音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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共働き家庭と、休みの日、ピアノレッスン

ワーキングカップル家庭の、ピアノを習っている生徒さん。ほとんど平日練習するヒマがないのに、休みの日もでかけることが多いみたいです。休みぐらい練習しないと、練習いつするのかしら。と、ピアノの先生としては思います。

しかし現役ワーキングマザーの本音は、休みの日は、家にいたら、掃除に片付けに、やることがいやでも目に入り、疲れが倍増。爆 外にでないと神経が参ってしまいます。

幸い、休みの日、「ピアノの勉強になる、おでかけ」っていうのがあるんです。銀座にはヤマハ、表参道や横浜みなとみらいにはカワイ、オシャレな街にはたいていピアノの試弾できる素敵なお店があります。手がきれいに洗ってあれば、たくさん弾かせてもらえるはず。

ピティナのステップに子どもを出して、お昼に「頑張ったよね」と打ち上げランチなんか、最高ですよ。うちの息子は入学式に着たスーツ、ステップで5回ぐらい着ました。ピアノやってなかったら、入学式でスーツ姿は終わりだったかも。もちろん親子でコンサートに行くのも良いし。ベビーリトミックで、土曜日日曜日にやってるところも増えてます。

朝、おでかけ前に、題名のない音楽会を見るとか、夜、寝る前にチラッと教育テレビのクラシック聴くのも良いですね。

息子がテレビを見ながら「あれ、ベーゼンだ」とか言ってるのを聞くと、だからどうした、うちは買えないと思いつつ、ベーゼンに興味があるなんて、なんだかいい気分なんですよね。親バカです。

休みの日の過ごし方に、そんなふうに「ピアノ」ってテーマがあるだけで、すごく豊かな気持ちになれる。ついでにお出かけ前か、あとに、お母さんが家事をやってるあいだに練習もちょこっとやれば、言うことなし。1分でも、いいんですよ。あ、ハードル下げすぎ? すいません。f:id:mimeyama:20160705204406j:imagef:id:mimeyama:20160705204545j:imagef:id:mimeyama:20160705204733j:imagef:id:mimeyama:20160705204833j:imagef:id:mimeyama:20160705204936j:imagef:id:mimeyama:20160705205015j:image

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9月に100回目セミナー

f:id:mimeyama:20160705173714j:imagef:id:mimeyama:20160705173733j:imageこれまでに登壇したセミナーの数、数えてみました。


2011年 1本

2012年 なし
2013年 5本
2014年 33本
2015年 36本

水曜日の奈良は、95回目。

横浜の8月25日のシンポジウムは99回目。

9月9日ヤマハ横浜で、100回目になりそうです。

ご参加の先生方あっての講師です。ほんとうに、感謝!!

 

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ピアノ教師の昭和と平成

昭和の女性ピアノ教師のよくあるビジネスモデルは、サラリーマンの夫と子どもがいて、夫の名義で住宅ローンを組んでピアノの部屋のあるマイホームをつくり、家族に負担のない範囲で、パートさん並みの売り上げで、扶養に入りながら自宅の1室で教室を行う。というものでした。これはこれでとても優れたモデルです。

残念ながら、平成になってから、昭和のピアノ教師モデルを実現するハードルがあがってきました。

まず平成になってからは、サラリーマンで奥さんは扶養の範囲で働いてくれれば大丈夫、といえるだけ稼げる男性が減っています。ローンを組んで自宅購入するというのもかなり高いハードルです。奥さんの年収は100万円では困る、もっと300万ぐらい稼いでくれないと家計が成り立たないという事例が増えています。また、結婚しないでシングルのままピアノ教師を続けるとなると、少なくとも実家などが教室開業できる状況でないと厳しいです。

いずれにせよ、少人数でのんびり教えていては、生活できない、という状況になってきています。40人、50人といった人数を目指したり、自宅教室で自分が教えない日にお友達の先生に教えてもらったり、駅前のテナントを教室として借りて数人の先生でシェアしたり、など、経営の効率化をはかる先生がじわじわと増えています。そして、生徒さんが集まらない先生は、パートに出るなどのダブルワークをせざるをえない場合も出てきています。

平成モデルでは、良くも悪くものんびりやっていたのでは、ピアノの先生が職業として続けられなくなってきています。生徒募集や教室運営の向上には、指導力の向上、そして広報宣伝活動が不可欠です。指導力と発信力を兼ね備え、競争の激しい平成の世の中で生き残るため、先生方のお役にたつ情報を発信していきたいと思っています。
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1日カンヅメのライティングセミナー開催!

