音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

ヤマハ掛川工場と浜松楽器博物館へ遠足

昨日は、私の主宰するライティング研究会で、掛川ヤマハグランドピアノ工場と浜松の楽器博物館に遠足に行ってきました。

 

関東、静岡、名古屋、岐阜、関西の先生方、私を含めて23人。

 

初対面の先生どうしも話が弾み、和気あいあいとした楽しい時間となりました。

 

ヤマハ掛川工場にて。

f:id:mimeyama:20161116122810j:image

f:id:mimeyama:20161116123036j:image

むかしのオルガン。この修理から会社がスタートしたそうです。

f:id:mimeyama:20161116123146j:image

変わったピアノがたくさん展示されていました?

 

 

新横浜チームは、こだまに乗って掛川を目指しました。

 

f:id:mimeyama:20161116122834j:image

 

f:id:mimeyama:20161116122918j:image

 

こんなバスをチャーターしました。

 

f:id:mimeyama:20161116122946j:image

楽器博物館にて。

f:id:mimeyama:20161116123224j:image

北アフリカバグパイプスコットランドだけでなく、バルカン半島やヨーロッパ各地にバグパイプがあるんです。

 

f:id:mimeyama:20161116123348j:image

浜松駅にはシゲルカワイが展示してありました。

 

f:id:mimeyama:20161116123418j:image

ひかりに乗って帰宅。

 

 

息子の遠足の弁当を作りながら、私だって遠足行きたいと思ったのが、この遠足を企画したきっかけでした。
家族、ママ友と行くのもいいけど、自分の好きな音楽繋がりの友達と旅行が、たぶん楽しいだろうなって。

教室運営や集客について勉強していくと、コミュニティづくり が鍵になるということが出てきます。ピアノ教室でも、私のようなセミナー講師でも、どんなコミュニティが作れるか、自分の人間性が試されます。

遠足じたいは遊び企画です。経営的には、わたしは遠足でなくセミナーを別に企画してもっと働くべきではないんでしょうか?

違うんです。

一見関係のないお楽しみイベントをすることが、
実は、お客さまとの信頼関係づくりに役立つんだそうです。

そういう大義名分があるとわかり、
あえてイベント開催にエネルギーを費やして良いんだ、と自信がついたので、
あとは、普通にやりたいように企画して、お金も実費で集金。友達同士で行くスタイルです。

とにかく楽しむ‼︎ を趣旨に、楽しく過ごしましたが、
やはり実際お会いして話す時間があるからこそ聞ける重要な情報が大量に入ってきて、原稿のネタづくりや、今後のセミナー企画を考えるにあたり、大変に大きな収穫がありました。

ということで、おそらく、教室運営でも、
保護者のランチ会や忘年会、子どもたちのお楽しみ会など、ピアノ抜きのイベントは、在籍生徒さんの満足度アップ、生徒さんとのコミュニケーション、新たなことへ挑戦する意欲づけ、そして新規の生徒募集など、かなりいろいろな意味で重要と思われます。

 


指導者のためのライティングセミナー
~月謝値上げに備える教室ブランディング


12/9(金)9:45-11:45

 

【 講師 】山本 美芽
【 会場 】東京国際フォーラムG606

(所在地:東京都千代田区丸の内3-5-1)


「保護者から軽く見られている気がする」
そんなお悩みありませんか?
今や必須となったブログやホームページでの情報発信も、
内容によっては、指導者としての品格を下げてしまうこともあるのです。

指導力に見合った月謝の価格設定も、
円滑な教室運営にとって大切なもの。これから検討している先生方も多いことでしょう。

生徒から軽く見られずに、指導力に合った月謝の価格設定をしていくためは、
親しみやすさと、講師としての品格を両立させる
ブランディング」が大切です。

セミナーでは、受講者から提出された原稿の添削や、月謝値上げに成功したピアノ教室のお手紙の実例を通して、講師として望ましいプロフィールやブログ記事の書き方を具体的に学びます。

定員10人、プロライターから直接の添削も受けられる貴重なセミナーです。

*申し込み後、添削希望の文章(800字以内)をひとり1本、講師に提出できます。

当日、具体例としてセミナー時間中に添削が受けられます。

当日時間が足りなかった場合は後日メールにより講師が添削を入れてお返しします。


受講料 6000円

12月2日まで、キャンセルの場合全額返金します。

それ以降は動画と山本の電話による補講となり、返金はありません。

定員:10名

お申し込みは、ピティナのページからどうぞ。

 

ピティナ・セミナー情報

http://www.piano.or.jp/seminar/list/smmb_s_info/2013886

 

室内楽歴5年で、わかってきたこと

八王子ステップでは室内楽コーナーを聴かせていただきました。

 

