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音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

朝から晩までひたすら聴いて

先週から取材準備と原稿書きで、1日12時間ぐらい次々にCDやDVDをとっかえひっかえ聴く日々がもう2週間ほど続いています。

 

ディメンション  25年を振り返る

小曽根さん ゲイリーとの34年を振り返る

TRIX  ライブDVD

アルバムレビュー4本

 

CDの山が机の上に山積み。

朝、車で夫を送りながら聴いて、

帰宅して家事しながら聴いて、

原稿書きながら聴いて、

電話の打ち合わせの間だけ、聴くのはお休み。

お昼たべたらリビングで聴いて。

夕飯作りながら聴いて。

息子が、これ、ナントカが、こうこうなほうがいいんじゃないの? 

いいこと言った、その通り!

とか話して。

 

お風呂入って原稿書いて、寝る前にまた聴いて。

 

集中力が低下しないどころか、聴けば聴くほどハイになりいろいろ聴こえてくる。社会人になってこんなことやってられるなんて、音楽ライターぐらいじゃないだろうか。役得なお仕事です。

 

 

山本美芽セミナースケジュールはこちらです。
https://mimeyama.jimdo.com/セミナー/

 

 

ピアノ講師、実家と夫のサポートがなくなった場合

前回おたよりを掲載したA先生ですが、続きのお便りが届きました。

状況は、前回のお便りよりも、ずっ深刻でした。

実家や夫のサポートなしでピアノを続けることは、容易ではないと、気づかされます。

それと同時に、生徒が集まるような魅力的なレッスンさえできれば、好きなように生きていく自由も手に入るということ。

 

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音大ピアノ科在学中、なんとなく過ごしていくうちに、2年生になったとき、地元で楽典を習っていた先生が結婚をすることになり、生徒さん10名を任されてピアノ教室を開講することになりました。

 
毎日、片道2時間以上かけて通学し、授業が終わるとコンパやサークルには一切参加せず、家に帰ったら即レッスンという大学生活を送りました。当時のピアノ教室で何の努力もせず生徒が集まってきて、楽器も実家に当たり前のように揃ってあり、それが普通だと思って 独身生活を過ごしてまいりました。
 
28歳になったとき、私の同級生は出産ラッシュに入っていました。
そんな中私は結婚相手がいないことに焦り始めました。そして、レッスンの傍らコンビニでアルバイトをしてましたが、そこで今の主人と出会いました。
 
主人は遠くの県から長期出張で来ていました。
結婚に焦っていた私はあまり冷静でなく、とにかくこの婚期を逃してはいけないと思い、わずか3か月ほどで結婚を決意しました。両親は猛反対でした。夫は、高校を1年で中退をし、十代で家出をし、土建業で働いていました。あまりに私の 育ってきた環境とは違いますが、そんなことが結婚生活に影響を及ぼすとは、考えもせず両親の反対を押し切って、家出同然で強行突破しました。このような結婚に、親族一同、友人、誰一人祝福してくれる人はいませんでした。両親には、「二度とうちの敷居を跨ぐな」と勘当されました。
 
当時主人の会社は景気もよく私が働かなくても十分食べていけれるだけの給料があったので私は結婚に踏み切り、二度と実家にには戻らないつもりで、レッスンをやめ、実家とは遠く離れた夫の勤め先の近くに引っ越しました。
引っ越し先は小さなコーポでしたので、グランドピアノ、アップライトピアノ、ドラムセットなど、すべて実家に置いたままで、持ち出すことはできませんでした。唯一持ち出せれたのはヤマハの電子ピアノと楽譜だけでした。
 
すぐに妊娠し、子供が生まれピアノにあまり触れることなく毎日が過ぎてゆきました。子供がうまれ、夫の態度が変わり、私に対し大声で怒鳴りつけたりすることも出てきました。こんなはずではなかったと後悔しつつも、実家には戻ることができないので、そのまま生活を送りました。長男が生まれて1歳になったとき、同じ市内で夫名義のローンを組み、一戸建ての住宅を購入しました。
 
ピアノを置けれる環境が手に入り、ピアノが弾きたい気持ちが次第に強くなってきました。まだまだ子供に手がかかるので 、十分な練習時間の確保はできませんでしたが、電子ピアノであってもピアノを弾けれる環境がとても幸せだと思いました。
 
夫とは何度も怒鳴りあいの喧嘩は続いていました。大きな声をあげたりものに当たって大きな音を立てるので、だんだんお願いごともできなくなり、子供にたいする暴力もあり、気持ちはすっかりなくなりました。
 
