昨夜はzoomで「教本のスコープ」セミナー受講の先生方とフォローアップ会というか、私の提供した素材をもとにしたディスカッションで、もはや取材タイムと化しており、セミナー1本分ぐらいの濃い時間となりました。動画で少しご紹介。古内奈津子先生と、最近の子どもが指先の巧緻性や握力が落ちている話をしています。セミナー本体2時間半とフォローアップ会録画2時間も受講料に含まれます!https://mimeyama004.hatenablog.com/entry/2020/07/18/231312

 

フォリフォリの腕時計が引退

フォリフォリの腕時計。

 

2010年のクリスマスに5年近いアメリカ生活を終えて、カリフォルニアから日本に帰国。
途中でハワイに寄りました。
ホテルに到着したら引越し疲れで寝込んでしまい(100箱以上を荷造りしてからホテル住まい)
あまり満喫できなかったのですが
その旅行で夫がプレゼントしてくれたのが
この腕時計。
買うときはハワイに魅せられて駐在妻から移住したという素敵な日本人のマダムに接客してもらいました。
フォリフォリギリシャのアクセサリーのメーカー。ギリシャっぽい素朴さ、力強いキラキラ感は、20代の頃から憧れでした。

帰国してから少しずつセミナーのお仕事をいただき、250回ぐらい登壇しました。初登壇から、いつも時計はこのフォリフォリ

日本のメーカーに比べると、つくりが粗くて、どんどんラインストーンが落ちていきます。でもデザインが好きで、結局10年使いました。

電池交換するうちに、最近は分解掃除が必要です、と言われていて、
そろそろ限界かなと思っていたら、コロナ自粛明けの初セミナー前に止まってしまいました。セミナーで腕時計なしで喋るのは難しい。

夫が新しい時計をプレゼントしてくれたので、ついに、このフォリフォリは、引退。

ハワイから日本、沖縄、北海道、九州、ギリシャにスペイン、全部一緒に旅した時計。少年野球のグランド、アーティストとのインタビュー、ライブハウス、、、
ひとつひとつのラインストーンをどこで落としたのかはわかりません。

お疲れ様。

#watch #foliefolie #greece #mimeyamamotof:id:mimeyama:20200724010056j:image

 

 

新しい時計は、こんな感じの電波時計です。電池交換がいらない!

 

 

 

 

あくまで当社比ですが、カプースチンが今弾けつつある

カプースチンの楽譜が出た頃、私は30歳ぐらいだったでしょうか。ライター修行の真っ最中で、ピアノはあまり弾いていませんでした。弾こうとしたら、譜読みは根性で覚えられそうでしたが、左手がどうにも動かなかった。
歳をとった今、左手が動くのです。あくまで当

https://www.instagram.com/p/CC5AYzWJwMo/

カプースチンの楽譜が出た頃、私は30歳ぐらいだったでしょうか。ライター修行の真っ最中で、ピアノはあまり弾いていませんでした。弾こうとしたら、譜読みは根性で覚えられそうでしたが、左手がどうにも動かなかった。歳をとった今、左手が動くのです。あくまで当社比ですが。笑 3ページ目にはCHASEのパターンが一瞬出てきます。守也さんの曲が自分を変えてくれたことを実感します。そして多喜先生に習った脱力。ということで昨日のカプースチン。#kapstin #russia #etude #toccatina #mimeyamamoto #mimewriting #chase #japan #piano #pianosolo #jazz #rock #classicalmusic


比ですが。笑 3ページ目にはCHASEのパターンが一瞬出てきます。守也さんの曲が自分を変えてくれたことを実感します。そして多喜先生に習った脱力。ということで昨日のカプースチン

 

曲順と、打順

取材準備でアルバムを聴いていたら
息子が入ってきて、「これ、、、、だよね?」
と、アーティスト名を当てました。
やるな、、、

「一緒に聴いていい?」というので、ふたりで聴いてました。するとこんなことを息子がいいました。

「曲順ってさ、野球の打順に似てるよね。1番はまず出る。2.3.4番と一番強くなって、5.6はときどきすごい当たりが出る、7、8、9は弱くなるんだけど、また上位打線につなぐために頑張る」

「確かに似てるところは、あるのかな、、、2.3.4曲目あたりはアルバムの方向性を決める曲が来ることが多いかも。で、後半にまた気分を変えて、最後はシメだよね」

「この曲なんかすごく良いのになんで後半なのかな」

「アクセントにするなら良いけど全体の方向性としては違うから後半なのかもね」

ピアノの練習はさっぱりやらない息子なんですが
一緒に音楽を聴いて話をしてくれるからよしとしよう、、、