音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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教本の複数持ち

ピアノ教本の複数使い。バスティンとオルガンピアノの同時進行の類ですね。最近非常に多いようです。

本を5冊以上たくさん持たせる先生も多い。これは、大量に曲をこなせる優秀な生徒さん・・・というケースもあります。

 

が、うちの息子のように、1曲あたり1日1回しか弾かない、2回目は弾きたくない。5冊あったら15秒~30秒の曲を7~8曲弾いて合計5分みたいなことになっている場合もあるのではないでしょうか。

 

1曲あたり1回しか弾かない。4年生だから4回弾こうよというともうそれだけでバトル勃発です。なんで同じ曲が2回弾けないのか。根気がないんでしょうね。育て方もよろしくないけど環境も便利なのがよくないのかもしれない。興味もいまひとつないし。どうしたもんなのか。

困っているうちにも、毎日時間は過ぎていくので、とりあえず何かさせないと貴重な小学生時代は終わってしまいます。

その場合、5冊から1冊に減らしたら15秒で練習が終了してしまうんです。だから4~5冊。やっぱり複数持ちがこれからのトレンドでは。教本複数持ちだと、余裕で弾ける曲を数こなしていくことになります。

ただし進みは、遅くなりますよね。いつになってもブルクミュラーに入れない。汗 

 

どうやって進度をキープするのかは私によくわかりませんが、ソルフェージュや譜読みをやるしかないのかなぁ。ってことで、息子とは、「リズムとソルフェージュ2」のリズム打ちだけは1日1曲、きっちりやっています。三連符と八分音符の分割がいれかわるものだったんですが、全部同じ速さになってしまったのを「うに、いくら、うに、いくら」と言いながら特訓とかやっています。

 

リズム打ちだけならなんとか2回目もできるんですよね。しかし、うちの息子みたいな生徒さん、いますか??