多少室内楽の経験ができてきたので、初心者さんはあそこがああなればきっとこうなって等々、いろいろ思い浮かぶようになってきました。自分ができるかどうかは、棚に上げての話ですが、そが第一1歩なんじゃないかと。

 

昔は室内楽はぜんぶうまく聞こえていたんですが(爆)。たくさん聴くのは本当に勉強になります。

 

土曜日には私は狛江ステップに参加。

ベートーベンのピアノトリオ 「街の歌」1楽章を演奏します。

 

レンゲルハイドンドビュッシー、フンメルときて、早いもので、室内楽クラスも5年目になりました。

 

ベートーヴェン : ピアノ三重奏曲全集

ベートーヴェン : ピアノ三重奏曲全集

 

 

 

うちの子にピアノを続けさせる価値はあるんでしょうか?

それなりに練習して上達、楽しんでいて保護者の満足度も高い。こうした生徒が多ければ、退会は少なくご紹介は増えて経営は安泰。

 

値上げもスムーズです。

 

しかし満足度がイマイチなまま値上げの連絡が来ると、「いい機会」として退会のきっかけに。

発表会を区切りにやめる、などもこの類です。

 

レッスンに対する満足度を上げるためには、けっきょく、自宅練習の習慣づけがポイント。

 

そのために必須なのが先生から保護者への情報発信です。

親しみやすさと自分らしさ、講師としての品格を両立させる文章であれば万全です。

 

ほんとうにうまくなっているのか。

うちの子にピアノを続けさせる価値はあるのか。

 

細かい進歩や変化は、保護者にはわからないことが多いのです。

そこを伝えることで、モチベーションや満足度はまったく変わってきます。

 

12月9日(金)の国際フォーラムのライティングセミナーでは、月謝値上げを視野に入れて、指導者としてふさわしい文章の書き方、文章による保護者へのレッスンの様子のフィードバック方法をお伝えします。

 

受講者から提出された原稿の添削や、月謝値上げに成功したピアノ教室のお手紙の実例を通して、講師として望ましいメールの文例、プロフィールやブログ記事の書き方を具体的に学びます。

 

お申し込みはピティナのページからどうぞ。

 

www.piano.or.jp

 

ピアノ教本比較セミナー

f:id:mimeyama:20161112094556j:imagef:id:mimeyama:20161112094607j:image

 

表参道クラシックスペースで、ピアノ教本比較セミナーを行いました。

 

他のメソッドに影響を与え、ネタ元になっている重要な教本を中心に、歴史と全体を概観しました。

 

30冊ぐらい? 駆け足でしたので、これから各論で深めていきます。

 

偶数月の木曜日に行う予定です。次回は相対的な譜読みの教本について、2月で調整中。

 

ご感想 大野由利子先生


セミナーでは、膨大な教本の特徴を、それぞれは短い時間でしたが、全部紹介していただきました。

私は、楽器店の楽譜売り場によく足を運びますが、
昨今、あまりにも数が多すぎて、何がよくて、何が不都合なのかを自分で調べるには、わからず途方に暮れることが多かったので、たくさんの教本の紹介をしていただいたことは、頭の整理になり、とても良かったと思いました。

http://lilypiano-naruse.jimdo.com/2016/11/11/ピアノ教本比較セミナー/

 

中川千波先生のご感想

教本を作った側からの目的や思いや、それぞれの良いところを捉え踏まえて、生徒さんが弾けるようになっていくことに活かしていきたいと思いました。


まずは、紹介された教本の中で私自身が持っていて、教室で使っていない教本からページをめくって弾いてみることからやり始めです。



 f:id:mimeyama:20161112095655j:image

ランチは表参道ヒルズで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藤井一興ピアノリサイタル 音楽遺産 浜離宮朝日ホール

f:id:mimeyama:20161109222527j:image

難しそうと思っていたメシアンが、藤井先生の演奏前トークのおかげで、わかったような気がしました。微分音程を3倍にして鳥の鳴き声が再現? メシアン先生が録音した鳥の声を藤井先生も聞かせてもらったとか。

 

ドビュッシーは、ますでシャンパンゴールドのような、まばゆい世界に包まれて、夢を見ているようでした。ペダリングが細かく小刻みで音の混ぜ合わせ具合が絶品。

 

アンコールの現代曲、ブーレーズかと思ったら、即興でした‼︎ 面白かった!

 

チェロの横坂源さんも素晴らしい音色。3分の1くらいかチェロ入りで、バランスが流石です。

 

 

 

心地よい現代国語の授業?

