音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

「左手のための伴奏形エチュード」パンダうさぎコアラ

ムジカノーヴァて斎藤守也さんに連載いただいている「左手のための伴奏形エチュード」、12月号は「パンダうさぎコアラ」をアレンジしたシャッフルの伴奏形です。

 

初めて自筆譜を見せていただいたときに、

パンダうさぎコアラ、という文字に

驚きました。

ステージで演奏しているとひたすら格好いいのに、さすが現役のお父さんです。こんな可愛い子どもの曲でアレンジ書いてくださるなんて!

 

私は、打ち合わせで演奏してくださったのを聴かせていただいたのですが、

エチュードとか抜きに、とにかく派手で楽しい!!!

ストリートで弾いたら人が集まりそうな感じです。

 

でもそこでみんなを盛り上げるには、左手でどれだけリズムの流れを作れるか。そこで練習が生きてきます。

両手で弾くのが大変な場合は、左手だけを宿題にして、レッスンで先生が右手を弾いて合わせる、そんな使い方をしてもいいですね。

 

ムジカノーヴァ 2018年12月号

ムジカノーヴァ 2018年12月号

 

 

ぜひご覧ください。

 

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海老名ステップの講評

昨日の海老名ステップの講評がきました。

暖かく励ましてくださるのも嬉しかったし、

息をのんだのはコンサートピアニストのアドバイザーからの超具体的な改善ポイント。

まるでレッスンをしてもらったみたいで
感動しました!

ここを今日からやればいいのね!!!

多喜先生にも言われてきたこと、たくさん入ってます。せっかくレッスン受けてアドバイスもらっていてもそれを活かしきれてない点、改めて反省。

今いる場所と、見るべき方向が、はっきりわかりました。

 

しかし

美しい音色と、こんなに書いてもらったことない、、、汗f:id:mimeyama:20181126015244j:imagef:id:mimeyama:20181126015249j:imagef:id:mimeyama:20181126015255j:image

絶対に、「フォトアルバム」を弾いたからと思いました。音色を聴かせる曲なんだなと。

 

「フォトアルバム」の前半には、弾き始めたらホールの空気を変える力があるんだと思います。

 

今回かすかにざわざわしてたのがスーッと静かになる感じがわかり「わ、聴いてくれてる」と思いました。

 

今シーズン、何回、今回弾いた斎藤守也さんのフォトアルバム、ご本人の演奏をきいたかな、、10回はいってないかもしれないけど5回は軽く超えてます。ライブ定番曲なので。毎回ピアノも違うし感触も違うけど、とにかく音色にやられた感でノックアウトされていました。


家に帰って弾いてみる。
違いすぎて嫌になる。
でも思い出しながら少しずつ弾いてみる。

その繰り返し。


次回から左手を守也さんがどう弾いてるか、もっと聴いてみよう。f:id:mimeyama:20181126013559j:image

結局、弾いてみると、何を聴いているか、全部バレるんですね。

海老名ステップ

海老名ステップで斎藤守也作品、弾いてきました。
とりあえず
素晴らしいホールとスタインウェイDの力を借りて
わりとちゃんと弾けたと思います。

Moriya Saito “Photo Album” “OROSHI” - YouTube

朝一番、生徒ちゃん二人のデビューもうまくいって
また出たいと。
良かった。

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前の日は頭がぐるぐるしてました。

 

この前見た大西順子さんアーティスト写真のまねっこをして
黒ジャケットにシャツに革パンをはいていこうと思ったけど、と思いついたのが直前。その服で練習できていない。ぶっつけ本番。

生徒ちゃんのデビュー2人サポートと同じ部で弾くから
靴はペタンコもはいていって自分の出番になったらヒールにはきかえる予定。慌ただしい。

自分が弾く曲の暗譜が微妙なので楽譜見て弾かないと。めくれないところにコピーを貼って。
譜面台のセッティングも忘れないようにリクエストしなくちゃ。

コメント用紙も書かなきゃ、

ああ、なんか

頭がグルグルしてきた・・・。

テンポ落ち着いて弾くんだった・・・

気持ちを込めて。

考えることが多すぎて。

浜コンで見た牛田君のように、ステージに出た瞬間からパーッと笑顔でホールを明るい空気にできたらいいな。

 

