音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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バルトークはキモカワイイ

【平成生まれのセンスは昭和と違う!】
昨日セミナー後のランチ会で、
かなり普通のそれほど練習してこない5年生にバルトークを聞かせたら気に入って、ものすごく練習してきた話がでました。

昭和世代の常識では、バルトークは難しい近現代の曲。
ところがそうした先入観がないと
キモカワイイ」と、面白がる生徒さんがいるとか。全員じゃないですが。

指づかいがやりにくい‼︎ とピアノの先生たちが口を揃えた三善メソード。しかし、昨日受講の押見雅子先生がチェルニーを2小節で投げ出した中高生に三善メソードの練習曲を与えたら、面白がって弾いてるというのです。

三善メソードは、ピアノの先生たちも良さは認めるけれど、なかなか手を出しかねるハイソな本、、、と思うのは、昭和的な先入観だったのかもしれません。

 

 

10月31日奈良 「はじめてのミクロコスモス

http://mimeyama004.hatenablog.com/entry/2016/09/20/232025

第3回 21世紀へのチェルニー 名古屋

名古屋での21世紀のチェルニー 第3回セミナー終了後しました!「初歩者のためのレクリエーション」、音友と全音ふたつの楽譜の見比べながらのひきあいが衝撃的だったようで、盛り上がりました‼︎‼︎

 

 

 

橋本恵美子先生 ご感想

 

「私の頃はバイエルを終了後当たり前のようにチェルニー100番に進みましたが、ベルリーニの歌劇、モーツァルトのワルツ、スコットランド、イタリアの歌、ヒンメルのドイツの歌、等々楽しい小品が入った、この『初歩者のためのレクリエーション』なら、飽きることなく、嫌にならずに楽しみながらステップアップできるのではないか、と考えます」

 

十塚みのり先生

「今回、弾き合い会で、興味深かったのは、出版社により、アーティキュレーションが全く異なる曲もあったことです。私は音友社でしたが、全音と比べて驚きの連続でした。私は細かく指示されている方がわかりやすいかなとも思いますが、自分で考えることも大切なので、両方弾いて研究するのも楽しそうでした。

   早速、月に2回の中学生の生徒さんに、見せたら、「やってみる!」という話になりました。部活で忙しくても、この曲集なら、いろんな曲があり、小曲だから、気楽に取り組めそうです。教えていただきありがとうございました」

 

ランチ会では、合唱伴奏をめぐる悲喜こもごもトーク。

楽しさ重視でいくと、伴奏になって苦労が待っているのも事実です。そこでなにを入れていくか⁉︎ 腕の見せ所です。

 

安藤敦子先生

「ランチでは、『楽しいだけでは、合唱伴奏できるレベルまで到達できない』という話がでました。

なんとなくピアノ教室に通って、ドリルの宿題をやってこなかったり、ピアノの練習もやったりやらなかったりでは、合唱伴奏はムリかな〜
お子さんが『伴奏したい!』と思って楽譜を学校でもらったときに、

あ、ムリだ〜

とならないよう、ご家庭での練習環境作りは大切ですね」

 

 


参加のみなさま、ありがとうございました‼︎

 

21世紀ヘのチェルニー 訓練と楽しさと 山本美芽/著

21世紀ヘのチェルニー 訓練と楽しさと 山本美芽/著

 

 

名古屋チェルニーセミナー、 次回はたぶん来年になりますが、チェルニー30番のひきあいをします!この連弾曲を使います。

 

 

 

 

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