室内楽クラスでモーツァルト作品254のディベルティメント。ピアノトリオです。今回含めてあと2回。今日は、苦手な2楽章を合わせていただきました。
ピアノが、うまく音楽が流れていない‼︎‼︎
最後に一度だけ流れました
あ〜もう〜(泣)
幻想即興曲を弾くときみたいな感じ?と思ったら上手くいったので、
1音ずつ歌い過ぎないのがいいのかな。
フォルテピアノの作り方も勉強になりました。
11月には狛江ステップで弾きます。
私が主催しているライティング研究会で、静岡県磐田市のカワイ竜洋工場に遠足に行ってきました。
関東、名古屋、関西、そして地元の先生方、総勢23名でバスを貸し切り、ランチも貸し切りのスペシャルイベントでした。各地のセミナー常連さまや強力ブロガーの先生方が大集合しているだけでもなんだか夢みたいです。
新横浜から新幹線に。
磐田に集合して。まずはランチ会!
工場ではピアノの部品ごとの木の材質や弦を張る作業など、さまざまな職人技に触れることができ感動的でした。
最後にカワイさんのご好意で特別にルービンシュタインコンクール使用のシゲルカワイを皆で試弾。
連弾12ペアがぶっつけ本番。とにかく弾き心地が素晴らしく。もっとずっと弾いていたかった!
身近な、または少し手を伸ばせばある宝物の素晴らしさに感動した日帰りの旅でした。ご参加、ご協力、応援くださった皆様ありがとうございました。
来年は、浜松コンクール観戦ツアーです。たぶん。
合唱伴奏をひきあいしつつ歌もしっかり歌いながら生徒さんへの伴奏指導を考えるセミナーを行いました。
「虹」歌うのは難しかった〜。脂汗を流しながらアルトを歌いました。虹、弾くのも弾いたんですが、うまく弾けなかったなぁ。昨日、町田先生に教わった指づかいもうまくできなかったし。
しかしたくさんの発見がありました。とりあえず和音とアルペジオはやっておいたほうがいいですね。
がんがんに2時間歌ったら頭がスッキリしました。
合唱伴奏のことで、ピアノの先生からメールが届きました。
以下本文
合唱伴奏のことで、今年ほど悩んだことはなく 先生にこんなケースもあるということで、ひとつの例としてお知らせしたく、メールいたしました。
結局は、自分の指導力のなさが原因でもありますが、中2でブルグミュラーにも入っていないAさん。
昨年、簡単な伴奏を弾いて、伴奏賞をとってしまい(学年の課題曲であり、その中での一番として、投票数が多かった人への賞)、クラス分けも、たぶん、「弾ける子」として、認識されたようで、4月の時点で担任から伴奏してねと、言われていました。
こちらはかなり特訓し、やさしい譜面なので暗譜してまあ、そこそこ弾けていました。
ですが、導入期からとにかく、練習してないまま、ここまできてしまっていました。
そして、2年になり、決まった曲が、かなり難しい曲。
学校から渡された楽譜は、長いしとてもじゃないけれど、弾けないと感じました。過去の経歴から。
その中学は、合唱練習は、10月から始めるという遅さ。10月末が本番です。夏休みまえに楽譜をもらうよう、再三伝え、持ってきたのですが、発表会でさえ、最後まできちんと弾けたことがないAさんなので、かなり、本人と話し合い、私がみつけた、もっとやさしい伴奏にしてよいかを担任に聞くことにしました。
夏休みに入ってすぐ、担任はOKということで、本人もまあまあ、すこーーしずつ練習していました。それでも間に合うのか不安でした。
夏休み明け、音楽の先生に聞いたら、やはり、元のむずかしい伴奏を弾くようにと言われたと、いうことでした。
また、発表会なら私が指示しますが、合唱コンは、あくまで学校の行事であり、私がとやかく口を出すのもおかしいと思い、保護者が学校に出向き、現状を話しどうしたらよいか聞いてきた方がよいと伝えました。
保護者は、がんばればできると思っているようでした。私の見解は、「無理」です。
本人は、私からはやさしい方でと言われ、学校からは、難しいのをと言われ、その都度気持ちが揺れるようでした。
結局、音楽の先生が朝や昼休みにレッスンしてくれて私の責任はなくなりましたが、
もう9月も半ばの時点でまだ、1ページがかなりゆっくりで、なんとか弾けたという状態でした。
