音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

ホームセミナー2017 本当の譜読み力をつける

【ホームセミナー2018のご案内】★1月9日(火)のみ募集

山本美芽ホームセミナー2018 本当の譜読み力をつける

~伝説の(!?)ホームセミナーが復活!!~

 楽器店さんや都内でのセミナーを始める前に、自宅でホームセミナーを行っており、毎回すさまじい盛り上がりで本当に楽しく有意義な会でした。その後、表参道などでスタジオを借りてのひきあいセミナーとして発展して続いておりますが、それとはまた別に、自宅でのホームセミナーを復活させようかな?と思い立ちました。

 というのは、譜読みの単行本を仕上げたいんですが、なかなかまとまらず。大量に調べることは調べましたので、それらをみなさんにお話したり意見をもらうことで、たぶん単行本がまとめるのではないかと思いまして。

 スタジオを借りてみてわかったことですが、ホームセミナーはのんびりと落ち着いて考えられて非常に頭に入るのでいいということです。場所も都心じゃないのでご不便をおかけして申し訳ないけれど、それでもわざわざ来たいと思っていただけるような内容にしよう。とは意気込んでおります。

ホームセミナーは隔月、その合間を縫って都内や名古屋のひきあいセミナー、
そしてできるときに教本セミナーライブ配信や、交流会やランチ会、というような形で来年やっていけたらいいかなと思っております。

*********

 2018年1月より、2カ月に1度、執筆中の単行本「本当の譜読み力をつける」についてホームセミナーを行います。
 譜読みについては音楽教育の歴史のなかで長年にわたる試行錯誤が行われてきたにもかかわらず、いまだに問題が山積しており、誰もが必ず読めるようになる指導法が存在しているともいえない状況です。
 今後のピアノ教育と指導法、教本を考えていくにあたって、譜読みの問題はもっとも緊急かつ重大な問題のひとつであることは間違いありません。また、譜読みの力は唱法や音感とも密接にかかわっており、そことの絡みや兼ね合いも理解しておく必要があります。 
 ピアノ教育を中心に、学校、合唱・吹奏楽、社会人、専門家・アマチュア、ジャズ・ポピュラー、民族音楽・日本音楽・現代音楽まで視野に入れ、混沌としている譜読みをめぐる現状と歴史を徹底的に整理することで、今後なにをどうすべきか、明確にしていきます。
 講義だけでなく参加者の経験談も積極的に取り入れながら、和気あいあいとした活気のある学びの場としていきたいと思っています。

<日程>
奇数月の第1・第2・第3火曜日の中で設定します。

1月16日(火)満席にて募集終了

9日(火)残席わずか
 譜読みをめぐる現状 ~本当に必要なのか?
 譜読みの力は学校の音楽授業で
 どの程度身についているのか?
 合唱や吹奏楽の現場ではどの程度、楽譜を読んで
 いるのか? 
 音楽授業で「カナふり」はどの程度行われているのか?

3月 譜読みの歴史

5月 目から入るか・耳から入るか

7月 固定ド・移動ド・絶対音感相対音感と譜読み

9月 ソルフェージュ教本・譜読み教材における具体的方法

11月 本当の譜読み力をつける方法

<場所>
山本の自宅 京王線・横浜戦・相模線 橋本駅より徒歩15分

徒歩5分アリオ橋本に駐車場あり
カーナビは橋本小学校で検索 (徒歩1分)

<定員>8名

時間 10時~12時 
セミナー後、簡単なお昼をご用意します。(たぶんカレー)
2時まで懇親会、解散

<受講料>4000円 当日封筒に入れて持参

*通し受講などはなく、毎回受付とします。

★1月9日(火)のみ募集を受け付けいたします。参加ご希望のかたは、メールにて、ご連絡ください。

https://mimeyama.jimdo.com/お問合せ-mail/

 

古内奈津子先生が書いてくださったホームセミナーのご感想。

::::::::::::

昔から、「あなたは指はよ~く動くけど運動会みたいね」と言われてばかりで、自分でもそれを自覚していただけに演奏にはま~ったく自信がありませんでした。それだけに、このセミナーを知ったときはものすごい勢いで申し込みました。人見知りの私にとっては一番飛び込みたくない“少人数の” “ホーム”セミナーであったにもかかわらず、です(笑) 

 

いったい何をされるのか、取って食われるんじゃなかろうか、やっぱりあなたは聴けてないわね、ということになるんじゃなかろうか…とビクビクしながら行った初回(笑) でも思っていたものとはまったく違いました。

 

美芽先生はその日のテーマ・追究したいこと、参考資料などを準備して待っていてくださるのですが、それに従って一方的に進むわけではありませんでした。参加者にどんどん質問を投げかけて、とにかく自由に考え、答えさせてくださったんですね。普通のセミナーだったら、質問に答えるにも、こんな些細なことは言えない…か…な?とか、こんなこと言ったら笑われるかしら?とか考えちゃいますけど、美芽先生のお人柄でしょうか、なんでも発言あり!という雰囲気で、参加者みんなしゃべるしゃべる!


