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音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

チェルニーセミナー終了!

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チェルニーを弾かない場合にかわりの曲として、バッハ平均律プレリュード、ネイガウスが指定した番号

バルトークのミクロコスモス

をそれぞれ選んで弾きあいしました。


想像以上の美しさ、音楽性の深さ、訓練部分の充実度に、参加者みんながエキサイト‼︎  

特に、時間のない中高生や大人が1曲だけ取り組むには、平均律のプレリュードの一部とミクロコスモスは最適だね、と意見が一致。弾いて楽しめる、訓練になる、発表会でそのまま弾いてサマになる、しかも短い。1日5分でも取り組むことで成果が出る、楽しめるから意欲が続く。何粒も美味しく、現代のニーズにマッチしています。

チェルニー40番の弾きあいでは、ショパンエチュード手前のやりがいある内容を再確認しました。


忙しいなか、準備してきた曲を弾きあい、聴きあうと、楽譜を眺めたり、リサイタルで聴くのとはまた違って、自分が取り組んだらどうなる? という視点からの曲のリアルな手ごたえが伝わってきます。ここが難しいんだ、ここが弾いていて気持ち良い、楽譜のなかから裏メロディーを見つけた、そんな話も次々に飛び出しました。



チェルニーセミナー、全6回が終わり、私のチェルニー観も、深まり新しく、楽しめる方向へと変化しました。

講師としては、インタビュアーとしての引き出す質問のテクニックで、みなさんを盛り上げ、弾く気まで伸ばせる自信をいただきました。

ホールで弾くと音のアーティキュレーションがわかりやすく、特にチェルニーやバッハは良さが引き立つんだと毎回しみじみ。

私自身、ひさしぶりに真面目に練習してみて、やっぱりチェルニーはいい教材。復習してよさを実感しました。

ただ、譜読みに時間がかかってしまうと、チェルニーの比率が高くなりすぎ。練習する時間がとれない生徒が大幅に増えている現状では、やはりピックアップしていく技術が教師に求められます。

それと同時に、チェルニーをいかに音楽的に弾いて、どんな狙いで何を身につけさせるか、漠然と次のページにあるものをやるのではちょっと時間が足りないだろうなと思います。

教本関連は、宣伝が行き届かないけれど、音楽性が素晴らしく、技術もついて、弾き映えする、または弾いててしみじみできるなど、何拍子も揃った、ニーズに合ったものがある。なのに、埋もれていて、発掘が進んでいません。チェルニーも含め、そのあたりをひきあいセミナーで、弾きながら考える。を合言葉に、これから深めていけたら。

認めあえる仲間と自由な雰囲気で学ぶのが一番伸びるんじゃないかな。そんな場が作れたのが、なによりもうれしいことでしたし、これからも提供できたらと思います。

東京のひきあいセミナー、名古屋のチェルニーセミナー、引き続き深めていきましょう。
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受講の先生から、ご感想をいただきました。

押見雅子先生

古内奈津子先生

岡澤みさ先生

木下美代子先生


①受ける前と後の自分の変化

曲の背景を探すようになったかな?
人にどう説明するかも考えるようになったと思います。

②セミナーで面白かったこと、印象深かったこと

ホールでやったことです。
響きが狭いところとは全く違い、色々勉強になりました。
それと、ホールが怖くなくなった気がします。

弾き合いをすると、また頑張る気になり、刺激的でした。
完成して弾くわけでないから、ミスも許される。どこか力が抜けていて、やる気になれるし、やる気が維持できる…
素晴らしい機会だったと思います。

内田敦子先生

まず、セミナーに参加して、チェルニーを深く考えるきっかけになりました。そして、教材の知識をひろめる事が出来ました。
あとは、それをどう生かすか、レッスンに落とし込むか。その先は私次第ですかね。
チェルニーに限って言えば、テクニック、レベル別のピックアップ版はあるけど、それでも内容が盛り込み過ぎだったり、使えるところが限られたり。
なんだか、チェルニーのデータベース欲しいな〜
最近の教材を使うと、ポイントを絞って絞ってシンプルだけど、弾き込まないから、ある程度つまずき予測しながら与える部分が増えています。だからこそ教材の知識は必要だと実感しました。
ホールは、面白いかったです。
当たり前だけど、ピアノの音が聴こえないと上達しないんだなと思いました。
それと勉強家の参加者の皆さんから、刺激を受けました。
いつも、ヘェ〜と驚く事ばかりで、それだけでも参加した意義がありました。

橋本真規子先生

譜読みが大変で、テクニック的に難しいと思っても、実際徐々に弾いてくるに従って、どれも名曲弾きこたえのある曲だなと思いました。ミクロコスモスは、早い時期にさせて、ツェルニー40番は、後のショパンに繋がっていくような気がしました。

名古屋チェルニーセミナーは、2月12日スタートです。