先生は、間に合うと言われているそうで、そうですか、間に合うのですか、と、答えるしかありませんでした。けっこう長い曲なのですが。
学校で花形である伴奏者になるために、再三、練習するように言ってきたにもかかわらず、やらなかった生徒の、譜読みのお手伝いをレッスン全部潰してやるというのは、なんだか、おかしいのではないかと、疑問に思います。
当日、ボロボロにならないのか、心配している今日この頃です。
今まで、何人も伴奏はしてきましたが、こんなに不安に思ったことはありません。
全く練習してこない生徒をなくすのが、使命ではありますが、どうしても小学校のときに、出来ないなら、伴奏などは引き受けてこないようにと、話しておいたほうが良いのかとさえ、思います。
学校側も実際の実力もわかろうとせず、無理やり伴奏者と決めてやらせるのが、本人にとり、良いことなのかどうか。
本当は弾けるのにやらない生徒もいるのではないか?と思います。その点を解決するのは、難しい問題ですね。
長文失礼いたしました。
本文終わり
こうなると、もはやピアノの腕前より、関係者の人間性や人柄のレベルを問う話ではないでしょうか。
ピアノの先生側は、責任は果たしていると思います。
合唱伴奏についてのよもやま話を各地の先生方から伺います。オーディションの形はとっていますが、結局、うまい子は決まっていますし、発表するならなおさら、うまい子が弾いて上手にまとめようと思うのが先生の自然な心理。
教育ということを考えると、伴奏に選ばれたくていっしょうけんめいピアノを練習してうまくなる子たちがいるんです。ただ、いちばんうまい子と大差ないならともかく、もとからそれほど上手でない子たちが頑張っても、結局、なかなか選ばれない。そのような選択が教育者としてどうなのか、というツッコミもできるでしょうが、けっきょく、ステージに出てきてうまい演奏をすれば「先生が指導力がある」、子どもがやる気なくて演奏がよろしくなければ「指導力がない」ということになる。指導力があると思われたい、それを責めることはできません。
並べて他とくらべたら声があまりでていない、伴奏がいまひとつ、結果だけ聴いてそのように思ってしまうのも、聴き手としては自然な心理です。
教育の場に対しては結果だけでなく子どもたちがどれぐらい伸びたのかという目で評価をしていかなければ、うまい子を伴奏に選んで演奏が格好ついた。それで済まされ、いちばんうまくて伴奏に選ばれた子以外の、伴奏という経験を通じた成長まではいちいち考えられない。その構図は変わらないでしょう。みんなが結果だけを聴いている限り。
あくまで大雑把な傾向としての話です。さまざまな子たちに目をくばっている先生たちもたくさんいらっしゃるであろうとは思うのですけどね。
岡山のヤマハで教本セミナーお話してきました。
岡山の先生方、熱心‼︎
楽譜をたくさん買っていただいた模様です。
ご感想
平山真紀先生
教本ってこんな風な歴史があって今の流れはこういう風なのだなぁととても勉強になりました。
教材を教えるのではなく、教材で!教えるのだ、ということは新講師のときからよく言われていました。改めてそこをもう一度大事にレッスンしていこうと思います。
やのよしみ先生
今日はありがとうございました。これだけたくさんの教本について知るという機会は初めてでした。
盛りだくさんでしたが、先生のお話しが楽しく、あっという間に終わってしまいました。
思いの詰まった各教本を生かしてレッスンしようと思います。
きょうは多喜先生のお宅で室内楽クラス、モーツァルトのピアノトリオに参加。ディベルティメントの3楽章です。
今日もヴァイオリンはN響の森田昌弘先生、チェロの篠崎由紀先生のため息が出るほど素晴らしい演奏とご一緒させていただきました。
簡単そうに見えて全然さらってなかった四分音符の左手をもっとこうすればよかったんだ、などの気づきが沢山ありました。自分ひとりでそれに気が付ければいいんですけれども。なかなか。
それでもピアノを弾きながらチェロとヴァイオリンの両方が聴けるようにやっとなってきた感触があります。弦を聴きながらピアノを弾いていくのが、楽しい。うまくできないけど。
室内楽クラス6年目でこんな感じです。
1年目には合わせるとパニック、頭がぐるぐるしていました。くわしくは「自分の音、聴いてる?」をご覧下さい。