その発言の中できらっと光る面白いことを、どんなに小さくても美芽先生が絶対に見逃さずに拾うんですよね。そこからが私が毎回密かに楽しみにしている脱線タイム!話が発展して、どんどん面白い方向に。参加者のレアな体験とか、指導の悩みとか解決方法とか…ピアノ弾きはリズム感がいまいち、なんていうのもあったなぁ…(笑) 本当に内容は多岐に渡りました。  

 

もちろんいつも脱線しているわけではなく、大切なことは押さえているわけです。私にとっていちばん収穫だったのは「わかれば、聴ける」ということ。そうか、私が昔「聴け」なかったのは、知識がなさすぎたからなんだ、と気づきました。たしかに、指導を始めて、自分がレッスンに通って、いろんな知識を得てからは、少しずつですがピアノは上達したと思っています。  

 

 それから、このセミナーでは参加者の皆さんの前で弾くことが多いです。とにかく音を出してみよう!というのが先生の方針。最初はドキドキしましたけれど、今では、じゃぁ私から…なんてことも出来るようになりました。なぜなら、その演奏をすることの目的がはっきりしているから…かな?こんなことに注意して弾いてみたらどう変わるのかやってみましょうよ、こういうことを考えながら二人で片手ずつ弾いてみたらどんなことが変わるかしら?・・・・そういうテーマの元に弾きますので、上手いとか下手とかそういう次元ではないんです。自分の演奏が変わるのがわかる、そして参加者の皆さんに承認してもらえる…いくつになっても褒めてもらえるというのは嬉しいものです♪  

我が家から美芽先生のお宅、遠いんです。車で順調なら1時間ほど。それでも毎度通いたくなってしまうのはやっぱり面白いから、ですね。いろいろ理屈を並べましたけど、まとめるなら一言、 面白い! そういうことです。[ ]

茨城ひたちなか関山楽器さま教本セミナー

茨城、ひたちなか関山楽器さまで教本セミナーでした。
素晴らしい音の「ブリッグスホール」にて。
みなさまありがとうございました!

 

 f:id:mimeyama:20171121172023j:image
ペースメソッドやってる先生がいらっしゃってビックリです。
ライティング個人指導をさせていただいていた小室典子先生にもやっと会えました。

 

ひたちなかは水戸よりも先、勝田駅
うちは関東の西にあるので、
勝田までは3時間。
所要時間にしたら、新大阪とだいたい同じです。
4時半にスッキリ起きられてホッとしました。
洗濯物を干していたら真っ暗で、星がきれい。
オリオン座も冬の大三角形?も見えました。

5時半過ぎに家を出ると、今度は朝焼けがきれい!

6時11分発、
京王線の新型車両が来ました!
ロマンスカーみたいになるシートを通勤用に90度変えた状態できました。
7人がけシートが6人になってます。

乗りたかったのです。やった!f:id:mimeyama:20171121171852j:image

茨城ひたちなか関山楽器さま教本セミナー

茨城、ひたちなか関山楽器さまで教本セミナーでした。
素晴らしい音の「ブリッグスホール」にて。
みなさまありがとうございました!

 

 f:id:mimeyama:20171121172023j:image
ペースメソッドやってる先生がいらっしゃってビックリです。
ライティング個人指導をさせていただいていた小室典子先生にもやっと会えました。

 

ひたちなかは水戸よりも先、勝田駅
うちは関東の西にあるので、
勝田までは3時間。
所要時間にしたら、新大阪とだいたい同じです。
4時半にスッキリ起きられてホッとしました。
洗濯物を干していたら真っ暗で、星がきれい。
オリオン座も冬の大三角形?も見えました。

5時半過ぎに家を出ると、今度は朝焼けがきれい!

