音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

10月1日ヤマハ横浜セミナー課題

「聴く力を伸ばすためのアンサンブル講座」、第2回がヤマハミュージックリテイリングにおいて、10月1日(水)に行われます。私が講師です。

 今回のテーマは「聴くことは、歌うこと」。頭の中で音を鳴らす力を「内的聴覚」といいます。歌うように演奏するために欠かせない力です。


自分の音、聴いてる?: 発想を変えるピアノ・レッスン

自分の音、聴いてる?: 発想を変えるピアノ・レッスン

 「自分の音、聴いてる?」の第3章から、シャレですが、勉強のための穴埋め問題もお持ちしますので、来るときの電車の中などで、第3章を予習してきていただけると良いかも。

 後半40分ほど、アンサンブルワークショップの時間をとります。今回の曲はバッハインヴェンションの2番です。なぜ2番なの? それは、厳格なカノンになっていて、右手も左手も同じ動きだから。

 鍵盤ハーモニカをお持ちの方はぜひご持参ください。鍵盤ハーモニカでバッハをアンサンブルしてみます。

 当日楽器店でも買えますが、事前に用意して練習してきてくださるのでもいいですよ。

 私が持っている鍵盤ハーモニカは37鍵のこれです。

SUZUKI 鍵盤ハーモニカ メロディオン アルト M-37C

SUZUKI 鍵盤ハーモニカ メロディオン アルト M-37C

 プロが使っているような高級バージョンは、ハモンド社のこのへあたりのラインですね。

 鍵盤ハーモニカは、音の三要素の変化の具合がピアノとはかなり違います。ピアノで弾いている曲を鍵盤ハーモニカで片手で弾くだけでも、勉強になります。お勧めです。

お申し込み・詳細はこちら。http://www.piano.or.jp/seminar/list/s_info/2011823

以前にセミナーで鍵盤ハーモニカを使ってバッハをアンサンブルしてみたときの動画はこちら。

あくまで、実際にやってみることで参加者の聞こえ方が変わることを主眼とした演奏なので、うまく演奏することを目的にしていないのがポイントです。その様子を記録したものということで。

ピアノと鍵盤ハーモニカ

ピアノ4人とアルトサックス