「感想文書いたら、焼き肉に連れて行ってあげるけどどうする?」
と尋ねたら、6年生の娘も1年生の息子も「やる!!!」と即答しました。
夏休みの宿題めでたく終わった子どもたち。でも今は宿題少ないんです。自由研究も読書感想文も習字も絵も、ぜんぶ任意。貯金箱作ったからいいでしょ、といって、このへんの手のかかる宿題はまったくやっていません。
私が物書きで学校の図書館にも私の著書が入ってるのに、読書感想文に挑戦しないっていうのは、なんかちょっと悔しいなぁ。
しかもそんなときに、AO入試作文の準備のお手伝いの添削をさせていただくことになりました。
文章がかけて面接に強ければAO入試、いけますからね。
面接も結局は思考力が問われますので、やはり、文章を書きながら思考力を養うにこしたことはない。
読書感動文はフォーマットが決まってます。
あらすじ。自分の気に入っているところとその理由を2−3箇所。私はこうなりたいです、こうしたいです、でまとめ。
賞がとれるかどうかはさておき、感想文としての体裁はこれでいけます。
なんとか文章を書く経験を、少しでもさせておきたいし。
大変自慢たらしいですが、私は読書感想文はすごく得意で、まったく書くのが苦になりませんでした。スラスラ書いていろんな人にほめられて賞状をもらった嬉しい思い出がありました。ただし小学校のうちだけで、中学校・高校になったらなぜか賞がとれなくなってしまいましたが。
私ほど得意でもないうちの子たちにどうやって感想文を書かせるか。
あまりほめられた手ではありませんが、ごほうびを用意することにしました。
そこで「焼き肉」をごほうびにするという安易な手段に出たというわけです。
北海道で、千尋先生に連れて行ってもらって食べたジンギスカンが美味しかったんですよねぇ。きっとそれを子どもたちも覚えているに違いない。
果たしてこの安易な「焼き肉」作戦がどの程度効くのか。
どの程度わたしがおつきあいすればいいのか。
残り1週間、ラストスパートでいってみます。