子どもからシニアまで、趣味から専門まで、幅広く教えていらっしゃる先生はたくさんいます。
それはそれでいいと思うのです。
でも心配なことがあって。
あらゆるジャンルで、なんでも屋さんは、競争に負けて減ってきています。
絞りこんだお店が生き残ってる。
ただし、コンビニはなんでも屋さんだけど、強い。
こういう状況を見ると、考えます。
ピアノ教室は、絞りこむべきか、
コンビニを目指すべきか。
幅広く教えている場合、その路線で今後も大丈夫なのか。
幼児さんからシニアまで全部大丈夫。といって教えるほうがいいのか、
子ども、シニアなどの年齢層を区切ったり
敷居が低くカジュアル、ある程度ハイクラスなどターゲットを絞るほうがいいのか。
コンビニでない、地域のなんでも屋さんみたいなお店、昔はたくさんあったし
今も田舎に行くとあります。
品揃えの豊富さ、商品補充の充実度、店内の明るさきれいさなど
なんでも屋さんとコンビニでは競争力が違います。
それだけ充実しているコンビニは、1店だけでは成立できません。
地域にたくさんのお店を出して、集団で成立しています。
個人開業のピアノ教室で、先生ひとりで、コンビニレベルに、誰もにハイレベルな
ものを提供するのは、かなり難易度が高いですし、長時間営業だから、
しんどいですね。
でも、なんでも屋さんは、おそらく、競争が激しくなると不利です。
ご近所の信頼できる、内科のかかりつけ医院とか、
信頼できる魚屋さん、パン屋さんみたいなお店とか、
保健室みたいな居場所とか、
「どんな人もウェルカム」というよりは
若干の得意分野を持ってそこについては研究し、
何かしらの方向性をきちんと打ち出し、
地域の信頼を集めるプロフェッショナルとして
存在できたらいいですね。
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