当日の朝。

夫が車で送ってくれるというので、ドタバタしてたけど、家で5分だけリハーサル。

指が回ってない、、

 

海老名文化会館小ホール、立派です。ピアノもスタインウェイのフルコン。

プログラムを見たら、朝一なのに後半シューマン交響的練習曲にスクリャービンソナタ? といった曲が並んでいます。なんかとんでもないところに混ざってしまった。汗

のけぞりました。

生徒ちゃん二人は落ち着いて、きれいに弾けました。子どもってすごいなぁ、、、

私もだいぶステージ慣れしてきたし、一応落ち着いて弾きました。テンポは良かったかな。

ホールの音がとにかくきれいで、

弾いていて気持ちが良かったです。

斎藤守也さんの曲は、ホールで弾くと、

いっそう映えるし、自分の音を聴きたくなる。

 

講評は郵送にしちゃったんですが

ピアニストの宮谷理香先生がアドバイザーで、

そんな方に聴いていただくなんて

恐れ多いなぁ、、

最近ほんと、恐れ多いことが多くて

頭がぐるぐるします。

 

弾けば弾くほどピアノって楽しいのですよね。

これだけやってまだまだ発見ばかり。

 

来月は光が丘ステップで弾きます。

頑張る。

といってもね。

しょせん私はライターなんで

 

別に演奏がうまくできればうれしいけど

そのためにやってるわけじゃない。

 

本気で演奏に取り組んでステージに出て表現する。

暗譜ができない、思うようにテンポが決まらない、音色が違う、

落ち着いて弾けない、

そうした葛藤を自分が経験する、

さらに、自分は何が弾きたいのか、どう弾きたいのか

どういう演奏にピンとくるのか、何が興味ないのか

そこまで突き詰めて考えて音を毎日出す、

そういう作業の中で聴こえてくるものもどんどん深く変化していく。

すると考えることも、弾いてないとき、ステージに出ていないときとは

まったく次元が変わってくる。

アーティストと対話する内容もまったく深みが変わってくる。

実はただそれだけのために演奏をしているんです。

でも本気にならないと演奏ってエネルギーがいるからできないんだけど。

あくまで役者さんの役作りみたいなものですね。

あくまで最終目的は、書くためにやってます。

 弾くことが自分をどう変えていくのか、体当たり取材といってもいい。

だから動画も全部あげて、いつごろどの程度弾けたのか

ぜんぶ読者には見てもらうつもりです。

いつどの程度弾けて、どう演奏が変わっていくのか

やっぱり変わらない部分はどこなのか

全部さらけだしていきたいと思っています。

できてない部分を思いっきり含めて、よかったらご覧ください。

譜読みホームセミナー第6回

本当の譜読み力をつける ホームセミナー
第6回「譜読みの壁を乗り越える」

今日もマニアックに炸裂トーク、、大丈夫かしら、
と思いましたが
「来て良かった!!!」とのお言葉いただきました。ほっ。
12月にこの内容でライブ配信もやります。

来年は「譜読みのシークエンス」で1月15.17日から開始予定です。

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ご感想  

前川久乃先生

「美芽先生、今日はありがとうございました。
色々なお話しを短い時間にたっぷり聞かせていただき、連弾もとても楽しかったです❣️
またの機会を楽しみにしています。
ぜひ、弾きあいセミナーにも参加したいです」

 

岡澤みさ先生

「美芽先生ありがとうございました。
ホームセミナーではその場で質問できることもありがたいです」

 

石郷岡節子先生

ライブ配信セミナーは受講してきたし、過去の無料動画配信は全部制覇していた私。あとは、ホームセミナーにぜったいいかなきゃと頑張りました。じかにお話を聞くのがやはり一番です。動画は全部映しているようで、先生の表情や 間の感じはわかりません。

あと、楽譜が読めるのに動きがついていかない生徒さんについて、新しいアドヴァイスをありがとうございます。今までこの子については、本当にいろんな方のご意見を試したのですが、すべてうまくいかず・・。

美芽先生も「これでうまくいくかはわからないけど」と3回繰り返されました。でも、現状のままなら100%できないわけです。試してみます」