音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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ピアノとT-スクェアに明け暮れた20代だったなあ

大変個人的なことなんですが、あしたは20代最後の日です。(爆)。

そんなことをわざわざ書いているのは、原稿を書くこともあって、きのうから本田さん時代のT-スクェアのアルバムを聞きまくっているから。

本田さんがT-スクェアに入った1991年に、ちょうど20歳でした。
で、ずーーっとT-スクェアのツアーは毎年行って。
夏は野音ライヴに行って。
エレクトーン教室に行ってT-スクェアの曲ばかり弾き、発表会でT-スクェアの曲を弾き、次にドラム教室に行き、T-スクェアの曲が叩けるように練習を重ね、トゥルースが叩けるようになり・・・
学校を辞めてからもT-スクェアのことを原稿を書くように、このまま20代が終わるんだな〜なんて思ったりして。

で、ピアノ。20歳の頃は、そうだぁ、ベートーヴェンの「ワルトシュタイン」とか、ドビュッシーの「ピアノのために」とか弾いて、人生でピアノを一番真面目にやっていたかもしれない時期でありました。

20歳のときにやっていなくて、今やっていることはいっぱいあるけど・・・
20歳のときには、文章をぜーーーーんぜん書いていませんでした。楽譜のほうがずっと多く書いていたなあ。

25ぐらいまで、いったん自分のなかで「文章」ってものが凍結されていて、それがいっきに解凍されて、こんにちに至っております。

あと10年たって、40歳まで生きていたら、私は何をしているのかなあ。
まだフュージョンが好きだろうか。ピアノはもう少し弾けるようになっているだろうか。文章は書いているだろうか。書いていたら、どんな文章を書けるようになっているかな。小説とか書いてないかな(笑)。

去年、「来年の誕生日には本が出てるといいなあ」と思ったものでした。
それはかなわなかったけど、誕生日までに納得いくタイトルが見つかって、納得いく状態で原稿が出版社に遅れたから、よしとしよう!! と、思ってます。
来年の誕生日には、本が出てるといいな(笑)。