次女が生まれ、幼稚園に入学したころ、やっと自分のまとまった時間が取れ始めたのをきっかけに、中古でアップライトピアノを購入しました。中古でしたが、やっとピアノが弾けれる環境が整ったことに、心から幸せに感じました。それまでは、両親がレッスンには好きなだけ通わせてくれ、グランドピアノもアップライトピアノも買いそろえて
くれたことを、当たり前のように享受してきました。
 
一度結婚を機に、レッスンの生徒、楽器、練習する時間、すべてを失い音楽ができる環境があたりまでなかったことに、初めて気づかされました。
 
ピアノを購入したことにより、少しずつ生徒さんが入会してくれ、レッスンが出来ることに喜びを感じ、多くある教室から私の教室を選んでくれたことに、とてもありがたく思いました。私の教室に通ってくれる生徒さんのために、良いレッスンを提供したい気持ちで、自分自身の練習も懸命に取り組み、勉強にも 時間を惜しみなく使いました。
 
ゼロから始めた教室ですが、生徒さんが5人に増えた一昨年の秋に、主人が会社を首になりました。その数日前、「パパは会社で喧嘩をしてきたんだと」と誇らしげに子供たちの前で笑いながら話していましたが、子供も私も呆れぎみで、聞いてました。その喧嘩が原因で解雇されることになりました。
 
すぐに新しい職場は見つかりましたが、手取りで給料は10万円減り、生活は苦しくなりました。私は音楽とは全く関係ないパートの仕事を午前中していましが、午後15時までに引き延ばして働くことにしました。職場までは4キロほどあり、自転車が通っていたので、パートから帰っ てきては、バタバタでした。真っ先に晩御飯の準備をし、16時からはレッスンでした。夫は17時過ぎには家に帰ってきますが、家のこと、子供のこと、一切何も手伝ってはくれませんでした。
 
生徒は順調に増えてき、昨年は7人も入会されました。主人とは口を利くこともなくなり、顔をあわせることもだんだん避けて、家庭内別居状態が1年を過ぎました。
 
パートでは毎月9万近く稼いでいましたが、それはいずれ離婚するための資金として貯めてきました。最近では夫は毎日帰宅が遅く、飲み歩いているようで、家計にまで手を出して自由な生活を送っています。
 
ずっとパートとレッスンは掛け持ちして 働く予定でしたが、年末重いものを運ぶ仕事でしたので、腕を痛めてしまいピアノが弾けれなくなってしまい、年末に退職しました。
 
やめてお金は減りましたが、時間にゆとりができたことで、子供たちと向き合う時間も確保でき、レッスンに対しても十分な準備と、勉強をする時間もできました。
 
今では夫が家計にまで手を付け毎月赤字運営です。私のレッスンで稼いだお金が生活費で消えていってます。夫に対し、情もなにも無いのでいずれ離婚を考えていますが、現在のレッスンの生徒数10人あまりでは、食べていくこともできず、家を出ることもできません。音楽とは全く違う仕事、食べていくためだけの仕事も 考えましたが、それでいいのかと考え込みます。喜んで私の教室に通ってくれている生徒さんたち育てることに、大きな喜びと生きがいを感じてます。音楽こそが私の天職だと思って向き合っています。
 
そんな音楽で食べてくことのむつかしさ、レッスンをすることの喜び、このふたつがぶつかって、苦しくなることが多いです。夫の使い込みが激しくなり、私の収入だけで補いきれなくなったとき、また私は音楽も生徒もすべて失ってしまうことになる、という恐怖があります。
現状はこんな感じです。家を出ていく力もないし、生活を支えていけれるだけの仕事をできる能力があるわけでもなく、音楽とレッスンが生きがいで、それがいつ崩れるかわからない不安と恐怖、少しずつでも入会がある希望とが複雑に絡み合ってます。
 
とりあえず今は、家を出るとか、破産してしまうとか、あまり意識を向けない よう、レッスンの生徒数を増やすための工夫に全力で取り組んでいこうと毎日奮闘してます。
 
大好きな音楽で食べていくこと、本当にむつかしいです。
 
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力になれずに歯がゆいですが、ぜひ似たような経験をされている方、過去に似たような経験をして解決したかたの事例をお寄せいただければ、何らかの役にたてるのではないかと思っております。
 
 
山本美芽セミナースケジュールはこちらです。
https://mimeyama.jimdo.com/セミナー/

 
 
 

