音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

アメリカの小1の英作文はこんな感じ?

早いもので娘の新学期がはじまって1ヶ月になりました。

キンダー(幼稚園)のときにも、英作文らしきものはやっていたのですが、絵を描いて、その隣にちょこっと先生が文章を書いてくれるとか、既存の絵本を下敷きにして自分たちで絵を描き文章を写して自分だけの絵本をつくる活動をしながら文章を写すとか、そういったものが中心で、自分で文章を作って書くのは、あまりやっていなかったような気がします。

それが、1年生になったとたん、毎日1枚、英作文をした紙を持って帰ってきます。
まだまだ間違いが多いけれど、いちおう自分で文章を作っているようです。

たとえばこんなものを書いています。
One day the is a doy.birthday is towday.Hray Hray! Theenb.

正しくは
One day there is a boy.Birthday is today.Hooray,Hooray! The end.

なんですが。

ほかにも
One day I go to the Canada.We visit in the Hotel. This is vraee coob plac!!

とかですね。(なぜ、Canadaの前にtheを入れられたんだろうか?? 知っていたのかしら)

正しくは

One day I went to the Canada.We visit in the hotel.This is a very cool place!!

なんですけども。

へー、こんなに文章が書けるようになったんだ!! と、親バカかもしれませんが、ほんとうに驚きました。

いまだに娘がペラペラっていうほど流暢に文章をしゃべっている様子を見たこともないし、キンダーのときは英語の本を読み聞かせる宿題が嫌いで、この単語は何? ときいても「わかんなーい」といった具合で関心がなく、ほんとにこれで1年生になって大丈夫なの??? と、非常に不安だったのに。

成長はうれしいですが、なんで? どうして?? と不思議というか、謎で、理由が気になります。

学校では英作文をするのですが、家では、英語の絵本の音読の宿題というのも毎日出ています。

これが、ここ数日、突然、娘はけっこう流暢に読めるようになってきました。

2週間ぐらい前は、1語1語区切って読んでいて、聞いていてもなにいっているのか、よくわからなかったのに。

いったい何が起こっているんでしょうか??

単に、1年生になって知的な理解力がついてきたという、年齢的な問題? 

まあ、アメリカに来て3年半たっているので、ようやくすらすら読めるところまできたというだけの話?

6月のはじめから8月の半ばまでの夏休み中は、日本語の宿題ばっかり重視で、英語のサマーキャンプはのべ10日程度行ったぐらい。夏休み中は英語のことはろくにやっていなかったのに。

キンダーの後半のころ、私が気がついていなかっただけで、かなり基礎作りをしっかり学校でやっていてくれたのかもしれません。英語の本の音読はうまくできなくていやがっていたけれど、毎日着実に、キンダーに通いながらインプットは進んでいたのかも? キンダーの最後のほうにやっていた英作文的な活動はどうだったのか、もう一度見直してみようと思います。

下の子は、日本に帰ってから自分で教えるつもりなので、なぜどうしてこうなったのかが非常に気になるのです。

英語の本読みは、去年1年間ずーっとしつこく学校からするようにいわれていて、いちおうやったけれど何だかちっとも成果が出た実感がなく、なんかもうほんとに疲れた〜もう読み聞かせする気力は風前のともしび…ダメかも…もういいや、日本語ができれば・・・みたいな気持ちが最近あったぐらいなんです。それだけに、えっ??? という戸惑いが大きいです。

しかし、音読って毎日続けると、もしかして本当にすごい力がつくのかもしれませんね。ま、まずい。私は今日まだ、英語の音読やっていない…。