音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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今ごろになってすいません。本田×伊東ライヴ

実は最近、ライコスでうちのページが紹介していただいているのを発見しました。
こういうのって読むと照れるんですが、なかでも「シーンの最新情報が満載」っていうくだりには、吹きだしそうになりました。げげげげ。マジですか〜。ライコスから来た人って、ほんとに、日記とか読んで「なんだこりゃ」とかに思っていないか、心配になってしまいました。

というのもあってあれこれ振り返ってみると、先月20日の本田雅人×伊東たけし、というSTBのライヴの模様を全然書いてなかったんですね。いけないわー!!!ということで、ちょっとだけ書いてみます。

ふだん本田さんのバンドでは、則竹さんがドラムを叩いていることが多いんです。しかしこの日は、沼澤さんがドラムでした。沼澤さんとギターのブッチャーさんのリズム・セクションは、則竹さんのときと、ぜーんぜん感じが違ってて面白かったです。
沼澤さんは、ものすごい骨太な感じ。良い意味で、ラフで歯ごたえのあるサウンドでした。何がそう感じさせるのか良くわかんないけど、スネアとかの音色も大きいかもしれないですね。
いろいろ考えたんだけど、タカさん達が「ナッツ類」を食べたような歯ごたえで、
則竹さんは「ステーキ」を食べたような歯ごたえっていうか。
タカさんたちがパルテノン神殿で、則竹さんだとエッフェル塔っていうか。
自分でも何がいいたいのかよくわかりません(笑)。
曲は、「メガリス」とかやったのですが、あの迫ってくるような緊迫感ではなく、
すごく骨太でリラックスした感じ。全然別の感じになっていて、それもとっても良かったです。面白かった。めったに聴けないですものね、そんなの。

そんなわけで、興味深いセッションでございました。
伊東さんのことが書いてないぞ(笑)。伊東さんと本田さんと2人だけで
デュオで延々とT-スクェアの曲などを聴かせてくれたんですね。
本田さんがベースラインみたいなリフを吹き(それがまた、ビシビシ決まってカッコいい)、8小節ぐらいで交代して、本田さんがメロ、伊東さんがリフって感じで入れ替わるっていうしくみのアレンジです。
本田さんリフ、伊東さんメロっていう部分、一番カッコよかったですね。

それにしても、ほんとに貴重な試みで、めずらしいものを聴けたライヴだったんですよ〜。また1年ぐらいしたら、やってほしいなあ。