音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

ピアノ教室は「子どもからシニアまで」のなんでも屋さんでいいのか?

 

子どもからシニアまで、趣味から専門まで、幅広く教えていらっしゃる先生はたくさんいます。

 

それはそれでいいと思うのです。

 

でも心配なことがあって。


あらゆるジャンルで、なんでも屋さんは、競争に負けて減ってきています。

絞りこんだお店が生き残ってる。

 

 

ただし、コンビニはなんでも屋さんだけど、強い。


こういう状況を見ると、考えます。

ピアノ教室は、絞りこむべきか、
コンビニを目指すべきか。

幅広く教えている場合、その路線で今後も大丈夫なのか。

 

幼児さんからシニアまで全部大丈夫。といって教えるほうがいいのか、
子ども、シニアなどの年齢層を区切ったり
敷居が低くカジュアル、ある程度ハイクラスなどターゲットを絞るほうがいいのか。


コンビニでない、地域のなんでも屋さんみたいなお店、昔はたくさんあったし
今も田舎に行くとあります。

品揃えの豊富さ、商品補充の充実度、店内の明るさきれいさなど
なんでも屋さんとコンビニでは競争力が違います。

それだけ充実しているコンビニは、1店だけでは成立できません。
地域にたくさんのお店を出して、集団で成立しています。

個人開業のピアノ教室で、先生ひとりで、コンビニレベルに、誰もにハイレベルな
ものを提供するのは、かなり難易度が高いですし、長時間営業だから、
しんどいですね。

でも、なんでも屋さんは、おそらく、競争が激しくなると不利です。

 

ご近所の信頼できる、内科のかかりつけ医院とか、
信頼できる魚屋さん、パン屋さんみたいなお店とか、
保健室みたいな居場所とか、

 

「どんな人もウェルカム」というよりは
若干の得意分野を持ってそこについては研究し、

何かしらの方向性をきちんと打ち出し、
地域の信頼を集めるプロフェッショナルとして
存在できたらいいですね。

 

10月のライティングセミナーでは、教室紹介の書き方をライティングセミナーで1日かけて学びます。

 

mimeyama004.hatenablog.com