音楽の仕事を続けるのか、やめるのか

ピアノの先生のなかには、苦しい立場のなか必死に踏ん張っているかたもいらっしゃいます。

生徒数がある程度の人数までいかない場合、ピアノの先生以外の仕事を掛け持ちせざるをえないこともあります。

音楽の仕事を続けるのか、続けないのか、ぎりぎりのところでの自問自答。


全員ではありませんが、ピアノの先生だけでなく、音楽業界にいる人の多くが抱えている葛藤です。

ピアノの先生をしている読者の方からいただいたメールをご紹介します。

以前にセミナーに来ていただいたA先生です。ブログで紹介してもらって構いません、ということでしたので、ほぼそのままご紹介します。

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はじめて美芽先生のセミナーに行ったとき、私の教室は生徒数が5人でした。他の先生たちは皆さん生徒数が二桁ばかりの方で、頑張ろうという前向きな気持ちと、なんでなかなか他の先生みたいに増えないのかなとネガティヴな気持ちがぶつかっていました。

ブログも数ヶ月は書きましたが、もともと文章そ書くのが苦手でだんだん書かなくなっていき、レッスンも増えそうにないし、高学年生徒さんたちはいずれ辞めるだろうから、安定した収入を得るために、パートタイマーで音楽とは違う仕事を増やして、そっちにシフトしていこうと思い、パートも始め慣れた半年後から時間も増やし、レッスンよりもパートでの収入の方が増えました。

そんな中昨年度は急激に問い合わせと入会が重なり、1年間で7人もの方が入会されました。慣れない音楽以外の仕事ではミスも多く、若い人(20、30代)たちの中で働く事に自信もなくなり、だんだん自尊心も傷つき、しまいには腕を傷めてピアノが弾けなくなりました。

やっぱり自分には音楽の仕事が一番の居場所で、自分が発揮できる場所なんだと気がつきました。初めは集客目的で始めたブログでしたが、最近ではどんどん書きたいネタが頭の中に浮かび、楽しみながら書いています。

 実際レッスンをしている時は毎回毎回が本当に楽しく、幸せな仕事だなと思ってこなしています。音楽一筋で生活をしたいという強い希望もあります。

 現状私の家庭は、破綻寸前の状態です。夫とは1年以上口をきいておらず、顔を見るのも数ヶ月に一度くらい家庭別居状態です。2度と心を通わす気にはなれないので、いずれ離婚するとは思いますが、今家を出て行かない理由にレッスンがあります。

 夫の名義のローンで購入した家があるからレッスンが出来ています。現在レッスンと別の形で音楽の活動の場を広げて、音楽で自活したいと考えていますが、美芽先生がお書きになっていたように、そう簡単なことではないことだと思います。

 子供の頃からレッスンや学校教育を受けさせてもらうために両親には随分と負担をかけました。やっと音楽で収入を得るようにはなりましたが、自立するまでには至りません。
 難しいですね、大好きな仕事だけれども、自活するだけの収入を得るのは並大抵な事ではないこと。私の場合は実家に帰れる環境ではないので、現在の環境を失った時点でレッスンの道は途絶えてしまいます。いつ終わってもおかしくない家庭環境中で、もがいています。

 音楽を教える事で幸せ頂いていますが、自活できるかと言えばそうではなく、しかし生き甲斐を感じてレッスンをしています。このギャップが時々苦しくなることもあります。

 長々と解決のない話してしまいすみません。
 大好きな音楽で食べて行けない、というところが強く自身に突き刺さったので、感想を書いてしまいました。

 音楽を学ぶこと、生徒に良いレッスンを提供することに迷いはありません。

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私は、このメールをくださった読者の方に、何か助けになることをしてあげられるわけではありません。

ただ、苦しいのは自分だけではない、と共有することにも、なにかの意義があるのではないかと私は信じています。

 

4/27 ピアノ教本セミナー「のりかえポイントを考える」

【木曜開催 ピアノ比較教本セミナーシリーズ 第3回 のりかえポイントを考える】

 

2017年4月27日(木) ピアノ教本比較セミナー のりかえポイントを考える 

渋谷駅南口のスタジオ カサモト さんをとりました。

 

ピアノひけるよジュニアの2から3にいくのがどうして難しいのか、ポジション移動を例に、のりかえ先を検討します。

🌟去年の横浜のヤマハ、カワイ、1月の宮地楽器、4月の山響楽器中山とほぼ同じ内容です。去年よりは若干バージョンアップしておりますが。

 f:id:mimeyama:20170223103120j:image

【使用テキスト】
・ピアノひけるよジュニア3
・ぴあのどりーむ3
・新版オルガンピアノの本1
・ピアノランド2
・バスティンベーシックス1
・バイエル下巻

・トンプソンはじめてのピアノ教本2(全音
・アルフレッド 導入コース レッスンブックB(全音
・アキピアノ教本1 (音友)
・ぴあのどりーむ3(学研)
・ピアノアドベンチャーレッスンブックA、B 

