銀座ヤマハのパトリック・バックマン博士のセミナーへ。アドベンチャーのお話です。
テクニックの教えかた、基本的に大事なことは同じなんですが
従来のもの、例えばバスティンとは
教える順番や段階などやはり違うところがあるなと感じました。
まあ、出版された時期もかなり違いますからね。
「テキストのつまづきをなくすマイピアノ楽譜 先行練習」
奈良の中西美江先生のレッスン室へ
ひとり3年生女子ちゃんのレッスン見学させてもらいました。
スケールカデンツアルペジオをみっちり
バーナムオレンジを移調入れて
オルガンピアノ2
キングアンドプリンスの「シンデレラガール」を弾きたくて一生懸命練習していました。右手はメロディで左手はコードネーム。だんだん音を増やしていく現場でした。45分みっちり。
それから「テキストのつまづきをなくすマイピアノ楽譜 先行練習」のライブ配信。
中西先生の長年の経験から編み出した
必殺技が次々に明らかに!!!
それを山本がバサバサ分析!
まとめ
「ここまでテキスト分析するのは大変です。
でもね、生徒が150人いる先生はこういうことをきっちりやってるんです。面倒くさいとか言ってるようじゃダメ!売れたかったらやらなきゃ!」
聴いてくださった中西先生のところの若い先生が笑いを必死に堪えていました。
ごめんなさいねー。録画視聴ご希望の方は、中西先生までどうぞ。2時間2500円です。
https://www.facebook.com/events/2016577008636989/?ti=icl
柿の葉寿司ごちそうさまでした!
斎藤守也さん「ティーチング・プロジェクト 神楽坂」に登壇
4月17日に神楽坂の音楽之友社に併設されている「音楽の友ホール」にて、レ・フレール 斎藤守也さんのセミナー「疲れずに弾き続ける 左手の脱力奏法」が開催されました。
守也さんには、2018年のムジカノーヴァ7月号から「左手のための伴奏形エチュード」の連載をしていただいています。私は解説を担当ということになりましたが、守也さんからアドバイスを聞き取る係。
解説作成の取材のためにたくさん質問をさせていただきましたが、その中で、なぜ守也さんはあれほどパワフルに2時間弾き続けられるのか、という話に何度もなりました。その都度、答えてくださっていて、なるほどと思いながらひとつひとつ噛み締めていました。でも、だからといって、すぐに全体を理解できるものではなかったのだと思います。
連載の左手パターンやレ・フレールの曲、守也さんのソロ曲の練習もずっと続けてきました。
ピアノ連弾 Les Frères レ・フレール The BEST SCORE
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- 発売日: 2017/09/20
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ピアノソロ 斎藤守也(from レ・フレール)『MONOLOGUE』
- 作者: 斎藤守也
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
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脱力しなきゃとは思うし、多少はできていると思うけど、コンサートに行って演奏を聴くと別次元の音で演奏されているわけです。
比較するのもおこがましいと思いながらも、いったい何がどう違うのか、足りないのだろうと思いながら、毎月、連載のエチュードを練習して自分なりに取り組んでいました。
年が明けてから音楽之友社で守也さんが4月にセミナーをしてくださるということになりました。
テーマは「疲れずに弾ける脱力奏法」。まさに連載のためにいろいろなお話を伺いながら、核心だけれど難しくてよくわからなかったところです。
4月号にはセミナーテキストが掲載になり、私もテキスト作成のお手伝いをさせていただくなかで、守也さんのオリジナル曲「On y va!」の左手パターンの弾き方を学びました。
私自身まだまだですが、半年前にはまったく歯が立たなかったのが、連載でアドバイスをいただきながら、このテキスト作成のお手伝いをしながらかなり学ぶことがあり、だいぶ弾きやすくなりました。
この4月号のテキストは、ご覧になればわかりますが、ものすごく大切なことが凝縮された永久保存版です。
いまレ・フレールの曲を練習している方だけでなく、街のピアノの先生で、生徒さんが「レ
・フレールの曲がやりたい」と言ってくる可能性のある方は、ぜひ目を通していただきたいと思います。作曲家であり自ら演奏しているご本人からのレクチャーは、大変貴重な機会です。
この4月号にはエチュード「いとまき」も掲載されています。ロックでマイナーな非常に格好いいアレンジ、脱力して同音連打する練習です。
この4月号をテキストに、セミナー当日はさらに具体的なレクチャー、そして演奏もたくさんありました。
参加されていないかたはムジカノーヴァ次号にレポートを執筆したので、ぜひご覧いただければと思いますが、とにかく感動、、、、
守也さんには、これまで取材でたくさん質問してお話をしていただきましたが、そんな私も今回セミナーを聞いて、やっと腑に落ちたことがいくつもありました。
帰宅してピアノを弾いてみたら、音が、柔らかくなっていて、自分でも驚きました。即効性のあるお話です。
セミナー前
平均律c moll のプレリュードずっと弾きたかったのに左手が動かなくてあきらめていたのに久しぶりに弾いてみたら左手が動くから弾ける、、 弾ける、、!!