中西美江先生が奈良ライティングセミナーのご感想をブログ記事に書いてくださいました。

 

鋭い観察! 素晴らしいです。

 

「美芽先生のワークは本の帯に注目、どこの文章から、なぜこの文章が選ばれたのか?
を受講者全員で音読・・・ それぞれが読んだ感想など、何が言いたいかを考える
まるで、現代国語の授業みたいなんだけど・・・

それがなんとも心地いい・・・ 何が言いたいのか必死に探る時間・・・
答えは一つじゃないという事も再認識、
同じものを指しているのだけれど、参加者それぞれの言葉で表現が微妙に変わる・・・
これもとっても大事な事として今回再認識」

 

 なんか文章スッキリしたなと思っていたら、

書いたあと、読み返すようになったんですって!

すごい効果‼︎ 良かった良かった。

 

 

羊と鋼の森

羊と鋼の森

 

 

 

中西先生は、奈良名物「空気ケーキ」をセミナーの朝、用意するため、開店前にタクシー飛ばして買いに走ってくださいました。

f:id:mimeyama:20161108183349j:imagef:id:mimeyama:20161108182855j:imagef:id:mimeyama:20161108183439j:image

おやつの時間が盛り上がり、最後に学習指導要領を読む馬力を補給でき、

 

このケーキで、「奈良までセミナーに来て良かった! 」という満足度が向上したことはいうまでもありません!

 

ホスピタリティ素晴らしいです。

 

 

 

 

http://www.pocoapoco-piano.com/fellowship/ライティング講座で勉強した事。学んだ事。考え.html

 

 

保護者から軽く見られている気がする」そんなお悩みありませんか? 今や必須となったブログやホームページでの情報発信も、内容によっては、指導者としての品格を下げてしまうこともあるのです。

 指導力に見合った月謝の価格設定も、円滑な教室運営にとって大切なもの。これから検討している先生方も多いことでしょう。
 生徒から軽く見られずに、指導力に合った月謝の価格設定をしていくためは、親しみやすさと、講師としての品格を両立させる「ブランディング」が大切です。
 セミナーでは、受講者から提出された原稿の添削や、月謝値上げに成功したピアノ教室のお手紙の実例を通して、講師として望ましいプロフィールやブログ記事の書き方を具体的に学びます。
 定員10人、プロライターから直接の添削も受けられる貴重なセミナーです。
 

2016年12月9日 東京国際フォーラムG606 9:45-11:45
受講料:早期割引 10月31日まで 5000円
11月1日以降 6000円
12月2日まで、キャンセルの場合全額返金します。
それ以降は動画と山本の電話による補講となり、返金はありません。
定員:10名
*申し込み後、添削希望の文章(800字以内)をひとり1本、講師に提出できます。
 当日、具体例としてセミナー時間中に添削が受けられます。
 当日時間が足りなかった場合は後日メールにより講師が添削を入れてお返しします。

 

http://mimeyama.jimdo.com/mail/

お申し込みはこちらからどうぞ。

 

 

バロック。ピアノ風かチェンバロ風か、それが問題だ

どっちでも自由なんですよ。でも、コンクールではどっちが有利とか、あるんでしょうかね。

 

2016年のピティナコンペの結果特集号を見ていたら

石黒加須美先生はA1、小学2年生以下の講評で、バロックについての課題として

「調性の変化により対応でき耳を養成していかれると良い」

「舞曲を選択される方も多く、なかにはどれも同じような感じに仕上がってしまった方も見受けられた」

「時代・様式によって拍子感・音色・音質も変える勉強をしてほしい」とのご意見も審査員の先生方からあったそうで。

 

ピティナは「4期」ですので、ほかの時代とのスタイルの違いが出ているかはもちろん聴いていたら気になるんでしょうね。ですので、単純な考えですが、

ロマン派とバロックとか、古典とバロックの組み合わせで選択していて、

どっちも同じようにきこえたらいまひとつ格好がつかないということか。

だからアーティキュレーションチェンバロ風のほうにしておくとか。

そういう考えもありでしょうね。アーティキュレーションだけその通りにしてもカンタービレに歌いすぎたら、ロマン派っぽくなっちゃうかも。チェンバロは音量変化できないですからある意味若干淡々としたほうが、それらしい?

って、そこまで小学1・2年生が表現するんですか?

頭痛が・・・

私、できなさそう(爆)。

そんなことまで考えて表現しようと頑張っている生徒さん、先生たち、本当に偉いです。

 

しかし、バロック1曲とかバロックだけ弾く場合は、

チェンバロ風にしたほうがいいのかピアノ風にしたほうがいいのか。

これはまた作戦が違ってくるような気がしないでもないですね。

 

ううむ。

 

ということでチェンバロのCDを聴きながら眠りにつきたいと思います。

チェンバロの音にはピアノには含まれない超高周波が含まれていて脳を刺激していろんないい効果があるというお話を放送大学で聞きました。どうりでね、音色がいいです。