音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

継続は力なり?

 

今日はこんなメッセージをいただきました。

 

「美芽先生、大晦日ですね。

今年は、先生の演奏の配信に勇気づけられました
継続は力なり
あきらめてはいけない!!って。

来年も先生のトークと演奏、楽しみにしています!

良いお年をお迎え下さい」

 

FLOW. #flow #moriyasaito #monologue #hikarigaokaimahall #ptna #pianostep #free15 #mimeyamamoto #mimewriting #steinway #fullconcertgrand #japan #tokyo #music

 

 

夜中に原稿出して、今日はお掃除やお年賀の買い出しなど。夫と息子が買い物に出た間に練習!! 2019年、投稿にお付き合いいただきありがとうございました。来年はもっとパワーアップして参りたいと思っています。ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。 #flow #monologue #moriyasaito #piano #pianist #mimewriting #petrof #japan#mimeyamamoto



ひたすらピアノを弾いていた気がします。

たぶん中毒とか依存とかそっち系。

弾いてピアノの音を聴いていると

気持ち良くなってしまうから

弾かないと具合が悪くなるというか、、

 

だからずっと弾いていただけなんですが。

 

 

年末も金曜日に光が丘ステップにでて

日曜日はライブに行って(横須賀の斎藤守也さんから目黒のブルースアレイ)

月曜日はスーパーに行って店のピアノ弾いて

晦日の今日も、掃除の合間にみんないなくなった30分ほどに練習!!

 

弾かないと具合悪いだけなんです、

これから正月で弾けない、、

どうしよう。

 

せっかく練習したら誰か聴いてもらいたいから

インスタに動画あげているだけなんですが

 

継続は力なり。

 

 

はい、そうだと思うんです。

 

月の半分以上ステージに立ってるミュージシャンもたくさんいるわけだし

 

60歳とかそれ以上の年齢のミュージシャンも

年々うまくなって、より素晴らしい曲を作ったたり

されている方はたくさんいます。

 

プロミュージシャンと自分を比較するなんて

おこがましいけど、

単純に練習時間とステージ経験を比較すると

自分には、継続というより、まだほとんどなんにもやってないのと同じくらいの経験しかない。

とにかくたくさん弾いてステージに出ないことには話にならないんですよね。

 

 

努力とか思うんじゃなくて

弾かないと具合悪い

弾くと気持ちいい

それに尽きます。

 

お茶の時間にスイーツを並べて「きゃー嬉しい!!美味しい!!」って食べてるのと変わらないんですよ。

 

それを「継続」と言っていただくのには違和感があり。

 

音楽ライターになったばかりの頃、ミュージシャンの方に「すごい毎日たくさん練習するんですよね。すごいですね」みたいなこと申し上げたら「いや、そういうんじゃ、、」とみたいな、説明しづらそうなリアクションがよくかえってきたんです。

あ、私が思ってる練習とは違うんだってことはわかった。夢中でやっていたら時間がたってしまうような。

 

そこまではわかったけど、自分がピアノを弾いていてそのモードには入れないまま、20年以上が過ぎて。

 

去年からソロで本気で練習を始めて、

やっとこの歳になって、

気持ちや感じ方、音楽との向き合い方の部分で、

インタビューで聞いた感覚に、少しだけ近づけた

気がしているのだけど

でも気のせいかもしれないし

激しく思い込んだ勘違いなのかもしれない。

 

とりあえず、そんな立派なものではないのですが、、

 

勇気づけられているというお言葉は、励みになります。

 

っていうか、弾いていると、楽しいというか

 

音がひたすら、気持ちがいいんですよ。

 

そこにいつでも入れるようになったのが2019年の収穫かもしれません。

 

私の本業は音楽ライター。

なのに弾くことにこれだけこだわるのは

たぶん、向き合い方について「書く」ための

体当たり取材なんです。

 

 

 

ライティング研究会と、ライブ配信セミナーの活用法

ライティング研究会と、ライブ配信セミナーを活用して勉強してくださっている子育て中の先生から、活用法を紹介いただきました。

 

 

「子供たちが起きる前の貴重な朝の時間を使って、溜まっている動画配信を見たり、ピアノの練習をしたり、とここぞとばかりに勉強しています。と言っても限られた時間ですが、コツコツと焦らず一歩ずつですね!

今年美芽先生の会に参加してから、実践したこと。

①美芽先生が紹介して下さった教本を新しくレッスンで取り入れ、生徒に使い始めたこと。
ルフレッド、はじめてのトンプソン、あきピアノ、どりーむなど
(個人的にはアルフレッド、呉あきさんの教本に興味を持っています。)
トンプソンも自身は幼少期取り組みましたが、改めて音楽的な要素として良いなと感じ、生徒にももっと積極的に取り入れたいと考えています。

②小さい子供たちにも楽典を取り入れ始めたこと。
ソルフェージュは呉あきさんのものを活用していますが、楽典の大切さを感じ、今後積極的に取り入れたいと考えています。

③導入、年齢で線引きしないこと。
譜読み、早めのスケール導入、導入からのテクニックなど、この会を通して勉強させて頂き、良いものはどんどん取り入れているところです!
1番は音楽を楽しむ心を育てたいという気持ちがありますが、これからも色々な角度から生徒と共に学んでいきたいです。