 

夏休みのスペシャルセミナーです。残席6になりました。お早めに。

 

 

指導者のためのライティングセミナー 特訓Aコース

指 導
[講師]
山本 美芽 
[日程]
8/21(日)10:00-16:30(東京)
[会場]
東京国際フォーラム ガラス棟 G606会議室
(所在地:東京都千代田区丸の内3-5-1)
[受講料]
【受講費】
事前支払い 12,500円
当日支払い 13,500円
(お弁当、コーヒーとケーキ2500円相当を含む)
定員10名
ご希望の方は、メッセージでご連絡ください。
8月14日の正午までキャンセルの方は返金。
それ以降は動画と山本の電話による補講となり、返金はありません。
[内容]
「話がまとまらずレッスンが長くなってしまう」
「お手紙を配ったのに話が伝わっていない」
こんなお悩みありませんか?
文章力、要約力は、指導者として必須の能力。
訓練を受けることで、誰でもそれなりのスキルは獲得できます。 今回は1日でセミナー3回分のメニューを凝縮、少人数限定の特訓セミナーです。

【使用教材】
「羊と鋼の森」宮下奈都 要約で使います。一読してからご参加ください。
(事前に下記のページで一読ください)
文部省 小学校学習指導要領 音楽編
羊と鋼の森
1.読まれるブログの基礎基本
2.要約練習  課題図書「羊と鋼の森」(宮下奈都)
 要約の添削
3.自分の教室の紹介を書いてみる
 教室紹介発表、添削
4.学習指導要領音楽を読んでみる
5.質問タイム
6.まとめ:感想発表
[問合せ先]
ライティング研究会 http://mimeyama.jimdo.com/
[主催]
山本 美芽 (ライティング研究会)

 

 

室内楽クラス ベートーヴェンピアノトリオ 街の歌 3楽章へ

室内楽クラス終了!ベートーヴェンのピアノトリオ 街の歌、3楽章。

多喜先生のリフォームしたばかりの音響の素晴らしいレッスン室。新しいスタインウェイに、新しい壁の響き、程よい残響でステキでした。f:id:mimeyama:20160616193911j:imagef:id:mimeyama:20160616193924j:image

 

左手の動きに力が入らないように。

 

スタッカートとスラーの違いを明確に。

 

アルペジオの音型をなめらかに、音質揃えて。

 

ピアニッシモの和音を内声も響かせて。

 

スケールは、ハーモニーを感じながら弾く。

 

4拍目から1拍目の流れの感じ方。

 

いや〜バリエーションなんで、課題山積みですが、いろいろ勉強できて、良いですわ。

 

 

 

 

 

藤井一興先生セミナー

カワイ表参道にて藤井一興先生の課題曲セミナー。といってもリサイタル2回分に解説トークつき的な超豪華な内容。特に後半、モーツァルトベートーヴェンやバッハのフランス組曲平均律ショパンエチュードドビュッシーをつぎつぎに弾かれたのが、あまりにも素晴らしすぎて、涙が出ました。凄すぎる‼︎  

ピティナでレポートします。

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羅列からは学べない

ベテラン指導者から他の指導者へ「こうやればうまくいく」的な学びは、学校現場では研究授業の類、ピアノ指導だと公開レッスンやセミナー、はたまた自分の弟子を師匠に見てもらう類のレッスンなど、さまざまな場面で行われています。

ただそこで、先輩指導者と生徒のあいだで、なにが起こっているのか理解して、学ぶ側が自分のスキルとして吸収するのはあんがい難しい。

吸収しやすい形で発表する、教えるのも、けっこう難しい。羅列ではだめで、原理原則やポイントを絞り込んで流れを組み立てないと、何なのか伝わりにくい。

それができていないと、結局「いやぁ~すごかったけど、自分にはできないや」で終わってしまい、あまり意味がありません。

私はある意味、原理原則の抽出やポイントの絞込みの専門家なので、その部分をお伝えしていくことでお役にたてるかなと最近思っています。

デビュー作が、授業ルポでしたので、ちょっとこだわりますね。

 

 

 

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りんごは赤じゃない―正しいプライドの育て方 (新潮文庫)

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