朝、コーヒーにミルクを混ぜて、「わーいおいしいなっ」と思いながら日本経済新聞を読んでいたところ、玄関ポストに「ゴソゴソ」という音が。何か重い物、本が届いたみたいだったので急いでコタツから抜けだして見に行きました。
差出人は音楽之友社の編集さん。これはもしかして、もしかすると、本？
なに？ なんで本を送ってくれたのかしら？ なんでなんで？
と、緊張しながら段ボール紙の包みを開けると、私が原稿をいっぱい書いた本「もっと知りたいピアノ教本」が出てきました。
そこには可愛いメモ用で、編集さんからのお手紙が添えてありました。
「もう１冊送ろうと思っていたのですが、品切れだったのです。やっと重版がかかりました」
・・・・・・・・じゅ、じゅうはん！！！？？
じゅうはんっ！！！！？？？？？
大急ぎでページをめくり、いちばん最後のページをみると、本当に「第２刷」の文字があるじゃないですか！！！！！
この本はピアノの先生向けで、わりと地味な本だし、もちろん初版はそんなにたくさん刷っていないはずです。それでも、その初版でさえ全部さばききれない本が出版される本の中には何割もあって、刷ったものの半分ぐらいは売れないと、思いっきり赤字になってしまいます。そんな実績を作ってしまったら大変、どんなことをしてでも、とりあえず黒字になるような内容にしなけれは、この先がない、そして私に原稿を書かせてくれた音楽之友社に申し訳ない！！！！ という思いが、ずーっとありました。
そして、重版がかかったということは！！！！！ １回目に刷った分が全部売れて、経費分は回収できて、ちゃんと利益のあがる本になった！！！！！！！！！
ということなんですーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
思わず朝からこの本を手に「ばんざいっっ、ばんざいっ、ばんざいっっ、ばんざいいっ、重版よ重版よ重版よーーー！！！！！！！！！！！！！！！」と、叫んで飛び跳ねてしまいました（笑）