私自身は大学院を修了してから演奏ばかりしていたので、指導の勉強が疎かになっていたなぁと反省しているところです。。
この会に参加させて頂いて、指導に対する意識が変わりました。
今は動ける範囲が限られていますし、生徒さんもなかなか増やせずにいますが、それが逆に勉強出来るチャンスだと考えて、今いる生徒さんをしっかり丁寧に指導しながら、更に研鑽を積んでいきたいと思います。
これからもよろしくお願い致します✨

明日から、いよいよ2020年の幕開けですね。
来年は沢山勉強出来るよう、美芽先生のセミナーも楽しみにしています✨
2020年もどうぞよろしくお願い致します」

 

私自身、アメリカから帰ったばかりの数年間、多喜先生のところにピアノの個人レッスンに月2回、室内楽クラス月1回、息子のレッスン月1回、合計4回通っていました。

いまはセミナー講師の仕事が増えたので回数は減らしていますが、

いろいろな意味での「やり直し」をしていた貴重な時期だと思っています。

仕事が少ない時期は、貯金を取り崩しながら勉強していた時期もあります。

子育てに突入する前に、身動きとれない時期の勉強資金だけは貯めておきました。

 

いちばん仕事復帰の壁になるのが

子どもの急な発熱です。

 

仕事は、キャンセルできませんが、

レッスンやセミナー受講はお金をお支払いすればキャンセルも可能です。

だから仕事は絞って、勉強ばかりしていました。

 

いま思うと、作戦としては良かったと思います。

 

勉強できる時期ってチャンスなんですよね。

 

ライティング研究会やライブ配信セミナーにご興味のある方はこちらへ。

https://wkenkyu.hatenadiary.jp/entry/2019/12/23/2332582020年ライブ配信セミナー「教本カリキュラムの研究」 - 山本美芽ライティング研究会ブログ

 

 

 

追悼 益子祥子先生

ピアノ指導者としてレッスン、執筆、講演などご活躍なさっていた益子祥子先生が12月23日にお亡くなりになりました。

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しょうこ先生は、私がアメリカから帰国したばかりのセミナー初登壇だった、藤拓弘先生主催のチェルニーセミナーにいらしてくださいました。

まったく日本のレッスン業界もセミナーも訳がわからない状態で夢中で喋ったら、しょうこ先生が明るい笑顔で温かく声をかけてくださって、お話したら

60人だったか、すごい人数を教えている、と聞いて、ものすごくびっくりしたのを覚えています。

 

その後、ご自身の教室運営方法をオープンにしてセミナーをされるようになりました。しょうこ先生のご著書やブログはずっとチェックしていまして、

あくまで私の解釈ですが、養護学校勤務で得た学校のノウハウをピアノ教室に持ち込んで、効率化や集団の力を最大限に引き出す運営方法を確立されたと思っています。

月謝はなるべく負担なく抑えつつ、なるべくたくさんのことを指導したい、その相反するニーズを満たす工夫がそこにはありました。

 

私の母は、しょうこ先生とおそらく同じ時期に同じ養護学校に勤めていた時期がありました。私も1年だけですが、養護学校に勤務した経験があります。だから、しょうこ先生の「ウォーミングアップレッスン」や、お話組曲を取り入れた発表会など、養護学校の実践もヒントにしてピアノ教室向けに考えられたのだろうなと想像していました。

あくまでしょうこ先生のやり方はひとつの方向性ではありますが、街の教室が持つ可能性がまだまだあることを多くの人に示したと思います。

 

お教室の様子は、昭和音大に出講したときなどに事例でご紹介させていただいたこともありました。

音楽教室の仕事で食べていけない? 覚悟を持って真剣に取り組んだら食べていけるよ、と学生さん達に、伝えて欲しい、とおっしゃっていましたっけ。

 

しょうこ先生はシェアの達人であり、ブログで思いを言葉にする才能がおありでした。

自分の教室の拡大に専念するのが普通なのに、運営方法をたくさんの先生に教えていらっしゃいました。ブログを更新するマメさとそこにこめられた思いは、見る度に、プロライターの私もすごいなと圧倒されるものでした。

 

1つ荷物を届けて100円の宅急便の配達のアルバイトをしながら教室を始めてピアノを揃えるところからスタートされ、

ご自宅にホールを作ってスタインウェイを入れる、その夢を実現されたのも驚いたけど、

そこでずっとセミナーやコンサートを開催し続けたのが一番すごいと思っていました。普通はネタ切れになるのですが、どんどんアイデアが出てくる。プロデューサー的な才能があったのだと思います。

 

笑夢ホールには、2016年の11月にピアノ教本セミナーの講師として一度お招きいただきました。

私が喋る前に、先生方の教室の教本カリキュラムのレポート発表があり、非常に充実していました。普段教本セミナーで使う楽譜、数十冊楽器店で揃えていただきますが、しょうこ先生のお教室にはほとんど揃っていたので持参する必要もなく。ロシア奏法のテキストだけ、なかったのですが、即座に全巻購入されていました。

