単行本の執筆のため家にこもってはや３週間。はやいです。３週間もあったら、早い人は１冊ぐらい書いてるんだろうなあ。私は今のところ、３００枚中７０枚弱しか書けておりません。まあ、２ヶ月かけてかくつもりだから、いいんだけどね。
気分転換と称して、ある小説を読み始めたら、ハマっちゃいました。栗本薫の「グイン・サーガ」シリーズです。高校生のころからずっと買っているので、うちには２０巻から６１巻ぐらいまでが揃っています。でも、最近あまり読み返していなかったのです。それがね、なんか単行本の原稿に入ってから、ミョーに面白くなっちゃって、１日に３冊とかのペースで読みまくっております。
あとがきなどを読むと、栗本先生は、４日で１冊とか書いてしまうこともあるそうで・・・。いくら、キャラクターが勝手に頭の中で動いてくれるとはいえ・・・、信じられない・・・。ほんと、「語り部」として生まれてきた方なんだろうなあ。書かないでいたら、湧き出てくるイメージに頭が占拠されて、苦しいくらいで、書かずにはいられないんだろうなあ・・・。などと、想像しておりました。
このグイン・サーガというシリーズは、いわゆるヒロイックファンタジーというジャンル、でいいのかな。架空の時代−−そこは剣と魔法の世界。王様とお姫様と、貴族や騎士がいて・・・、銃はまだありません。まだ、中世ですね。ストーリー的には、三国志みたいな、国と国との戦争とか、そういうのも出てくるし、ラブストーリーもあるし、ＳＦチックなところもあるわけです。
高校生のころから、もう１０年以上読んでいることになりますが、今回読み直しながら、登場人物たちの心の動きを通して、いろんなことを考えちゃいました。は〜。
読み直してばかりいては、原稿がはかどらないんですけどね（笑）。でも、「おおっ。こんなテクニックが使えそうだ」と、ちゃんと参考にしている部分もあるんですよ。
で、グイン・サーガ関係のＨＰを検索したら、あるわあるわ。すごいことになっておりました。そりゃそうだよね。
でも、ＣＤも聴いてますよん。今日は「ブルーモントルー」の１のほうを聴きました。「こっっこのドラム、だれっ！？」など、こちらも取り乱しながら聴いてました（笑）。