6時11分発、
京王線の新型車両が来ました!
ロマンスカーみたいになるシートを通勤用に90度変えた状態できました。
7人がけシートが6人になってます。

乗りたかったのです。やった!f:id:mimeyama:20171121171852j:image

補講で最後に掴めたもの

ステージ前々日に室内楽補講、弦の先生お二人に、30分みっちり稽古していただきました。モーツァルトの3楽章。大事なものがやっとつかめた気がしました。テンポが揺れてしまう箇所。歌えてない場所。もたつく場所。不揃いな場所。


そして夜、小曽根さんが、別の曲だけどモーツァルトの3楽章をテレビで弾いていて。

以前にもテレビで観たのだけど、
そのときにはわからなかったことが
ビンビンわかる‼︎
今日やったあの感じがいっぱい‼︎
小曽根さんが言っていたこと、
森田先生、篠崎先生、多喜先生が言っていたことが、
音として少しわかりました。

何年も探し続けて、スタートラインが見つかった感じです。

狛江ステップ 室内楽クラス6年目の修了演奏

狛江ステップでモーツァルトのディベルティメントの3楽章メヌエットをチェロの篠崎先生、ヴァイオリンの森田先生に合わせていただき演奏しました。

すでに6年目。最初はステージで、バイオリンやチェロ、自分の音も全然聞こえなかったんです。頭グルグル。

今日は落ち着いて弾けました。ミスはありましたが、弾きながら3人分の音がよく聞こえたので、自分としては良かった。

最前線のプロ奏者お二人と、メロディをハモったり、伴奏したり息を合わせたり、恐れ多くも私がソロをとる場所も。慣れてきてはいますが、発音や生き生きとした拍子感やフレーズの作り方など、聴いているだけでよいものがどんどん吸収できる感覚がたまりません。

アドバイザーの先生には、
メヌエット感がない」という趣旨のアドバイスをいただき、そこまで考えていなかったと苦笑。ようやくそういうことが課題になったことが、素直に嬉しいです。

多喜靖美先生がつくってくださった学びの場に感謝。

実は、自分が室内楽で立派な演奏ができるようになることは、一番の目標にはしていません。

これから子どもたちがどうしていくべきか、よりよい判断ができる耳を持てることが目標です。f:id:mimeyama:20171120150505j:image

広島と大阪の泉南で教本セミナー

広島のカワイさんと、島村楽器 泉南店さまにて教本セミナーでした。今回は見比べ編です。
ポジション移動は、やっぱり難しい。みなさん悩んでます。お役に立てたら幸いです。

 

 

カワイ広島    シゲルカワイを弾かせていただきました!

f:id:mimeyama:20171116185353j:image

 ランチ会にもお集まりいただきました!

f:id:mimeyama:20171116185532j:image

 

 

 

 島村楽器イオンモール泉南

 

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f:id:mimeyama:20171116185653j:image

 

泉南店の かんばやし さま、セミナーレポートをありがとうございました‼︎

http://sennan.shimablo.com/entry/2017/11/18/212334

 

 

 

ピアノ教本ガイドブック 生徒を生かすレッスンのために

ピアノ教本ガイドブック 生徒を生かすレッスンのために

 

 

 

仲間外れをつくらないランチ会トークの留意点

仕事柄、読み手の心理は常に考えています。そのせいか、グループでのおしゃべりの際には、それぞれの気持ちを想像しながら、話題をどう持っていくか心がけています。

なるべく共通の話題で話す、というのが理想です。でも、これが案外むずかしい。たとえば4人いて、なんとなく2人で「そういえば」と共通の話題になる。そこでもうひとりものってくる。残りのひとりは聞き役をしているけれど、実はぜんぜん接点がなくついていけない話題だけど、そのことを自分から言い出しづらい。そして3人だけで話は盛り上がり、残りのひとりは仲間外れ状態。みたいに、割合に簡単になりやすいのです。そして、何が起こっていたのか、仲間外れにした側は、気づいていない。
私もきっと気づかずに何度もやってしまっていると思うのですけれどね。
 
私が主宰するライティング研究会でセミナーに来てくださる先生方は、セミナーのあとランチ会に参加してくださる方が多く、場慣れしているのと、顔見知りメンバーが多いので、誰が新しく来たのかわかりやすく「〇〇先生と〇〇先生は初めましてでしたっけ?」など、気遣いもしやすいのです。でも、慣れていない場所や、知らない人同士だと、あ~この人、いま話題に入ってない? と思うことがあり、私のほうで話題を誘導したりします。なかなか慣れないと難しいものです。でもこういうスキルを身につけておくと、グループレッスンのときや、保護者会とかにもきっと役立つはずです。
基本は、相手から話題について反応が返ってこないときに、しゃべり続けず、しっかりと質問をしていく。すると、こうしたグループトークで誰かを仲間外れにしないための予防になります。
 
 
ピアノの先生方に、ライティング個人指導を行っています。
詳細はこちら。http://mimeyama.jimdo.com/home/