音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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小曽根さんのライヴ(2)

ベースのジェイムス・ジナスは、ブレッカーブラザーズでエレクトリックベースを惹いていた人なんですが、アコースティック・ベースも実にリズムが気持ちよいし、音に表情があって、イケてます。この人、むちゃくちゃ体格がよくて、小曽根さんよりも頭ひとつ半ぐらい? 大きかったです。

ドラムのクラレンスは黒人で、とってもスリムで繊細な雰囲気のある人。
ドラムで小さな音量を保ったまま気持ちいいグルーヴを出すのは、想像以上に難しいことなんじゃないか? と思うのです。その点、クラレンスは、ピアノがピアニッシモのときに、ピアノの音を最大限生かしつつリズムはバッチリ出しているという部分が、ライヴで聴いても非常に秀逸でした。

おまけに、小曽根さんは、右足のあたりに、ドラマー・セットによく組み込まれていそうな、カウベルらしき物体にフット・ペダルがついたものをセッティングしてまして(爆)・・・ 

いや、小曽根さんって、ピアノの内部奏法をやったりしてますし、ピアノ本体をコンコン叩くー−これは「ノック」というれっきとした現代音楽の奏法なんですが−−でも誰でもできる(笑)−−とか、いろいろ技はお持ちでしたけども。
 しかし、そんなものを足元においているピアニストには、さすがの私も初めてお目にかかりました。いやーーーーーおそれいりました。

・・・その小曽根さん、いま大阪ブルーノートで公演中です。
きょう、小曽根さんサイトのBBSにいったら、ご自身がニューヨークのテロについて書き込みをされていました。

いつも「楽しさ」と「元気」にあふれている小曽根さんのライヴ・・・
今日は、祈りと勇気をお客さんと共有するのでしょうか。