こちらはセミナー後
ムジカノーヴァ5月号の「静かな湖畔」も脱力奏法の練習になるエチュードなので、あわせてご覧ください。
アーティストと街のピアノ教室を、ムジカノーヴァという場をお借りしてつなぐ機会に恵まれて、幸せなお仕事でした。
立場は違えど、音楽とピアノへの深い思いは、みんな同じなんですよね。
多喜先生のレッスンへ
息子と多喜先生のレッスンへ。
ステップの講評を見ていただきました。
息子は、次にやりたい曲がないということで、カバレフスキーの曲を選んでいただきました。お母さんは譜読み手伝い禁止。1段でいから自分で読んでくる。
私は、、楽でいいわ!!!!
私もステップの講評を見ていただきました。
普段のギリギリな姿をご存知の先生は
私がブラボー3つをもらったのをご覧になり
「すごいじゃない!」と、とても喜んでくださって。
ほんと、ソロでそんなに弾いてるなんて噓みたい。
いつもつっかえてばかり、譜読み間違いだらけ
よくこんな状態でレッスン行っちゃうよな、、
我ながら呆れるとほとんど毎回思いながら
通っています。
先生は毎回私が持っていくものをレッスンしてくださり、質問に答えてくださるけど、もっとソロやったらとかステップ出たらなんてひとこともおっしゃったことがない。なのに私は勝手にあちこちで弾きたくなった。一体何なんだろう。
今日はバッハのプレリュードをみっちりみていただきました。めちゃくちゃ撃沈、、
知らないこと、知らない曲、やってない曲、
やってないこと、
果てしなく、、あるなぁ。
いや。そこに目を向けてはだめ。
プレリュードに集中する。
左手のエチュードの効果。平均律のプレリュードが弾けそう!
平均律は学生時代に終わっていませんでした。
少しずつ譜読みしています。
1年半前ぐらいに弾こうとして、左手がまったく歯が立たず封印していたバッハ平均律1巻のcmollのプレリュード。
小曽根真さんをはじめ、ジャズミュージシャンがよく弾く曲で大好きなんですが、とにかくずっと弾けなかったんです。
今日弾いてみたら
弾ける・・・
もりもり弾ける・・・
右手と左手がハモって響く16ビート・・・
何これ!!??
こんな音がする曲だった!!??
やばい、面白い、やめられない!!!!
この1年、ムジカノーヴァで斎藤守也さんの「左手のための伴奏形エチュード」の解説のお仕事をして、ずっと左手の特訓をしてきましたが、
その成果がこんなにダイレクトに
バッハのプレリュードに出るとは思いませんでした。
ムジカノーヴァ、今月号は斎藤守也さんのエチュード「いとまき」のほかに、脱力奏法のテキストも掲載されています。必読です。