8月25日、カワイ横浜にてピアノ教本シンポジウムを行いました。
ピアノ教本を研究し、現場の先生方に実際の組み合わせを取材しながら、
「具体的な組み合わせや、進め方について、ベテランの先生に語っていただきながら、私が具体的に〜とか、たとえば〜と質問しながらお話してもらいたい、と思っていました。
今回、パネリストとして、売れ筋教本の組み合わせや使いこなし、分析を得意とする古内奈津子先生、
藤井一興先生の弟子で演奏活動をしながら、柔軟なスタイルで今どきの子どもたちをヨーロッパ伝統のスタイルに導く三輪昌代先生、
おふたりにご登壇いただきました。
まずは、私から、教本選びの基本について。
どんな生徒を育てたいのか?古内先生
具体的な教本の組み合わせ、
次の本へ進むときの見極め。
さらには、モチベーションや夢をまず与えてから、根気のいる練習に入るという順番など。
三輪先生の生徒さんたちが毎年行う、レパートリーコンサートのプログラム。
レッスンでの教本を使ったアンサンブルの様子も再現。
ディスカッションの時間にはご参加の先生方から質問が次々に飛んできました。
楽譜の売れ行きがものすごく、1万円近く買ってくださった先生も多数!!!
大好評につき、年内に第2弾の開催を予定しております。次回は具体的な生徒さんの例をお話ししていただきたいと思っています。
生徒の観察と、教材研究。これが教本選びのポイントなんですね。