地域によって物価は違います。
カリフォルニアに行って驚いたのは、15万から20万の家賃の一戸建てに駐在ファミリーがみなさん住んでいること。
えっ?と思いましたが、
家賃10万以下エリアはガラガラ悪く、安全面で心配だからやむを得ない。
サンノゼやサンフランシスコでは、2DKでも家賃が30万近い。
どうなっちゃってるの?
給料19万だったもメーカー女子社員が職場結婚して駐在妻になりサンノゼに来たら夫の会社からの家賃補助だけで30万ぐらいだった、という話を当時聞きました。
まともに働くより、高収入の夫を探す方がよっぽど楽な現実です。
私はアメリカでは仕事できなくて、本を1冊書いただけ、ほとんど専業主婦でした。
仕事ができないのは性格に合わず、毎日つらかったです。
なのに、仕事なんかしない方が収入高いという話は当時ショックでした。
いまは帰国してお仕事たくさんできるようになり、
とても幸せです。
谷本真由美さんの「バカ格差」を読むと、
日本の賃金は低く、女性は賃金で差別され、
一方、アメリカでもサンフランシスコやサンノゼは特に物価が高い地域。
製造業が没落し、知識労働者が高給をとる世の中。
シリコンバレーがあるサンフランシスコとサンノゼは後者だからなんでも高い。
不動産価格と住民の年収と学歴は比例。
それがいいわけじゃない。
でも今はそういう世の中なんだとスッキリ理解できました。
アメリカの看護師の友人も毎月70.80万ぐらい稼ぐのが普通みたいなこと言ってたしなぁ。
私は日本が好きだから日本から移住したくないから、このままでいいけど。
子どもたち、やはり英語はやっておかないといけないかも。
谷本さんは、さまざまな格差があると指摘。
節約してよいエリアに住む不動産や、教育にお金を使うべし、と結んでいます。
見栄の張り合いで車や洋服にお金使うのは無駄。
わかっていたこともたくさんありましたが、
改めて、時間やお金を投資する優先順位について、考えさせられました。