会場 スタジオカサモト 

渋谷の南口から代官山方面 http://www2.odn.ne.jp/studio-kasamoto/index.html 

若干わかりにくいですが、予算内で、ホワイトボード有、駅から近く、飲食OKなので、こちらを使ってみることにしました。ひきあいでなく、セミナーならこちらのほうがよさそうです。

時間、10時15分スタート、12時15分終了。

 

ランチ会は、スタジオが飲食可能なので、お昼を持参して1時までみんなでその場で食べる。というようにしてみようと思います。

 

定員15名ですが、フェイスブックグループライティング研究会の先行申し込みがありましたので、残席9となっております。

 

受講料は、人数10名以下だったら5000円、10名超えたら4500円の予定です。

ご希望の方は↓

お問合せ MAIL - 音楽ライター/ピアノ教本研究家 山本美芽 Mime Yamamoto

こちらにお名前と4・27渋谷教本セミナー参加希望と書いてお申し込みください。

お待ちしております。

室内楽クラス モーツァルト開始

今年はモーツァルトのディベルティメントです。トップバッターで弾きました。なんか気持ち良かったなぁ。なんて言ってるのはダメなところ聴けてないのかな。

バイオリンの西田先生の音、チェロの篠崎先生の音、素晴らしい。ハモったり一緒に刻んだり、夢のようです。

すでに6年目。

頭が真っ白になりパニックしていた最初のころに比べたら、だいぶいろいろわかるようになりましたが、

結局まだまだ。

バランスよりも、テンポの感じ方や、刻みのリズムの崩れが課題でした。

モーツァルト楽しい〜‼︎‼︎

 

室内楽の準備にはコツがいくつかあります。

 

毎日スケール練習を必ずやる。

バイオリン、チェロパートを弾いてみる。

メトロノームに合わせる。

メトロノームに合わせた自分の動画をききながら

チェロ、バイオリンパートをひく。

以上のことと片手練習を並行。

なるべく暗譜。

 

結構大変ですが、今回なんとか一通りやったので、撃沈はしなかったなぁ。

実はバッハ、インベンションやシンフォニア、フーガの練習と似てますね。

 

まだ録音は怖くて聴けてません。やっぱり撃沈かな〜?

ありがとうの言葉もなく


大繁盛教室の先生は、ピアノの先生を雇っていらっしゃいます。でも、先生を見つけるのはとても大変だそうで、ご苦労が多いそうです。こんなお話を聞きました。

 


生徒さんが増えすぎて忙しいので、ピアノの先生をネットで募集しました。


時給2000円、車通勤可、一人からでも来てくださるかた
音大卒業もしくはそれレベルのスキルのあるかた
子供が好きで教えるのが好きな方交通費の支給はありません


1日で二人問い合わせがあり、来てもらいました。
ところが二人ともお会いして話もしたけど、あれじゃ生徒は集まらないのではと、うちも遠慮しておきました。正直、この仕事はいくらやりたくても向き不向きがあると思います。

最初のおひとりは一人は上から下までファストファッションの清潔感のない服装でした。化粧っけもなく、眼鏡をかけた30代半ば。
親元で暮らしておられる独身。ピアノは5人生徒がいるそうです。
ネットしようにもパソコンを買うお金もなく、勉強したくてもできない状況だそうです。本も多分昔からの教えられた本を教えておられるんでしょうね。
この方はコミュニケーション能力はありましたが、貧困を理由にしてあれができない、これができないと言っている方はからは何も生まれないと判断しました。

もう一人は、古楽器を勉強するためにヨーロッパに留学、10年間勉強して帰ってきましたとのこと。ホームページは立派なのを作っておられる。そしてお月謝の設定は1万円。
どこにもピアノの写真はない。
「あのね、お月謝一万っていうのは、コンクールにばんばん入賞させる、すごい先生の価格設定なのよ」
というと、
「ヨーロッパに留学行っていましたけど、これは高いんですか?」
とおっしゃるのです。
留学したことだけをお月謝を高くするネタにしてる。
そこに問題がある 社会のニーズを研究しようと思っていない。
そして、笑顔がない。
私がはっきり教えて差し上げてるのに、ありがとうの言葉もなく、去って行かれました。
どちらの方も、向いてないと判断しました。

*************

ピアノの先生は教育者なんですが、公務員ではなく公立学校の教員でもなく、人気商売でもあるのが現状です。専門的な知識に加えて、サービス・接客業的な、高いコミュニケーションスキルが求められます。
どんなに専門知識があっても、コミュニケーションスキルが足りないと、生徒さんを集めるのは難しいです。コミュニケーションスキルについては、私も随分セミナーや個別指導でお手伝いしてきました。私もまだまだ反省すべきことが沢山あります。ちょっと気を付けるだけで、コミュニケーションってすごくうまくいく場合もありますね。

ピアノは邪魔?