こうやって貪欲に勉強されてきたんだろうなと思いました。

 

ピアノ教育も多様化していて、もはや一人のカリスマが全部の分野を牽引するのは不可能であり、それぞれが得意分野をシェアしあう学びのスタイルに移行しています。しょうこ先生はそんな時代の学びのスタイルをリードされていました。

 

ご病気の様子を読むのは辛くもありましたが、

読むたびに、ほんとうに大切なものは何か

見つめ直し、やっぱりあれをやってみよう、やめようと、考えるヒントにもなっていました。

 

休みができると、サッと車を飛ばして温泉に行っていらしたのがカッコ良かったな。

おせち料理も凄まじい量とクオリティで見事に作っていらした。家のことも手を抜かずされていたんだなと。

そうだ、しょうこ先生とフェイスブックのやりとりで、コロッケをつくったことがありました。

「みんな喜ぶよ」って、おっしゃるから、面倒くさいのに、つい。

 

たくさん。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

光が丘ステップ参加

FLOW. #flow #moriyasaito #monologue #hikarigaokaimahall #ptna #pianostep #free15 #mimeyamamoto #mimewriting #sateinway #fullconcertgrand #japan #tokyo #music


光が丘IMAホールにてステップ
息子と。f:id:mimeyama:20191227210157p:image
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息子は、かなりギリギリな感じでしたが、無理矢理間に合わせてバルトーク

18回目。ギリギリなのも毎回だし
立ち往生しなければいいかと、のんびり
見守りました。

私はフリー15分

ステップは16回目ですが、
サロンみたいな場所も多いので
大きなホールってまだまだ慣れてない。

ホールのスタインウェイの音、初めてちゃんと聴きながら弾いた気がする。鳴らすの難しいなぁ。

場数がまだまだ足りないです。
また出よう。

息子が撮影した私の演奏舞台上のスマホで撮った音と違います。GYRO は、広い空間で弾いたときすごくしっくりきました。#gyro #moriyasaito #monologue #ptna #pianostep #hikarigaoka #mimeyamamoto #steinway #imahall #mimewriting #piano

 

ステップ運営、アドバイザーの皆様
応援してくださった皆様
ありがとうございました。

 

イベント開催で注意すること

個人でライティング指導受講の先生から電話セッションのご感想をいただきました。

 

「昨日はお話し出来て充実しました。

沢山の大切な先生からのアドバイス書き殴っていたので、整理しています。
美芽先生とのお話しは本当にためになります。
今の私にとっての素敵なクリスマスプレゼントになりました。
生徒のピアノ指導も大切ですが、グループレッスンなどの子供たちの集まりで困っている人がいたら率先してお手伝いなど動ける子供に育てる。
それから、輪の中に入れない子供への気配り、放ったらかしにしないで、先生が対策を考えて実行すること、‥まだまだありますが、今一番私の教室に必要な事がその部分でした!」

 

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クリスマス会などのイベントでは、全員への目配りが大切ですね。

私は、セミナーやセミナー後のランチ会でも、初めて来た方が溶け込める雰囲気づくりを大切にしています。

個人指導では必要に応じてそうした話もしています。

ご希望の方はこちらをまずご覧いただき

ご連絡ください。

 

https://mimeyama.jimdo.com/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%80%8B%E4%BA%BA%E6%8C%87%E5%B0%8E/https://mimeyama.jimdo.com/%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25A4%25E3%2583%2586%25E3%2582%25A3%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B0%25E5%2580%258B%25E4%25BA%25BA%25E6%258C%2587%25E5%25B0%258E/

クリスマスソングは自分でアレンジ

楽器店に行くとクリスマスの楽譜が山積みです。でもね、よく考えたら全部アレンジなんですよね。買ってもいいんだけど、もう置き場所もないし…

 素晴らしいプロのアレンジが必要なときは楽譜のお世話になります。でも練習やら譜読みやらする時間もないから、シンプルなメロディと伴奏だけでいい。それなら自分で耳コピして弾きやすく適当にアレンジすればいい、と思いました。

 それができないんだよ、と以前は思っていたのですが、守也さんのこの楽譜の仕事をしたら、伴奏パターンをマスターし、コード進行が基本的なところがわかれば伴奏付けができるんだということがわかりました。

 

 

 

 いや、もちろん理論的にはそんなの知ってましたけど、自分がやる、自分が弾く、、人前でそのアレンジで弾いちゃう、というのと全く結びついていなかったんですよね。だけど、そこが変わってきました。

 ただメロディーを弾いて伴奏パターンだけで聞かせるにはクリアしないと様にならないこともいろいろあります。そこも含めてこのエチュードですごく勉強できたなと、思っています。

 私自身全然まだちゃんと弾けていないので、もっと練習してカッコよく弾けるようになりたい!

行きつけのスーパーで買い出し終えたら入り口にピアノがありました。クリスマスだからかな。思わず弾いてきました。#streetpiano #hashimoto #okstores #mimeyamamoto #mimewriting