いつも私は、スパゲティに具が少ないのがなんとなく嫌でした。
具が少ないと、一皿でご飯を終えようとすると、栄養が炭水化物ばっかりに
なっちゃう！ だから、ペペロンチーノやカルボナーラではなく、
圧倒的にボロネーゼを作るほうでした。
ところがイタリアに行ってわかったことは…スパゲティって、それ一皿
でご飯を終わりにするものじゃなくて、日本の混ぜご飯みたいなもの
だったんです。他に、ちゃんと前菜とか、メインと必ず食べるので
別に具は少なくてよかったのですね。はなはだしい誤解をしていたわけです。
これまで具が少ない、という理由で、なんとなくあまり食べたことがなった
ペンネ・アラビアータが、ツアーの食事で出てきまして、
これが食べてみたら、めちゃくちゃおいしかった！！！
さらに日本に帰ってきてから、うちにあったイタリアンの本を見て
みたら、ペンネ・アラビアータって、作るのがとっても簡単でした。
にんにくと鷹の爪をオリーブオイルでいためて、トマトソースの
缶詰めを入れて、塩こしょうを加えればソースのできあがり。
近所のヨーカドーに行けば、ペンネも200円ぐらいで売ってました。
これだけでご飯を済ませるわけにはいかないので、何か他におかずを
作らなくちゃいけないのがちょっと面倒ではありますが、
ペンネの簡単さとおいしさがあまりに高得点なので、
もう1品つくる手間をかけても、割があう！ って感じです。