音大卒の先生から、結婚相手からピアノに理解が得られず結婚がうまく行かなかったメールが届きました。新築したのに防音の予算を削った時点から、すでに、コミュニケーションが上手く行かなかったようです。

「婚活会社の見合いで結婚し、新築一軒家を建てた。実家からグランドピアノを持ち込み近所の方にレッスンスタートと準備していたら、夫が、ピアノの音がうるさいと騒ぎたて、実家にピアノを持ち帰った。建築中から防音の話はしていたが、先方認識不足で予算を削り二重ドアや壁窓等がなかったから仕方ない。
体験レッスン前の挨拶にきた親子の雨靴の泥汚れを罵倒しDVやモラハラが始まったため離婚した。

ピアノ先生のパートナーは楽器を本人がするか若しくはピアノが鳴っていても平気で暮らせないと続かないだろうと思う。

以前入っていた混声合唱団には奥様がピアノ先生も数名いたがマンション買った途端海外辞令が出て、ピアノ先生するためのマイホームが活用されないことを沢山聞いた。

 

ピアノを売却したことにして実家に戻して 元々の生徒さん保護者に連絡したが、出戻り先生に習わせたくないとなった。

実家暮らし 母他界後 自営業家事手伝いをしながらも、知り合いの孫やピティナ紹介で生徒さんは5名になった。

生活費は父から預かる食費をやりくりしレッスンを続けたが生徒さんが増えず。

50を手前に親の介護 在宅仕事だと介護サービスが減ることを知り、事務仕事ででもと外に出ました。

もしも大学生の私に戻れたら、ピアノ先生の確定申告等や生徒募集を学ぶ講義が大学であればと思います。一度身につけた技術がまた活かされる時が来ることを願いつつ、ひとりでも多くのピアノの先生たちが、笑顔で過ごせるようメールさせていただきました」

 

結婚相手にピアノを理解してもらうのは、かなり大変だと思います。邪魔、うるさい、家賃かかる。

 

うちは結婚してすぐは団地住まいで、電子ピアノで我慢していました。一戸建てに引っ越してからは、リビングにグランドピアノを置いています。レッスン室を作る予算がなかったので。私の練習、息子の練習、レッスンは、平日の6時までに済ませています。休日は夫が出かけた隙に少しだけ弾けます。ステップなどで演奏するときも休日なので音出しはしないで、会場でぶっつけ本番です。いつも。

 

それでも、リビングが狭くなるのにグランドピアノを置かせてくれている夫には感謝です。夫は大学生のときの先輩なので、音楽科はこうだから仕方ない

、と思ってくれているようです。

 

コミュニケーションのスキルも絡んでくるし、

自分がピアノでどれだけ稼げるのかでも、家庭内での発言力は変わってくるでしょう。ピアニストをたくさん育てた実績があって1時間1万円でも生徒さんが集まるような先生ならば、また話はまったく別です。

ご主人にどれだけ大事に思ってもらえるかも、絡んでくるでしょう。

結婚しないでいくのも大変だけれど、

結婚すればなんとかなる保証もないということ、

若いうちは、わからない。

ご自分の例が、若い人が少しでも幸せを掴むための参考になればとの思いで、辛いご経験を寄せてくださった先生に、感謝します。

 

グランドピアノで練習を続けるというのは、本当に大変なことだと改めて思います。かなりの覚悟と努力がいります。どれだけ努力しても、うまくいかないことも、もちろんあるでしょう。

 

いま、大人になってからピアノを弾ける一瞬一瞬は、

両親と家族、これまでお世話になった先生や習いに来てくれる生徒さんなど、多くの人のおかげで生み出されています。

 

 

わたしのデビュー作、「りんごは赤じゃない」の太田先生は、モラハラ夫から自立するために実家に戻り、30代半ばで初めて教師になりました。大変なご苦労の末、美術コンクールで生徒が全国レベルで優秀な成績を数多く残し、私が取材に行くことになりました。

稼ぎの少ない女性は、さまざまなリスクにさらされています。

 

りんごは赤じゃない―正しいプライドの育て方 (新潮文庫)

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