音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

仙台で研究者になった友人と再会、

仙台に前日入りして、東北大学で研究をしている大学時代の友人.為川雄ニ先生と20年ぶりに再会しました。障害児教育、なかでも言語障害児の支援がご専門です。f:id:mimeyama:20170624212136j:image

大学時代には大学生協の活動をしていて、他の学科の人と一緒にイベントしたり合宿したり卒業アルバム作ったり、ディープに過ごしまして、為川くんはそのときの同期です。

私も為川くんも大学院に進みました私は学校現場に出て、為川くんは東大の博士課程へ。そして東北大で博士号とって、いまは東北大で助教として勤務しています。

 

言語障害のお子さんには、ピアノの先生をしていると会うことがあります。耳が聞こえているかどうかが大事なんだそうです。いわゆる療育は何歳から始めたらいいのか、などの話も伺えました。

 

プロフィールを拝見すると、業績、すごい‼︎

https://www.ei.tohoku.ac.jp/tamechan/profile.html

とっても良い刺激をいただきました。

 

仙台教本セミナー

カワイ仙台教本セミナー終了しました!

しゃべりに集中しすぎて写真を撮るの忘れました。ランチ会の写真。

カワイ仙台の店長さま、さらに店長さんより偉い上司のかた、楽譜売り場のかた、営業マンなど、お店のかたがたくさんランチ会に来て下さってびっくりです。f:id:mimeyama:20170623174015j:image

アンケートを見ると、宮城各地から先生方が集まって下さっていました。ものすごく熱心で温かく迎えていただき感激です。

 

💫仙石桂先生によるレポート こちらです

 

http://www.piano.or.jp/seminar/news/2017/07/06_23234.html

ピアノが弾けるだけ、では足りない

私は小学校でピアノが弾ける音楽専科より、ピアノが苦手だけど子どもに人気がある担任のほうが、いい授業をしているケースをたくさん見ています。

 

ピアノのレッスンでも、幼児のうちは、先生はピアノがうまい方がいいけど、指導力がなくては話になりません。

 

「どんな教育を受けた先生が教えているのか」だけでなく、子どもをどれだけ生き生きと成長させている先生なのか。こちらも同じくらい重要だと思います。

 

 

7月7日池袋 教本セミナー

池袋の駅から1分「オクターブハウス」さんにて、教本セミナーをご依頼いただきました。東京では、日の出町、小金井などではお話しましたが、23区内ではご依頼による初の教本セミナーのような気がします。

2017年7月7日(金)10:00~12:00
もっと知りたい!ピアノ教本  ~ 歴史と特徴
オクターヴハウス内 イベントスタジオ

お申し込み オクターヴハウス
TEL:03-3982-8711

「ピアノ教本ガイドブック」で扱っている主要な教本について歴史と特徴をピアノで弾きながらお話する、まず最初に聞いてほしいセミナーです。お待ちしております。

2歳、3歳のレッスンは、無駄なのか

芸人の小籔さんが、リトミックをしている2歳の娘さんの姿を見た奥さまの感想として「音楽鳴って娘がわーって、ぽんぽん叩いているだけ」、

 ご自分の感想として「『はい、ありがとうございました』って月謝払うとき、あんなもん、金をドブに捨ててるだけや!って」と発言されたそうです。

 

リトミックを一生懸命学び教えている先生には腹立たしい発言でしょうが、そもそも4歳以下だと、たいていは習い事をして、それなりにきちんと先生の話を聞いて練習して、というのは難しいです。

 

遊んでいたり、ぐずって寝転んでいたりしている2.3歳児は、話も音楽も案外よく聴いていて、ちゃんと覚えていたりするもの。

 

指導さえよければ、遊んでいるように見えても1年、2年と通ううちに、目に見えるような反応や変化もでてくるはずです。

 

2.3歳は、耳が非常に発達する時期。

耳に刺激を与えるには最適です。

 

でも、1回習ってその場で何か覚えて、上手に何かやるのは、2.3歳はなかなか難しいです。

 

すぐ目に見える成果をレッスンに求めるならば、4歳か5歳ぐらいから始めた方が良いでしょうね。

 

でも、耳づくりの理想から言えば、5歳よりは、2.3歳ぐらいからの方が良い気がします。

 

お兄ちゃんお姉ちゃんがいてにぎやかで、お母さんも音楽大好きで、音楽が家に溢れているなら耳も育ちますから、5歳からでも充分と思いますが。

 

 

ブルクミュラーへの移行 渋谷スタジオカサモト

f:id:mimeyama:20170615203254j:imagef:id:mimeyama:20170615203255j:imagef:id:mimeyama:20170615203258j:image渋谷スタジオカサモトにて、ブルクミュラーへの移行についてお話ししました。バイエル下はやっぱり使える。そして、平成系教本に補うとよい必殺アイテムもご紹介しました。

 

「練習している曲の調のスケールを弾かせる」(橋本真規子先生)

 

「バスティン2が終わったらブルクミュラーに移行している。バスティン2には、16分音符が出てこないが、バーナム1巻を2年かけてみっちりやるので大丈夫。左手の伴奏音型もバスティン2は出てこないが、和音をカデンツで弾くのはたくさんやっているので、手をどこに置くかは分かっていて、あとはその場で動かすだけだから、案外大丈夫」との貴重な意見もいただきました。

 

原稿が進むコツ

原稿書きというのは、時間をかけても案外進まないことがあって、今日いったい何をやったんだっけと考えると結構ブルーになることが昔よくありました。

 

最近は、どれだけ進んだかは、いちおうチェックするけど、あまり気にしないようにしています。それよりも、没頭できたか、書こうとしている話に入り込めたかどうかが重要と考える。

 

このほうが精神的にもいいし、原稿も進んでいる気がします。結果でなくいまやっていることに集中するってことですね。